※完全にラストのネタバレしてますのでご注意ください※
今回読みましたのは辻村深月さん作の『冷たい校舎の時は止まる』(上)(下)です!
読後の一番の感想は「はああああ!これはすごい!」ですかね・・・(笑)
終始明るくなる気配を見せないまま結局終わってしまいますが、その空気感で最後はなぜかスッキリしていて、読んだこっちも「ああ、よかった」となりました。
ひとりの生徒の自殺が思い出せない。しかもクラスメートで自分たちと近しい人だったかもしれない。そんな展開実際起こったらパニックになりますね。
だって誰が死んでしまったのか、なぜなのか、自分たちはどうして時の止まった校舎に閉じ込められているのか・・・etc.がわからない状況。
でもそんななかで誰かに集められたクラス委員のみんなの暗い過去や悩みが見えてくるんですね。
普段は明るいあの人も、頭のいいあの人も、いつもしっかりしているあのひとだって。
この小説のテーマまではゆかずとも、一貫していたのはこういうところじゃないかな、と思います。
人は誰しも悩みや過去を抱えていて、いつどんなふうなキッカケで死んでしまうかなんて他人にはわかりづらい。
これほんとに心にグサっときました・・・
途中で清水さんが自分たちが誰もいない校舎に閉じ込められた理由を考えて話していました。
誰かの精神世界に閉じ込められて、誰かが残ってその人の心の内側から閉じなければ出ることができない。
実際にそういう事件があるのかな、と思ったのですがないようですね。
登場人物のみんなすごく冷静ですよね。もし私がこの中の一人だったらって想像するとおそらくパニックになってます。
騒いだって仕方ないとはいえ、そうせずにはいられないですからね・・・
特に菅原あたりは騒ぐんじゃないのかな、と思ってたのですが苛々しつつも意外と冷静に対処しようとしていましたね。
このあたりから少しずつ私の想像と菅原のイメージがずれて大変でした。笑
色素薄い髪で片耳ピアスで仲間思いで教師志望ってなんだよ・・・ってなってました。
あとで過去編見たときなるほど納得しましたが。
なんだか凍りのくじらを読んだ時もおもったのですが、辻村さんは何かを隠すのがうまいですね!笑
最初から出てるのにその人は実は自分と一緒にはいなかった人…っていうのかな?なんかそういう感じの少し・不思議な気分にさせられます。
冷たい校舎に戻りますが、真相がわかり、無事に外へ出て、皆が大学生になったときの清水さんと鷹野の会話から一瞬精神世界のカギを閉めたのは榊だと思ってしまいました!(´;ω;`)
でもそれだとおかしいですもんね。完全にみんなとちゃんと会って学校でもしっかり働いてましたし。
鷹野が榊に会いに行く途中でで見た春子が出てきたときにやっとわかりました…(遅い)
でもそのとき深月の暗くない未来が予感させられてなんだかホッとしました。
ちゃんと春子とのことに折り合いをつけて、自分のことも攻め続けることをやめることがやっとできたんだな、と。
なんだかほんとにまとまりのない文章ですが、これが感想です^^;
こういうしっかり未来を暗示させてる系の話めっちゃ好きです。
前回書いた途方もなくBADエンドしか見えないものもいいですが、やっぱり完全とはいかなくても幸せになれるかもっていう暗示は大事ですよ。
ネタバレ注意です
やっとこさの一冊目です。
実際は3冊くらい読んでしまったのですが、書くのを放棄してしまいました。(笑)
その中で一番衝撃の強かった秋吉理香子さんの暗黒女子についての感想を書こうと思います。
こちらの本は嫌な気分にさせるミステリーことイヤミスだそうです。
それだけあってラストは展開に唖然とするとともに少しだけ「ウェっ」となってしまいました(;´・ω・)
女子高のマドンナ的存在白石いつみが会長である文学サークル。
会長が選んだ人しか入会できないといわれており、そこに入ることは学園みんなのあこがれである。
そこに集まっているのはいつみの親友で副会長を務める澄川小百合、同じ3年生の理系女子の古賀園子、現役高校生作家である高岡志夜、料理特にお菓子作りが得意で大好きな小南あかね、留学生のディアナ・デチェヴァ、奨学生である二谷美礼。
文学サロンと呼ばれる学園の最高の場所で読書をしたり感想をかわしあったり・・・
そんな中で起こった会長・白石いつみの謎の死。
その混乱が収まらない中で開催される文学サークルの定例会である闇鍋。
そこで語られてゆくいつみの死をテーマにしたそれぞれの物語。
いつみの死の真実は?
