賣豆紀(めづき)神社 病気平癒の唐獅子灯籠 

松江・出雲の狛犬巡り

式内社・県社、出雲国風土記に所載。

主祭神下照比賣命は大国主命の第三の女神。

また和歌の祖神として古事記・日本書紀・古今和歌集序文に記載。

安産・病気平癒の守護神で、歴代松江藩主ご内室懐妊時霊験を受けられ、また病気平癒の守護にあずかった。

更に今日境内の「子宝いぬ」を撫でて安産・子授けを祈念し、また境内の極めて稀少な形をもつ「病気平癒の唐獅子灯籠」に、祈願時には銀紙を貼り、成就時には金紙を貼って

報謝する習わしが伝わっている。

当神社は佐太神社に諸神が参集の往来時に立ち寄られる神在の社でもある。

松江藩祖松平直政公勧請の伊勢の神宮の御分霊を奉斎した

「伊勢宮」(松江市伊勢宮町名の元)が合殿されている。

手水

子宝いぬ

大きな凱旋紀念碑

紀念碑脇の病気平癒の唐獅子灯籠

祈願時には銀紙を貼り成就時には金紙を貼る習わし

推定文化年間(1804~1817)の作

石工・庄七

他で見ない顔 鋭い足爪の彫りが残る。

拝殿

扁額

拝殿前復刻構え型

阿形

拝殿

江戸の名工・林蔵の構え型

天保六年(1835)

石工 林のみ見えます。

 

先代拝殿前の狛犬

大正十三年(1924)新出九一郎作

 

牡丹

細かい歯の彫り ◎な目

荒々しさ満天

本殿裏の境内社

小さな狛犬達

どれも良い彫り

 

 

本殿