「どういう事ですか?!」 | 53歳で逝ってしまった夫へ

53歳で逝ってしまった夫へ

人生の相棒でパートナーだった夫が53歳で逝ってしまいました。
子供のいない私達でしたが、山の中で出逢った猫が18年10ヵ月半、私達に家族として寄り添ってくれました。
夫の事も、愛猫の事も、忘れたくなくて、手探りですが、書いておきたいと思った事を綴ろうと思います。

8月15日

お盆期間中

終戦記念日

 

『記念日』という表現は

正しいのだろうか…とも

思うけれど

 

台風も上陸していて

被害が懸念される地域もあり

(もう被害も出ていますが)

被害が大きくならないよう

祈るばかりです

 

 

 

明日16日は仕事ですが

13日からの3日間

ゆっくりと想いを巡らせています

 

やっと

思い出す事が

少しだけど

できるようになったのかもしれません

 

3年7ヶ月の間

いろんな人の

いろんな言葉が

耳に入ってきました

 

いろんな人の

いろんな心が

見え隠れしました

 

そんな中で

思い出した言葉

夫の事を伝えた時の言葉です

「どういう事ですか?!」

 

この3年7ヶ月

寄り添い続けてくださっている

私が信頼するセラピストの方

お二人の言葉です

 

それぞれの方に

1ヶ月くらいの間に

予約を入れていたので

キャンセルもしくは延期を

お願いしなくてはならず

 

理由として

夫の死を伝える事に

躊躇しなかった訳ではありませんが

取り繕う余裕もありませんでした

 

別々に

お伝えしたのに

お二人とも第一声が

「どういう事ですか?!」

だったのです

 

「大変ですね」でもなく

「お悔みを」でもなく

「なぜお亡くなりに」でもなく

 

上辺の言葉でなく

理由を探ろうともせず

ただ私の状況を

正面から受け止めようとしてくれた

その表れだったのかな…と

現在いまは思います