今。僕は、夏風に吹かれて
中華人民共和国。上海市。浦東国際空港に佇んでいる
14年前の約束を果たしに、この地を訪れている
そう、14年前の約束。

 今から、14年前に。中国人留学生が。北区中里の。とある。ローソンで働いていました。名前は「 裴らい 」さん。気立ての良い、とても。とても、可愛い留学生でした。日本へは、日本語学校に。日本語の勉強をしに、留学をしていた訳でして。彼女の向学心には頭が下がる思いでした。勉強の合間に、コンビニでアルバイトをしていた訳ですが。そして、ここだけのお話。僕の第4の恋の相手です。

 あだ名は「 らいちゃん 」

この、らいちゃんが。3年間の日本語学校での学業を修めて。上海にご帰国をなされる時に。僕は、一輪の花とビー玉をプレゼントしました。

 その時に、向けてくれた。ひと言。「 シェイシェイ( 有難う) 」の言葉は、今でも。忘れることができません。ハニ噛んだ笑顔とともに。

 その時に。上海にご帰国をなされる時に、僕は、らいちゃんと約束をした。のです。「 僕が上海旅行に行った暁には。上海中を案内しますよ 」と。その、約束は今も。心の中に生きています。

 らいちゃんへ。風の噂では。コンビニのオーナーに聴きましたが。ご結婚をなされて一児の母。専業主婦だそうですね。旦那様も優しいとか。少しだけですが。焼けますね。嫉妬心が沸々と。まっ。ご結婚をなされました。ので、ご家族の幸せを切に、切に祈ります。

   ここで。らいちゃへ。向けて
   短歌を詠みますね。( 笑 )

「 青き海 東シナ海 越えまして
        私の想い 届け恋文 」

です。

             終幕。

 ⚠️。断らずともに、14年前に。北区中里の町て起こった実話です。らいちゃんは、中里の町中を黒い服を着て、白いパンプスを履いて。自転車で闊歩をしていました。この想い出は、いつまでも。僕の胸の中に。らいちゃん。元気でね。僕は、新しい愛を探す旅に出ます。

   la fine.( イタリア語で終わり。)