宝積寺(ほうしゃくじ) 

呉市川尻町に建つ承平七年(937)創建と伝わる古刹

 

本尊の霊験を知った平清盛は、宝積寺に参籠し、三日三晩に渡って平家一門の繁栄を祈願したと伝えられています。平清盛自筆と伝わる額も現存。

 

高い場所に鎮座

手前の小島は柏島 奥は上蒲刈島 下蒲刈島

寶積寺 山門

本尊・十一面観世音菩薩は最澄が弘仁年(814年)川尻の東福寺を訪れた際に安置されましたが、後に大地震で寺が倒壊し、宝積寺に移されたと伝えられるもの(『宝積寺略縁起』に記載)。

 

本尊の十一面観世音菩薩は行基作との伝承があり、16年に一度しか公開されない秘仏。

鐘楼

鐘楼

本堂

清盛松

平清盛像

本堂

扁額

翼龍

木鼻

 

子安観音

十三佛堂

宝篋印塔?

宝積寺 五輪塔群 約70基

室町時代以前の墓塔。
平時は農業に従事し、いざというときには戦場に馳せ参じた中世の武士の墓です

境内社・愛宕神社

五輪塔群

墓碑 無縫塔 五輪塔 一石五輪塔 石仏

 石仏

五輪揃ったものは少ない。