今から8年前の2016年8月の3つの台風は北海道とくに道東方面のJR北海道路線に大な爪痕を残し、今後の復旧に大変な費用と時間がかかりました。

とりわけ、根室本線においては、狩勝峠前後の部分に大きな被害が出て、十勝川の復旧には約3か月、上川側は全く手を加えられることなく(復旧する意思もなく)今年の4月1日に富良野・新得間が廃止となりました。

 

そもそも、北海道の場合(あるいは全国の過疎地路線)を旅客鉄道会社であるJR北海道が鉄道路線維持するのは困難なのではないでしょうか?ただでさえ財政の苦しいJR北海道にとってこのような災害が起こるとなおさらです。

 

ここで思うのですが、北海道の鉄路を維持するには上下分離方式を導入してはどうでしょうか? 鉄路は国または北海道が所有・管理(つまり第3種)とし、列車の運営・車両の保持はJR北海道が第二種者として行う。そうでもしない限り北海道の鉄路を守る方法はできないのではないかと思うのです。