こんにちは!
11日に舞台『新・幕末純情伝』千秋楽を迎え、その幕が閉じました。
報告遅くなってしまい、すみません。
千秋楽後、今までにないぐらい心身共にぐったりしてしまいました。
しかし、今は回復しておりますので、ご心配なく!
先ずは劇場に足を運んで下さった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
正直、今回本当に悩みました。
出演のお話を耳にした時は驚きと嬉しさと不安と色んな思いが入り混じっていたのを今でも忘れません。
こんなに経験も浅く、若い自分がつか作品の土方歳三を演じるなんて…
ほとんど喋らなかった手塚に比べ、大量の台詞がある土方…
そもそもこのカンパニーに馴染めるのかな…とか
でもそんな迷ってる時間、不安に思っている暇はなかったです。
台本に追われる日々で、つか作品に必須なエネルギーを、今の自分にできる事を日々考え、ぶつけることにいっぱいいっぱいでした。
"新撰組を頼むよ"
稽古中、演出の川本さんにそう言われてからまた何かが自分の中で変わりました。
たくさん話しましたし、色んなことを教えてくださいました。
今回は稽古期間が一ヶ月もなく、短期間で役、舞台を作り上げるのは初めてで、やはり大変でしたが、その分一度も現状に満足せずにやり続けられたんじゃないかなと思います。
せっかくやるなら皆が描いている人物像をある意味裏切るような、今の僕にしかできない、自分ならではの土方歳三を作り上げたい。
そう思って最後まで挑戦し続けました。
ここだけの話、正直言うと身体を維持することも大変でした。
今の僕にとっては1ステージで心身共に絞り出すような舞台でしたが、公演が始まってからは次の日の事は考えずに毎日全力で挑みました。
それぐらいのパワーをぶつけないと成り立たない作品だと感じたからです。
それに、言ってしまえば、お金を払って観にきてくださるお客様にはそんなことは関係ないですからね。
しかし、そんな僕たちを支え、素敵な舞台を一緒に作り上げてくださったスタッフの皆さんは勿論のこと、アンサンブルの皆さんは表舞台だけではなく劇場での掃除、物販や案内、中には衣装作りや搬入作業から撤収作業までやってくださった方もいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
座長、沖田総司役の風香ちゃんは顔合わせの時から土方の恋する相手としてコミュニケーションとらないと思って、たくさん話していた気がします。
にしても普段とのギャップが、切り替えがすごくて、あんなにゆるふわな感じやのに稽古になると何かスイッチが入ったみたいに変わるし、総司になるとかっこよくも可愛くもなり、土方が一目惚れするのもしゃあないわな~!って(笑)
結果として結ばれはしなかったけど、多和田歳三の心を初めて動かした相手が西平総司で良かったと心から思いました。
坂本龍馬役の航平くんは顔合わせの時に緊張していた僕に優しく話し掛けてきてくれたのを今でも覚えています。
本当にフレンドリーな方やし、そのストイックさに僕ももっともっとやらな!と自然と考えさせされましたし、航平くんの芝居を見ていてたくさん心を突き動かされ、特に総司と龍馬のシーンを見ていて、悔しいけどこの龍馬には土方も敵わないなと思わされました。
岡田以蔵役の春兄はいつもニコニコ優しくてあったかいお兄ちゃんやけど、以蔵になるとグッと人が変わり、お茶目で愛くるしい姿、熱くかっこいい姿にたくさんの刺激を受け、稽古場でより良く見えるコツを教えてくれたりもしました。
以蔵と勝のシーンは本当に心に来るものがありましたね。
勝海舟役のおざさんとは実は昔からの顔見知りで、まさかこうして一緒に舞台に立つ日が来るとは思っていなかったので、一緒にお芝居ができてほんまに心から嬉しかったし、勝とのシーンでは心をえぐられるようなものがあって、胸が締め付けられる思いになりました。
たくさんのことを学ばせてもらいました。
斎藤一役の石塚さんはあのキャラを見事に操っていて石塚さんならではの愛らしく面白いはじめちゃんで、いつも新撰組を明るくしてくださり、個人的に僕のツボでもありましたし、今回ご一緒出来て嬉しかったです。
観に来た僕の家族も全員ツボにはまったみたいです(笑)
桂小五郎役の裕太兄ちゃんにもたくさんのことを教えていただきました。
右も左もわからないこともあったけど、一から丁寧に教えてくださり、新撰組の練習にも付き合ってくださって…僕だけでなく周りをしっかり見ていて、尊敬しかありません。
