昭和54年、父の初盆。
母、働き盛り、54歳。
私は、24歳。 東京在住。
遅まきながら、
父の死を機に、
父母と同じ道に進もうと、
決意した夏だった。
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その夏の決意は、
長男が、お腹に宿り、
潔く、さようなら
父の精霊船。
父を乗せ、
これから、西方浄土に、送り出す。
実家から、集船場までは、
一時間ちょい。
小休止。
精霊流し。
爆竹を鳴らしながら、進んでいく。
いつも、
私に優しかった
W先生、母、O先生。。
誰も、いなくなった。
![img](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fart33.photozou.jp%2Fpub%2F834%2F126834%2Fphoto%2F239860199_624.v1471273580.jpg)
平成2年。 母の初盆。
享年 64歳。
早すぎる、別れだった。
親戚、知人、
実家に大集合。
再婚相手も、精霊流しに参加。
さだまさしの精霊流し、口ずさむ。
切なさが、ほとばしる。
(左) 長男 当時9歳。
大大好きな、バァバを、お見送り。
i今も昔も、
爆竹の音は、
狂おしいほど、切なくて、物悲しい。