地御前神社 廿日市市 

神社前には広島電鉄の線路が通ります。

 

海に向かって建つ鳥居 狛犬

鳥居前には広島電鉄の線路

玉乗り吽形

銘は見当たりませんが尾道大村系

豪快な良い彫り

大正二年(1913)

阿形

 

拝殿

由緒

社伝によれば創建は厳島神社と同じ推古天皇元年(593)

明治以前は厳島神社を本宮・内宮と称し、当社を外宮と称していたといいます。

 

仁安三年(1168)の『伊都岐島社神主佐伯景弘解』には、外宮分として六間一面桧皮葺宝殿と

三間一面同宝殿をはじめ19宇の社殿が挙げられており、

また御旅所や神宮寺等も有する壮大な神社であったようです。

明治五年(1872)に地御前村共有社 外宮神社として独立 村社に列格

その後、大正三年(1914)に厳島神社の摂社となっています。

 

拝殿内

 

大石内蔵助

忠魂碑

手水 本殿

御客人宮

御祭神は

天穂日命 活津彦根命 正哉吾勝勝速日天忍穂耳命 天津彦根命 熊野櫲樟日命

 

昔は宮島に上陸が許されていなかったため、地御前神社が建てられ対岸から厳島を拝んでいました。

そのため入口付近に客人本殿を造るなど、厳島神社に似せた設計になっています。

 

地御前神社と、厳島神社、弥山にある奥宮は直線で結ばれる位置に鎮座しています。

本殿

現在の本殿は、宝暦十年(1760)造営。

宝暦五年(1755)火災に罹った後に再建されたものです。

本殿は拝殿と同じくらいの長さです。

本殿後はJR山陽本線が通ります。