感謝感謝です。
ほんまにお兄ちゃんみたいでした。
山南敬助役のりっちゃんはほんまに真面目で山南、桂、総司でのシーンを稽古場でたくさん悩みながらもいつも全力でぶつけてやっていた姿を見ていて、同年代ということもあってか、めっさ刺激されました。
ちょいちょいあった山南と土方での意地の張り合いみたいなやり取り、実はかなり楽しんでました。
岩倉具視、岡田十蔵役の出口さんは普段からほんま面白い方でしたし、見事に二役を演じ分けていて尊敬もありますし、出口具視はきっとカンパニーの皆から愛されてる強烈な素晴らしい役だったと思います。
僕もいつも袖でクスクス笑って楽しませてもらってました(笑)
近藤勇役のしょうちゃんは変わらずほのぼの隊長でしたが、それがまた新たな新撰組を作り上げたのかもしれません。
まさかテニミュに続いて、しかも同じ新撰組とは思ってなかったから最初はお互いにびっくりでしたが、また一つの山を一緒に乗り越えられた気がします。
永倉新八役のこっさんは同じ大阪出身やからか、めっさ馴染みやすかったし、たくさん笑いあった印象があります。
暴れ牛の新八くんらしく、こっさんは稽古から色んなことに挑戦していて僕も感化されましたし、何より一緒にやっていてめっさ楽しかったです。
谷兄弟・兄 万太郎役のれんぺーくんはゆきまるちゃんとペアで新撰組のお笑い担当的なポジションでいつも笑いを誘ってくれていましたが、中でも顔芸がお得意なかな(笑)
ひでぴょんと呼んでくる普段も役柄でも愛くるしく、時々真剣な表情を見せるれんぺーくんがいてこそ、新撰組が成り立っていたんだと思っています。
谷兄弟・弟 三十郎役のゆきまるちゃんはモノマネが上手く、稽古場で色んな役の真似をして笑いを誘っていたのを覚えています。
そんなユーモア溢れる一面だけでなく、冷静に一歩引いた目線で意見をくれたりして頼れる新撰組同志でした。
同じ劇団のれんぺーくんとの谷兄弟コンビネーションはバッチリでした。
勝父役の宮川さんは本当に父って感じで普段は落ち着いているのに、さすがの演技力で稽古場で初めて勝父を見た時のインパクトがすごくて驚いたのを今でも覚えていますし、あの存在感と迫力は尊敬です。
※終演後、時間が無くて個々に写真撮るタイミング逃したのはほんまに悔ヤマレル…(T ^ T)
でもほんまこんなに素敵な共演者の方々に支えられ、また支え合って作り上げた舞台に参加できて幸せやったなと思っています。
自分と向き合って、土方歳三と向き合って、とても良い経験になりましたし、今後の課題を含め、たくさんの発見もありました。
幕末という名に相応しく本当に怒涛のような日々でした。
そんな日々を無事駆け抜けられたのは、何より皆さんからのたくさんの応援のお蔭です。
年始の忙しい中、毎公演たくさんのお客様が席を埋めてくださり、当たり前には得られない幸せな環境の中演じることができました。
きっと僕の初めてのストレートプレイを楽しみに来てくださる方も多いんやろなって思ったら、しっかり責任を持って今の僕が持つ全てを舞台でぶつけなあかんなと気を引き締めて取り組むことができました。
千秋楽、カーテンコールでの皆さんの笑顔が、涙が、僕の胸に突き刺さりました。
これからも自分らしくもっともっと頑張っていこうと強く思った瞬間でした。
2015年、ここから更に飛躍していけるように。
皆さんにも楽しんでいただき、まだ始まったばかりの2015年、今を強く生きようと思っていただけるような、そんな作品になっていたら幸いです。
本当にありがとうございました。
~新・幕末純情伝 tsc~
千秋楽に誕生日を迎えた…
風香ちゃんと!!
お客様と共にみんなでサプライズしましたよ~♪
裕太兄ちゃんの生写真が際立ってますね(笑)
続いては、近藤勇が開いた?(笑)小料理屋"いさみ"の前で…
西平総司、武田龍馬、多和田歳三じゃ~!!
そういえば、劇場にて必須だった濡れマスクを三人で日替わり当番制にしたり…(笑)
風香ちゃんのマネージャーさんが撮っているところを撮る僕のマネージャーさんの一枚(笑)
航平くんのマネージャーさんに後光がさしてるのもポイント!( ̄ー ̄)
ほんま仲良くなれてよかった^^
最後は…
"新・幕末純情伝"
みんなで一枚!
また違う現場でみんなと会えたらいいな♪
それでは、今日はこの辺で!!
11日に舞台『新・幕末純情伝』千秋楽を迎え、その幕が閉じました。
報告遅くなってしまい、すみません。
千秋楽後、今までにないぐらい心身共にぐったりしてしまいました。
しかし、今は回復しておりますので、ご心配なく!
