自昌山 國前寺(こくぜんじ)

聖光寺の西隣

        

                   仁王門

               木造入母屋造り瓦葺2階建。 

南無妙法蓮華経 法界利益

十一

天保十一年(1840年)に建て替えられたこの仁王門は、原爆により屋根瓦は飛び、

天井は大破したが、昭和三十年(1955)解体復旧工事が行われ、昔日の偉容を取り戻しました。

仁王

本堂

手水の龍 

本堂(国の重要文化財)
  寛文十一年(1671)建立 

暦応三年(1340)に安芸国を訪れた日蓮上人の弟子日像上人が、

草庵を営んでいた僧暁忍を教化、暁忍寺として創建したといいます。

明暦二年(1656)には広島藩の二代藩主である浅野光晟とその妻満姫(自昌院英心日妙)

の菩提寺となり寺名を國前寺と改め、寺領200石を寄進されていたといいます。

本堂

原爆で屋根は破れ、壁は落ち荒廃したが昭和三十年(1955)解体復元工事を行い、

昔日の偉容を取り戻しています。 

昭和六十三年(1988)から平成二年(1990)にかけても解体修理が行われ

この時、棟札によって江戸初期の寛文十一(1671)の建築であることが判明しました。

木造寄棟綴造り、瓦葺

大きな石燈籠も本堂と同年(寛文十一年/1671)に建てられました。

本堂

庫裡

庫裏も国の重要文化財
  本堂と同時期に建てられました。

 

 

鐘楼

明治三十九年(1906)再建

 

寺裏の墓地

 

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