ラブ スピッツ ソング⑥空も飛べるはず | スピッツソング言いたい放題

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今日は日曜日。
ということは明日は仕事...
そんな憂鬱な時間を乗り越えるために
今日も行きます!

今回のラブ スピッツ ソングは...

ペタしてね

「空も飛べるはず」(8thシングル)



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この曲は、私がスピッツの中でも1・2を迷うほど
好きな曲で思い入れのある曲です。
私位の世代(30代)であれば、TVドラマ「白線流し」の主題歌に
起用されたことでチャートで急浮上し、スピッツのシングル初のオリコン1位を獲得した
ある意味スピッツそのものが、音楽シーンに上り詰めていく
重要な位置の曲だと思います。

ではまず曲名ですが、
「空も飛べるはず」。
当たり前ですが、人間は自力では空を飛べません。
でも、飛べる「はず」なのです。
要は、何かのきっかけで、
飛べることも出来るんじゃないかと推定しています。

続いて歌詞の内容ですが、


「幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて
隠したナイフが似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた
色褪せながら ひび割れながら 輝くすべを求めて」

この主人公は後ろめたいことでもしたのでしょうか。
ナイフを隠し持った状態の心の高揚で、微熱混じりの中、
見えない神様に怯えている。もしかしたら何らかの理由で、
自殺願望でもあったのでしょうか。
そんな時に、彼女は「おどけた歌」で慰めてくれた。
自分自身がうまくいかない中、もがき苦しんでいた時さえも
それでも彼女の存在が大きかった。


「君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい」

その彼女は、主人公にとって、
ある意味神をも超えた、「女神」のような存在なのでしょうね。
そんな出会いに、奇跡を感じて、
まるで空でも今なら飛べるのではないかと
考えてます。
でもこの主人公は、もし夢が流れていったとしても
そばにいて笑ってくれるだけでいいのだと。
でも夢って何?夢を濡らす??


「切り札にしてた見えすいた嘘は 満月の夜にやぶいた
はかなく揺れる 髪のにおいで 深い眠りから覚めて」

ここでいう嘘って何なのでしょうか。
切り札にすらして、かつ見え透いた嘘って。
その後の「はかなくゆれる」につながっていくと、
もしかしたら、突飛かもしれませんが、
彼女は闘病中だったのかも。
しかも自身が死期を悟っていてもなお、
見え透いた嘘「まだ二人で生きていけるよ」と。
でもそれも言えなくなってきたのが満月の夜。


「君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも
ずっとそばで笑っていてほしい」

ゴミできらめく世界=現世。
つまり、現世で二人が一緒にいられなくなっても、
二人深いところでつながっていたい。


先程の夢とは、二人一緒で暮らしていくこと。
それが叶わないことがわかって、もしかしたら
冒頭の自殺願望があったのかもしれません。

また、空も飛べるはず。
彼女が空へと旅立っていったとしても、
僕もきっと飛んで行けて、
一緒になれるよという
願望も入っているかもしれません。


となると、少し悲しい歌に聞こえてきませんか?
深読みかもしれませんが、この曲は、
単純なラブソングではないと思っています。

皆さんはこの曲について、どう感じますか?


また、この曲には、
デモバージョンで、曲名「めざめ」があり、
『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』(2006年)
の初回盤に付属されているボーナスディスクに初収録されてます。
せっかくなんで、この「めざめ」も聞いてみると、
さらに深い意味が隠されていそうです。
良かったら、こちらもお聞きください。