「僕、麻雀好きです!」というと、

たいてい、「賭け事するんですね。」と、蔑まれたり、距離を取られたりします。

将棋で、こうなりますか? 囲碁でこうなりますか?

麻雀というと、「金」「賭け事」「ギャンブル」「アウトロー」「893」的な、

マイナスのイメージを持たれることが多いです。

 

それは、世間のみなさんが、「競技麻雀」を知らないからです。

麻雀はとっくの昔に、プロ化していて、麻雀プロは、全国に2千人ほどいます。

そして2018年から、2千人のプロ中のプロ、30名による、「Mリーグ」も開催され、

麻雀を、冬季オリンピックの種目にできないかと、動き始めています。

 

麻雀は「頭脳スポーツ」であり、「競技」であり、「高い技能」を必要とするものです。

「マージャンなんて、バカでも勝てる、運だけだろ?」なんていう話は通用しません。

 

ところが、先日、動画で、とある大きな麻雀の、公式大会の決勝を見たのですが、

その解説が酷い。

高齢の麻雀プロのおじさんたちが三人ほど、寄ってたかって、言いたい放題。

選手の捨て牌や、手順を、テキトーに予想して、軽口を叩き、言い直しのオンパレード。。。

口調も、汚くて、麻雀用語を、勝手に短くして、ブロークンにして、

まるで、チンピラか、半グレの、集会のよう。。。

 

一方で、麻雀を、純粋に競技として、高めようとしているのに、

一方で、内部の、麻雀プロ本人が、昔の悪い空気をいまだに引きずっている。。。

 

これは年齢の問題ではありません。

Mリーグには、60代の選手が2名いますが、とても丁寧に、応対してくれています。

 

意識の低い人が、プロの中にもいるのです。

世間のことを、どうこう言っている時ではないかもしれません。

 

私は、麻雀が、頭脳スポーツとして好きです。

今回の動画の件は、怒りが湧いています。

今は、21世紀です。令和です。昭和はいらない。

世の中は動いています。変わっています。

 

どんな世界も、ダメな部分は、直していかないと、未来が暗くなりますね。