監査法人の仕事は相変わらず良い感じで忙しいですが、去る10月末、道場仲間にそそのかされブラジリアン柔術の試合に出場し優勝。師範より黒帯昇格の通知をいただきました。決勝戦はCPA受験中のときに気晴らしに出た試合で負けていた相手だったので雪辱を晴らせました。実に柔術を始めて10有余年となります。ブラジリアン柔術の黒帯取得は概ね平均10年程度と言われていますので私は世の平均より少々長く時間がかかったことになります。

ところで、「柔術とCPA」の観点から、日本会計士の試験合格者でブラジリアン柔術黒帯の方はいるようですが、日本のBig4監査法人勤務の米国公認会計士でブラジリアン柔術黒帯の方が私以外にいらっしゃるか興味深いところです。まだ私は知りません。

というわけで今後とも会計とブラジリアン柔術両方の素晴らしさを世に伝えて行ければと思ったところでした。
AUD試験後、というかどのCPA試験直後の数日間は追い込みに比例した脱力感/解放感が何とも言えません。この3日間はこのところ進んでいなかった読書に取り組みました。

未だに読みかけだったBenjamin Graham氏著書の「The Inetelligent Investor」を何とか読み終えました。

FARやBECを勉強していなければ理解できなかった言葉や内容がたくさんあるのでそれだけでもCPA勉強効果を感じてます。この本の内容は読まれた方も多々いらっしゃると思いますので詳しくは書きませんが、「株式を買うということはビジネスの一部を買うこと」、また株式売買による短期利ざや獲得目的の「投機」とビジネスの長期的発展性を見極める「投資」との明確な違いについて本を通して書かれていると思います。

Benjamin Graham氏にコロンビア大学で師事した偉大な投資家&CEOの Warren Buffet氏は"If you have not decided what to major in college, study Accounting because it is the language of business" と数々のインタビューでおっしゃってますが、まさに会計はビジネスの言語であると上記の本を読んで実感致しました。

受験勉強を始めてから時間が作れるとどうしてもCPAのテキストを読んだりMCQを1問でも解かないといけないという拘束感に駆られますが読書時間を1日10分でもいいから日々に組み込みたいと思います。まずは電車待ちなどに意味なくスマホをいじる時間を削減し何分稼げるか実施してみます。

世に伝わる良書ともっと触れ合って高い価値観を学びたいですね!

さてそろそろFARの勉強を再開します…

余談ですがプロメトリックサイトでの予約処理がうまくいかず、電話をかけてみましたが電話で予約ができました。


日本人でない方(?)が電話対応をされておりましたが予約日程等を伝えると後からメールでAppointment Confirmation Letterが送付されてきます。

USCPAの勉強、今までは日々の勉強時間達成重視でやってましたが、

FARは論点の理解もある程度あるので問題数重視にしてノルマ的にこなしています。

Wileyの問題集を解くにあたり、試験までは平日はMCQをMin 70問こなすようにしています。

復習時間(復習MCQはノルマに含めず)やノート作成の時間もあるので1日でこなせるのは

現在これぐらいです。




勉強時間帯については夜型→朝型に切り替えるべく、早朝のスタバ勉強タイムを

今頃導入しました。おかげで日々の就寝時間と起床時間を早めるのがとても楽しみになりました。

暖かい季節になりましたし毎日両方少しずつ早めていきたいと思います。




かの偉大な投資家 The Oracle of Omaha、ウォーレン・バフェット氏は

若いうち(私は入るのか?)にできる自分への最良の投資は

「Develop good habits」とおっしゃってますので

良い習慣を今のうちからたくさん定着させていきたいです。

AUD、7月から試験内容を改正されることなどもあり
今回のウィンドウで受験するのはやめて延期することにしましたドクロ


というかこのところ少し幽体離脱気味でした。
私は現在職種的にも会計と全く無関係からかなかなか
モチベーション維持が下手でく少し放心状態になっていました。


気分転換にツタヤを徘徊していると下記のドキュメンタリーが
目についたので借りて観てみました:


「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」
監督: アレックス・ギブニー 製作年度: 2005年 上映:110分
(原題:ENRON: THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM )
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id325999/


USCPAを目指す皆様はすでに御覧になっている方も多いのでしょうか?

ここでは敢えて細かい評論はしませんが、
本作は完全なドキュメンタリーで登場人物(元CEO Jefferey Skilling、
元会長 Kenneth Lay 他)、映像等も実際のもののようで
尋問の様子やインタビュー、エンロンの当時のテレビCMなども
収録されていました。


会計処理の不正(収益前倒計上?)、P/L、B/S開示時期を
ずらした粉飾、アーサーアンダーセン会計事務所とエンロンが
グルになって行った隠蔽工作のことも描かれていてUSCPA受験生として
おおっ!となるシーンも多々ありました。


エンロン事件はSOX法の成立と関係しており
ダイレクトにUSCPAの試験範囲でもありますし事件の全体像を
知っておくには役立つかもしれません。余談ですが、エンロンの
本拠地が私が幼少期を過ごしたテキサス州ヒューストンで
あったことも初めて知り衝撃でした。


勉強時間を若干犠牲にしますが、これも勉強の一部と考えて
観ておけばBECやAUDで1問正解数を増やせるかもしれないですね!


原版は書籍のようですので私はそちらも時間をみて読んでみようかと考えてます。

今朝方another71を覗くと
「CPA Exam Pass Rates – Q1 2013 Released; BEC up 10%」という記事がありました。


AICPAのサイトでは4/17に2013年Q1のpass rateがUPされていたようです:
http://www.aicpa.org/becomeacpa/cpaexam/psychometricsandscoring/passingrates/pages/default.aspx


another71の方が見やすくまとめてらっしゃいました:
http://www.another71.com/cpa-exam-pass-rates-q1-2013-released-bec-up-10/
2012年同Q比だとBECだけでなく、2013年のQ1から全体的にpass rateが上がっているようです。


具体的には:


AUD Q1 2013: 45.19%
AUD Q1 2012: 44.9%
Increase: Negligible


BEC Q1 2013: 53.47%
BEC Q1 2012: 48.63%
Increase: 10%


FAR Q1 2013: 47.16%
FAR Q1 2012: 43.84%
Increase: 7.5%


REG Q1 2013: 47.57%
REG Q1 2012: 45.00%
Increase: 5.7%


CPA試験は相対評価だと聞いていたのですが合格者数を増やそうとしているのでしょうか?
AICPAサイトもanother71も「people are simply studying harder(受験者がより努力している証拠)」
という結論づけをしてますが真意のほどはどうなのでしょう。いずれにしてもどの科目も

5割近い方々はpassをしたという結論ですね。受験者数の増減動向や受験生の地域、

国籍別 pass 率なども気になります。


another71はしっかり自サイトで販売している教材を最後に宣伝しているあたりがさすがですね。


こんな数字見てないで勉強しろ!という感じですが自分が1Q、
FAR、BECそれぞれ上位47.16%、53.47%に自分が食い込めなかったのが
悔しくて仕方がないです。果たして2Qはどうだったのやら汗