干尽物語 東南の方角 | 干尽物語

干尽物語

干尽出身の犬12匹との家族模様と、子犬保護と里親さん捜し奮闘記。    某サイトでブログ公開していましたが、そのサイトが消滅><
                 過去ブログを、2006年4月から、ボチボチ、貼り付けています。

 
ママ、
 
仕事に、行ってくるね。
 
お留守番、よろしく!
 
任せといて!
 
行ってらっしゃい!(ソラン♡チャチャ)

 

 
 
仕事中、
 
先週の火曜日が、
 
順序よく、
 
戻ってくる。
 

 

 
子ションは、
 
顔を、
 
あげることが出来なくなった。
 
これが、
 
最後のドライブ、
 
最後の干尽になるだろう、、

 

 

 

 
 
干尽の空気、
 
土の感触、
 
子ションは、微笑んだ。
 
 
 

 

 
前畑岸壁。
 
潮騒、潮の香り。
 
 
 
 
 
 
家族全員で、
 
エレベーターに乗ろう!
 
そう、決めていた。
 
子ション、
 
生きて、
 
最後のエレベーター。
 

 

 

 
子ション、
 
ママが帰ってくるまで、
 
生きとかんばよ、
 
生きてて、お願い、
 
身を切られる思いで、
 
仕事に向かう。
 
 

 

 
願いごとは、
 
東南の方角。
 
仕事中、
 
何度も何度も、
 
「子ションが、
 
 帰るまで、生きてますように」
 
願った、願った、
 
 
祈った、祈った、
 
 
 
 
ブラッキー保護のときも、
 
東南の空に、お願い。
 
 
 
1月31日、夜。
 
ブラッキー保護達成!
 
 
 
その1ヶ月後、、
 
ブラッキーの避妊手術が、
 
間に合いますように。
 
東南の方角に、
 
手を合わせる。
 
 
 
4月30日、
 
仕事帰り道、
 
東南の方角に、
 
手を合わせていた、その時!
 
「猫の会」、
 
こはる日和さんから、メール。
 
「ニューソックス、
 
 捕獲しましたよ♪」
 
その早業、神業に、驚嘆!
 
 
子ションが、生きてますように、、
 
この日、
 
最も、
 
心を振り絞って、
 
祈った、願った。
 
 
 
仕事の往復、
 
通り過ぎる、お墓。
 
次男、両親、ご先祖様、、
 
ハンドルを握りながら、
 
涙して、必死にお願い。
 
子ションが、
 
生きて、
 
わたしの帰りを、
 
待ってくれますように、、
 
 
 

 

 

願いが叶う。
 
子ションは、
 
生きて、
 
ママの帰りを待っているくれる。
 
ありがとう!
 
ありがとう!