今日は広島に原爆が投下された日。

あれから67年、
関東や東北の人達は、昨年の福一事故以降、
潜在的には放射線の事を、どこかで心に引っ掛けつつも、
意図的にか、なるべく意識しない様に暮らし、
大したことでは無いようにして生きている感がある。


ただ、こういう日には、
少しでも真面目に考えてみようと思うのさ…f^_^;


現実的に原発を廃炉にしていくとして、
どのくらいのコストが掛かるのか。

今、福一で想定されている額は、
実は通常運転の原子炉を、廃炉にする場合の額でしかない。


しかも、電力会社のコスト計算には、
今までは廃炉費用が入ってなかったので、
今回の福一に使われる額×50基が必要となる。

さらには、原発の減価償却自体が、大体20数年なので、
それよりも前に廃炉にした場合には、
その赤字も加算される。

電力会社が再稼働に走る理由には、
この2つが大きいと思われるのね~‥

但し、
この2つ以外に、
もっと問題なのが、
使用済み燃料の処理。


科学的にも、核融合も実用化されてないし、
放射性物質無害化の糸口すら見えてない以上、

全国の原発に眠る、50000本以上の使用済み燃料を、
どこに?
どうやってかたすのか?

その問題はほったらかし。


実際には、どこの原発でも、
使用済み燃料は臨時的なプールに置かれたままなのが現実!

しかも、どこの原発でも、
プールはパンパンで、
どこに最終的に置くのかの議論すら、
始まっていない。


どこをどうすれば、
安全確認って言葉が出てくるのか?
おせぇて欲しいモノだ。


世界で唯一の最終処理場の「オンカロ」は、
一個の巨大な岩盤をくり抜き、
十万年は動かないであろう土地に作られた!


ホント、日本のどこにそんな場所が有るのか‥

誰か知ってたら、おせぇてぇ~!
(-o-;)


最後になってしまったが、
原爆投下で亡くなられた方々、昨年の震災関係で亡くなられた方々の魂が、
安らかに眠らん事を祈りつつ‥