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Hidsy's Chronicle

お気楽・極楽(?)な生活

先日日本経済新聞の一面に
「お金って汚い?」という見出しの記事が出ていた。

「お金ってきれいなものですか、それとも汚い?」
との質問に全国の中・高校生約500人の8割が
「汚い」と答えたという。

この結果にも驚いたが、その「汚い」ものに
蓋をして終わりという風潮があるようにも思える。
これが問題だ。

お金は「汚い」からできるだけかかわらないようにして終わり、
でよいわけがない。
お金なしで生活なんかできないのは誰でもわかっている。

話は飛躍するが太平洋戦争時
英語は敵国の言葉ということで原則禁止されていた。
これでは相手の情報を得られるわけがない。
敵を知ってこそ敵に勝てる。
この観点からも敗戦は必至だった。

ならばお金も「汚い」と思うならそれなりに
「お金」を知り(いろんな意味で)負けないようにしなければならない。

本来は「お金」は汚いものではない、という考えになってほしいが
(といってきれいでもないと個人的には思っている)
臭いものに蓋をする、ような考えから抜け出してほしい。

2月4日にニューオーリンズでスーパーボウルが行われ
レイブンズが49ersを下して2度目の王者となった。

私はセインツが好きなのでこの試合に興奮することはなかったが
今シーズンを通して思ったのは
何故アメリカ人がフットボールにのめり込むのだろうということ。

アメリカンフットボールのルールもろくにわからない私だが2つ挙げたい。

1.それぞれのポジションがほかのスポーツより細かく分かれていて役割分担が確立されている
ひとつの目的(タッチダウン)の為に細かく役割を分けて
選手はそれを全うすることに全力を尽くす。
なのでQBが花形ポジションだが地味なポジションでもきちんと取り上げている。
特に今シーズンのレイブンズは守備が高く評価されていた。
しかもほかのスポーツには向かない体型でも
アメフトには好都合なポジションもある。

2.ワンプレーが短い
サッカーのような守備→攻撃といった流れではなく
基本守備から攻撃、攻撃から守備に移るときに
プレーが止まり選手も交代する。
この細かくプレーが止まることによって物足りなさを感じる人がいる一方で
その都度戦略を考えることができる。
テレビの技術向上もあって戦略を考えるのが
アメリカ人にとって面白いのだろう。

序盤の連敗で厳しいシーズンとなったセインツ。
来年こそスーパーボウルに進出してもらいたい。



今日のニュースに中国東部での大気汚染が報じられている。

北京でも深刻で学校が休校になったりしているそうだ。

このニュース1月15日にも取り上げられている。

その日の午前私はバングラデシュ旅行の帰り
トランジットで北京にいた。

宿ではテレビのニュースを見ていた。
中国語は
「ニイハオ」「シェイシェイ」「ザイチェン」「ウォーアイニー」
しかわからない私にとっては映像と字幕から
どのようなことを言っているかを判断するしかない。

朝のトップニュースで濃霧の映像が流れ
そのため交通事故が多発していると勝手に理解していた。

白衣を着た教授らしき人がインタビューを受けていたが
濃霧が発生した仕組みを解説していると解釈。

しかしこれがトップニュースなのか、とも思っていた。

そして飛行機までの時間濃霧がたちこめるなか
駆け足で観光してきた。

ところが帰国してテレビで報じられたニュースのことを
家族に話すと問題は濃霧ではなく大気汚染だということを知った。

濃霧によって北京でも大気汚染が一層深刻になっているからと言って
外出しないということはないが
その時知らない、わからないということが恐ろしいとつくづく思った。

確かに中国語はわからない。
宿泊先のスタッフもほとんど日本語・英語をはなさい。
そんな時でもどのような状況か知っておかないと
死と隣り合わせということになりかねない。

知らないということは恐ろしい。
スイス在住の資産家夫婦の行方不明事件。

遺体が発見され、容疑者の1人も宮古島で逮捕された。

行方不明の方の遺体が発見された場所が埼玉県久喜市。
私が住んでいる市だ。

29日は多くのメディアがこの「久喜市」を連呼した。
親戚からも電話がかかってきたほどだから
多くの人が久喜市を認識したに違いない。

ところが久喜市民の私にとってはどうも
現場が「地元」という感じがしない。

というのも現場は久喜市栗橋町というところ。

平成の大合併と言われた市町村合併の前は
久喜市ではなく栗橋町という別の市町村だったからだ。

同じく東日本大震災で
内陸部なのに液状化現象が起こったのも
久喜市だが栗橋だった。

埼玉県で2番目に多い初詣客(今年も3が日は47万人)の
鷲宮神社も以前は鷲宮町だった。

ここ数年「久喜市」がメディアにとりあげられることが多くなったが
個人的にはイマイチ「自分の街」という感じがない。

この地元意識の希薄化が平成の大合併の
見えざる副作用という気がした。
税制大綱が発表され来年には消費税のアップがひかえている。
日経平均も上昇傾向にあるが
生活者にとっては将来を見据え
アセットアロケーション(資産配分)も重要になってくる。

基本的には
・流動性
・安全性
・収益性
の観点から考えていく。

その収益性を考えていくうえで投資信託を挙げられることは多い。
(実際私も組み入れているし)

その投資信託(今回は株式投信)だが
多くのFPがインデックス型を推奨している。

理由としては
1.信託報酬などのコストが安い
2.多くの(80%)アクティブ型投信がインデックス型よりも運用成績が低いというデータ
がある。

しかし投資信託(特に株式投信)を購入するという目的は
収益性、つまり利益を追求するということ。

個人的には投資信託を買うならインデックス型よりもアクティブ型がいい。

確かにコストを考えることは重要だが
優先順位のトップではない。

では2つめだがこれには勉強が必要。
これを楽しんでするのが一番。

自分が投信を選んだ理由は
リスクをとっても買いたいが
制度・制約などで買ええない場合が多い。

つまり日本の株を対象にするなら投信を買うより
直接株を買った方がいい、という考え。

現在メインで保有しているのはインドとブラジルの株式投信だし。

こんなことを書くと多くのFPからお叱りを受けそうだが
原点に返って「何故投資信託を買うのか」ということを
いま一度考え直した方がいいと思う。