1989年7月27日。
猛暑だった
ベッドの中、
足下が
濡れた感触で、眼が覚めた。
何かが、ゴソゴソ、
蠢いている@@
そこには、
生まれたての子犬が5匹
「J」が、
寝ている私の足下で出産していた
Jと子犬達を、
近所のノン宅へ移動。
ノン宅の1階6畳居間を、
Jの子育ての場所にすることにした。
Jが、
勝手に外出しないよう、
閉めきっていた。
エアコンはなく、扇風機のみ。
Jの散歩は、
朝・夕、1日2回。
画像→「J」に甘える、
生後3ヶ月、
手前「カズモ」後方「タズモ」
ある日、
ノン母子と数時間、外出して戻ると、
子犬達がグッタリしている
あまりの暑さで、
Jが授乳を投げ出していた。
慌てて、
ほ乳瓶を買い求め、ミルクを子犬達に飲ませた。
時すでに遅し..
命を繋げたのは、
「タズモ」と「カズモ」の2匹だった。
○ 暑さか、体調不良で、
母犬が
子育てを放棄したかもしれませんよ。
先日、
獣医師さんに
「銀」の件で問い合わせた時、
そんな説明を受けた。
あの真夏日
「J」の子育て放棄が、
一瞬、心に浮かぶ。
でも、
Jが、
子育てをした居間と違い、
洞窟は、ひんやり涼しい。
それに、
銀は、自由に外出できる。
Jみたいにストレスは、たまらないはずだが・・
1999年 4月7日
奥の細道にて。
手前から
、バンビ・J・タズモ・カズモ
タズモと
カズモは、
すっかり、中年になっている