・・・はて、文章力(笑)
いや、本当に最初二谷美礼さんの小説朗読が始まったときは何だ何だって感じだったんですけど、二番目の小南あかねさんの朗読を読み進めていくうちにそれぞれの持つ矛盾点が浮かび上がってきて驚きました。
みんな真実を語っているはずなのにどこか食い違っていて読み進める手が止まらなかったですね。
全員がいつみさんを殺す動機があって、いつみさんのダイイングメッセージとみられるすずらんの意味を持ち合わせている状況。
現実にこんなんあったら心臓どっきんどっきんですよね( ̄▽ ̄)
でもやっぱ一番読み進めててドキドキしたのは白石いつみさんの小説ですかね。
代理朗読で小百合さんがやっていましたが、それがまた最後に向けてこわさを持ってましたね!
ところでなにもかも完璧に持ちすぎるっていうのはあこがれであるとともに恐怖の対象でもありますね。
いつみ(敬称略(;'∀'))は最初は持ってるだけでよくて、満足していたのにだんだん慣れてしまうんですよね。
これはいつみだけじゃなくて現実に誰にでも起こりうることだなあとなんとなく思いました。
ちょっとほんと文章力と考えが稚拙すぎますね。
本のあとについてる解説の方々は本当にすごいと思います!
あんな風に書けるようになりたいです。
私が本を読むのは自分の世界では起こり得ないことが当たり前に起こっている世界をたくさんみることができるからなので、なかなか感想を書く目線というのがわからなくて大学生とは思えない感想しか出てきません。
評論家まで行かなくてももっと理論的?な目線で読みたいものですね・・・
どうしたらいいんだろう。
とってもコバナシですが、この暗黒女子を買ったときたまたまですが、秋吉理香子さんのサイン本だったんですよ( ´艸`)
とてもうれしかったです
はじめまして。ひづかと申します。
趣味は読書の地味な大学生です。
趣味とは言っても小説ばっかり読んでいるので教養は全然ないどころか、少し世間知らずなところがあるので恥ずかしいばかりです。
私は読書が好きで、文系であるにもかかわらず文章を書くのが苦手で、しゃべるのもとてもへたくそです。
改善できるとまでは思いませんが、せっかくいろんな小説を読んでいるので、その感想をここで書いていきたいとおもいます。
今まで感想をどこかに出すことをしてこなかったことは、今思うとすごくもったいないことをしていたな、と感じます。
ところで、小説のことですが、私は有川浩さんと宮部みゆきさんが好きです。
有川さんの恋愛物語には胸がキュンキュンしてしまいます。
それなのに恋愛要素だけじゃなくて、しっかり話の本筋となる部分が書かれているのでページをめくる指が止まらない感覚を覚えます(笑)
宮部さんはミステリーやら時代物やら、とさま ざまですが、どれも本当に面白くてほうっとなってしまいます。私は特に" 三島屋変調百物語 "のシリーズが好きです。百物語という体でありながらも、読んだ後はいつも心がほっこりして、落ち着いた気分になれます。
こうやって語っている言葉面からも私の文章力や語彙力のなさがうかがえますね(笑)
これから感想を書いていくにあたって、向上すればいいなあ…
