さぁてさてっと。

 

テレビのケンミンショーや、関西人の芸人ネタで、

良く使われて、ネタにされるワードの中に、

「知らんけど」ってのがある。

 

大体が、ベラベラと話しまくって、

その後で、知らんけど、とかわからんけど、

とつけて、

ほかの地方の人たちは、

結局知らんのかい!!とか、

判らんなら、ガタガタ言うな!!

 

って、話として、

関西人の不思議な部分とされている。

 

そこで、関西人の端くれとして、

これについて、ちょいと語ってみたい。

 

まあ、東京に出てきた長い僕なので、

現行での、使用方法について、

詳しいとは言えない。

 

言葉ってのは生き物で、

徐々に使い方も変化していくものだからねぇ。

 

ただ、成人するまでは、

向こうに住んでいたものとして、

その頃までの、「知らんけど」の使用方法については、

当然、知っているし、事実だ使っていた。

 

なので、軽く説明してみることにする。

 

まあ、ぶっちゃけ言ってみると、

関西人の「知らんけど」ってのは、

一種の補償みたいなものだ。

 

実際に、全く知らないことについては、

「知らんけど」を使わない。

 

自説であっても、事実の情報であっても、

語る内容について、ある程度詳しく、

でも、その考え方について、100%の信念まではない。

 

そういう時に、事実と違った時の、自分への保証として、

「知らんけど」を使う。

 

そげな形として、僕は使用していたし、

まわりもそんな感じです使っていた様に思う。

 

まあ、傍目から見れば、

都合のいい逃げとも言えるんだが、

全く根拠のない意味で使うものではないと思うのね。

 

つうても、今日びの若い人たちは、

情報の集め方に、客観的な調べ方で無い情報網から、

データを集めることも増えているので、

(SNSなんかは、主観的な情報も多いからねぇ)

そういう情報をベースに自説を作ってる場合もあるから、

なんとも言えないけど。

 

まあ、話してるんだ相手が「知らんけど」を使ったら、

自説であれ、事実であれ、

おおよそ、60から7、80%くらいは、

その人が信じていることだと思えばいいと思うのね。

 

ある意味、便利な言葉よねぇ。

 

ま、現在の意味は知らんけど!!

(これは誤用??(^^;;)