さぁてさて・・・

今日は帰国する日なのだが・・・


昨日、ちょっとした事を目にし、

シミジミしたことが有って、書いてみる。


それは昨日、僕が昼食にエレベーターに乗った時の事・・


僕の仕事場のあるビルは、

所謂IT企業の多く入っているビルなのだが、

その途中の階で乗ってきたのは、

休暇中の兵士であった。


両方に両親らしき人がおり、

楽しげに話している。


手に持っているバッグには、

恐らくは、親からの私物が入っているのだろう。


考えてみれば、

徴兵制が有る・・・

未だ、隣の国と、長い長い休戦状態の国に、

僕はいるわけで・・・


若い人たちは、当然のように軍に行く。


仕事場で僕の向かいに座っている若い子だって、

元・海兵隊員だったりするし、

日曜なんかは、休暇兵が多いので、

何処に行っても、兵士の姿を見る。


テレビで生命保険のコマーシャルで、

一人の人間がアニメーションで成長していく・・・

日本でのディズニーランドのCМみたいなものでも、

学生の次に、兵士の姿がインサートされる。


それがこの国の現実である。



確かに、日本での自衛権論議は・・・

徴兵制との関連は無いかもしれない。


けれど・・・・

若い人たちが、闘う可能性が出てくるのは確かな事であるし、


志願兵タイプの日本の自衛隊の場合、

このまま日本が貧富の差が激しい国になっていけば、

アメリカと同じように・・・

貧しいものが資格を取ったりするために、

志願する例も増えていくって可能性もある。


韓国での親との別れで、

所属部隊に戻るとき・・・

何とも言えない顔で別れる人たちがいる。


戦争状態でなくとも・・・

怪我をしない保証などない。


事実、先日の脱走兵事件でも、

数人の死傷者は出ている。


日本と言う国で・・・

そういう被害者は、見たくないものだし・・・

兵士がいる風景が・・・

当然の国にもなってほしくない・・・


ふと、そう思った。


(自衛官の方々を侮辱したりしているつもりは有りませんし、

その活動には、心からの敬意を払っています事を、

最後に書いておきます。


その活動と、その意思を、強引に曲げようとしている者たちへの、

一言だと言うことを、ご理解ください。)