さてさて!

さっきは炉そのものについての問題点を中心に書いたが、
次はヒューマンエラーについての考察。


今回の事故の最大原因は、地震と津波によって、全ての電源が使えなくなった事がメイン。

原子炉つうのは、凄い熱を出し続けるから、兎に角冷やし続ける必要が有るのね。

ぶっちゃけ、火力だろうが、原子力だろうが、熱でタービン回して発電するのは同じ。
熱の出し方が違うだけ‥

問題は、原子力だと、止めるのが手間だっつうこと。

熱が上がりすぎると、連鎖反応が起こり、止まらなくなる。

そして、コントロール出来なくなると、今回みたいなメルトダウンに至ってしまう。

だからこそ、炉を冷やす電源が大事なのさ。


ところが、福一では非常電源も、地上に有り、津波を被ってしまった。

政府は想定外を繰り返したが、
実際にはその前に、今回位の津波が来る想定が、過去の震災の調査からされていた。

つまり、報告を受けた東電が、

それじゃあ危険だから、非常電源は屋上とかに上げましょう!

ってすぐに対処していたら、防げた可能性が高いのよ。

これが、今回の事故の最大教訓の筈‥

なのに、見込み発車で、また同じ事を福井でやろうとしている。

再稼働したばあい、国民が運を天に任せないといけない期間は三年以上‥

マジ勘弁してほしいね。