日経4月2日朝刊7面によりますと、電子書籍出版の人気が、欧米で落ちてきているようです。

一つは、アマゾンが、作家の抵抗で、値下げ攻勢を弱め、価格面での魅力が薄れたことが原因とあります。また、欧米の若者の間では、所謂デジタル疲れが背景となり、電子書籍の利用を減らし、紙の本に戻る動きがあるとの指摘もあります。

私も、どちらかと言うと、本屋に行き、気になる本を見つける方が好きです。良い本屋ですと、自分の好みの本が、きちんと整理されていて、大体どこに行けば、目的の、或は自分が好きそうな本が見つかりそうだ、そういった、電子書籍では味わえない体験が得られます。

そうして選んだ本が本当に良かった時、一種の感動みたいなものが得られます。決してアマゾンの書評を見ずとも、選んで買い、読んで見たら、すごく良かった、そんな感動は電子書籍ではなかなかないと思うのですが。SNSから得られる共感がもとで電子書籍を買い、読む可能性はありますが、自ら、この本良さそうと思って買うことは、まずありえない。本とは、偶然の出会いであり、読後、その内容が良ければ、感動もひとしおです。まさにそれは宝物です。

そうした、セレンドピティに近い(そこまでいかないか)感覚があり、私は、kindle paper whiteを買ってはいますが、一冊も読破したものはありません。

ただ、良い本は手元に置いておきたくなり、それがたまると、部屋の中がいっぱいになるので、そのあとは電子書籍として、必要な時にその箇所だけ読み返す、と言ったようなことができないかなぁと考えてしまいます。