海が聞こえる

 私の故郷、東京。東京湾からの

 海が聞こえる

 晴れ渡る、青い空

 止めどなき、白い雲

 そして、菜のかほりが。香る潮騒

 横浜駅のホームに滑り込む

 電車の車両は、いつになく。混み合っていた

 通学時間、君の笑顔を見つけると

 顔を赤くしていた、あの頃

 同じ車両に。同じ時間。同じカバン

 同じ高校なのかな?

 そんなことを感じていた

 今、旅立のベルが鳴る。横浜の駅に

 青春。甘酸っぱい … 追憶の人。


 季節は過ぎて、あっという間の3年間

 高校の卒業式も無事に終了

 同じ車両。同じ時間。同じカバンに。同じ笑顔

 もう。見ることは、なくなるんだろうな

 悲恋のため息。まてよ?

 恋する人に、最大限の告白をします。

 「 好きです!お付き合いしてください!」

 と。


  結果は? ……… OKでした。( やった!)


      短編詩「 海が聞こえる 」できました。学生の頃の、甘酸っぱい想い出を短編詩にしました。万人に受け入れられなくてもいい。一部の人に受け入られるならば。その様に考えています。今も続く。想い出に。心を込めて。カクテル・マーティニで乾杯!