さてっと。
今日、八月の十二日は、日航機事故があった日。
この事故の原因になった、圧力隔壁は、あの事故を忘れないために、
羽田の日本航空の中に、今も飾られているというし、
この便名だった、123便も、永久欠番になっているそうだ。
ここ数年、しょっちゅう飛行機に乗ってきた僕としては、
この事故も、余し人ごとではなかったわね。
つうても、
なんだかんだで、乗る以上は、天に任せるしかないわけで、
慣れてくれば、飛ぶ前には、爆睡してたもんだけどね。
出張生活の最初の頃には、
映画を見たりもしてたんだけど、
韓国との便だと、長めの映画は、一回では見られないからさぁ。
で、帰国するときには、続きを見るのを忘れたりとか、
月が変わってて、見られる映画も変わってたりもしてね。
いつしか、ただただ爆睡するようになっちたわけよ。(^_^;)
まあでも、あの事故は、世界的にも、今でもドリあげられることの多い事故で、
海外の航空ドキュメンタリーでも、よく取り上げられている。
あの事故をきっかけに、
経年疲労や、経年破損について、
検査体制も変わったりもしたわけだし、
似たような事故が起こった時の、操縦方法も、
あの時の機長の体験によって、確立もしたらしいから、
そういう意味では、あの人たちの犠牲が、
無駄ではなかったんだと、思うところもある。
ご遺族の方々にとっては、
時はたっても、消えるものではないと思う。
亡くなられた方々の魂に、
安らぎがあらんことを、と願うのみである。
と、思っていたら、
同じ日の、同じ時間に、似た感じの事故が起こりかけたらしい。
日航ではなく、全日空だったらしいが。
どうやら、やはり油圧計の経年疲労によるものだという。
場所は、圧力隔壁ではなく、
貨物室の、与圧バルブだったらしい。
まさか、123便と同じ日の、似たような事故。
乗られてた乗客の方々の恐怖は半端ではなかったと思う。
幸いにして、高度がそれほどでなかったために、
おおごとにならなくて済んだようだが、
この件についても、しっかり検証し、
同様の問題が起こらないようにしてほしいものだと思う。
今回の777も、世界中を飛び回ってるのだから。