ヤングマガジンの表紙で、

AKBの河西智美の写真が、

児童ポルノにあたるとして、

警視庁が指導・・・


出版社側が、それを受けて週刊誌を一週間発売延期する騒ぎになった。


まあ、児童ポルノ問題は、

やや複雑な問題であるし、

子供を社会で守らなければならないのは、

当然のことだ。


又、現状のように、一般の子供が買える場所で、

あまり扇情的な写真を見せるというのも、

問題であるのは分かる。


が・・

怖いと思うのは、

この問題に対して、

マスコミ側が、言論や出版の自由について、

反論してくるのが、

以前よりも少なくなっている現状である。


勿論、自由と言うのは、

無差別なものではない。


けれど、一度自由を法律などで縛ってしまうと、

そこから脱出し、再び自由を得られるには、

長い時間を要するし、

犠牲も必要となる。



今の社会全体が、保守的な空気になっているのもわかるが、

大事なものを、守らないと・・・


無くなってからだと、遅いんだよって事も、言っておきたい。


一見、変えやすいところを縛り・・・

その勢いで、徐々に自由を縛っていくのが、

力を持っている人たちのやり方だから・・


一見・・

皆が、そうだよね・・

それは駄目だよね・・・


そう思う件で、自由を縛り、

そこから縛る範囲を拡大していく・・


それがこあい・・・


事実、生活保護なんかも・・

一部の不正受給者の件で、怒りをあおり・・


本当に困っている人からも、

需給を減らすって事に対して・・

賛成が多くなっている。


一部の不正受給者を、しっかり取り締まり・・

受給者よりも、一般の人の給料を、いかに増やしていくか・・

それの方が大事なのに・・


本当の弱いものを苦しめているのに・・

一般の人は、憂さを晴らした気分になってしまう。


もしくは、生活保護者自体を、

責めるような風潮になってきている怖さがある・・・


そんな社会に、なってほしくない・・

なのに、やっていることは・・・


同じ手口だからね・・・こういう世論誘導の仕方・・



どんな問題においても・・

やりすぎな人・・

それを悪用する人ってのはいる。


そういう一部の人たちを基準にし、

すべての人間に、適応するやり方・・


まるで・・

はさみで一部の子供が怪我をするから・・

子供にはすべて、切れない鋏を使わせましょう・・・


そう言う論調で、色んなものが変えられていくのがこあい。



ホント・・・

注意して、物事は見ていきたい・・・



ベルリンの壁は、壊れるまでに40年ほどかかった・・


一度ふさがれた自由は・・

簡単には開かないよ・・・・