先ずは劇場に足を運んで下さった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
正直、今回本当に悩みました。
出演のお話を耳にした時は驚きと嬉しさと不安と色んな思いが入り混じっていたのを今でも忘れません。
こんなに経験も浅く、若い自分がつか作品の土方歳三を演じるなんて…
ほとんど喋らなかった手塚に比べ、大量の台詞がある土方…
そもそもこのカンパニーに馴染めるのかな…とか
でもそんな迷ってる時間、不安に思っている暇はなかったです。
台本に追われる日々で、つか作品に必須なエネルギーを、今の自分にできる事を日々考え、ぶつけることにいっぱいいっぱいでした。
"新撰組を頼むよ"
稽古中、演出の川本さんにそう言われてからまた何かが自分の中で変わりました。
たくさん話しましたし、色んなことを教えてくださいました。
今回は稽古期間が一ヶ月もなく、短期間で役、舞台を作り上げるのは初めてで、やはり大変でしたが、その分一度も現状に満足せずにやり続けられたんじゃないかなと思います。
せっかくやるなら皆が描いている人物像をある意味裏切るような、今の僕にしかできない、自分ならではの土方歳三を作り上げたい。
そう思って最後まで挑戦し続けました。
ここだけの話、正直言うと身体を維持することも大変でした。
今の僕にとっては1ステージで心身共に絞り出すような舞台でしたが、公演が始まってからは次の日の事は考えずに毎日全力で挑みました。
それぐらいのパワーをぶつけないと成り立たない作品だと感じたからです。
それに、言ってしまえば、お金を払って観にきてくださるお客様にはそんなことは関係ないですからね。
しかし、そんな僕たちを支え、素敵な舞台を一緒に作り上げてくださったスタッフの皆さんは勿論のこと、アンサンブルの皆さんは表舞台だけではなく劇場での掃除、物販や案内、中には衣装作りや搬入作業から撤収作業までやってくださった方もいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
座長、沖田総司役の風香ちゃんは顔合わせの時から土方の恋する相手としてコミュニケーションとらないと思って、たくさん話していた気がします。
にしても普段とのギャップが、切り替えがすごくて、あんなにゆるふわな感じやのに稽古になると何かスイッチが入ったみたいに変わるし、総司になるとかっこよくも可愛くもなり、土方が一目惚れするのもしゃあないわな~!って(笑)
結果として結ばれはしなかったけど、多和田歳三の心を初めて動かした相手が西平総司で良かったと心から思いました。
坂本龍馬役の航平くんは顔合わせの時に緊張していた僕に優しく話し掛けてきてくれたのを今でも覚えています。
本当にフレンドリーな方やし、そのストイックさに僕ももっともっとやらな!と自然と考えさせされましたし、航平くんの芝居を見ていてたくさん心を突き動かされ、特に総司と龍馬のシーンを見ていて、悔しいけどこの龍馬には土方も敵わないなと思わされました。
岡田以蔵役の春兄はいつもニコニコ優しくてあったかいお兄ちゃんやけど、以蔵になるとグッと人が変わり、お茶目で愛くるしい姿、熱くかっこいい姿にたくさんの刺激を受け、稽古場でより良く見えるコツを教えてくれたりもしました。
以蔵と勝のシーンは本当に心に来るものがありましたね。
勝海舟役のおざさんとは実は昔からの顔見知りで、まさかこうして一緒に舞台に立つ日が来るとは思っていなかったので、一緒にお芝居ができてほんまに心から嬉しかったし、勝とのシーンでは心をえぐられるようなものがあって、胸が締め付けられる思いになりました。
たくさんのことを学ばせてもらいました。
斎藤一役の石塚さんはあのキャラを見事に操っていて石塚さんならではの愛らしく面白いはじめちゃんで、いつも新撰組を明るくしてくださり、個人的に僕のツボでもありましたし、今回ご一緒出来て嬉しかったです。
観に来た僕の家族も全員ツボにはまったみたいです(笑)
桂小五郎役の裕太兄ちゃんにもたくさんのことを教えていただきました。
右も左もわからないこともあったけど、一から丁寧に教えてくださり、新撰組の練習にも付き合ってくださって…僕だけでなく周りをしっかり見ていて、尊敬しかありません。
感謝感謝です。
ほんまにお兄ちゃんみたいでした。
山南敬助役のりっちゃんはほんまに真面目で山南、桂、総司でのシーンを稽古場でたくさん悩みながらもいつも全力でぶつけてやっていた姿を見ていて、同年代ということもあってか、めっさ刺激されました。
ちょいちょいあった山南と土方での意地の張り合いみたいなやり取り、実はかなり楽しんでました。
岩倉具視、岡田十蔵役の出口さんは普段からほんま面白い方でしたし、見事に二役を演じ分けていて尊敬もありますし、出口具視はきっとカンパニーの皆から愛されてる強烈な素晴らしい役だったと思います。
僕もいつも袖でクスクス笑って楽しませてもらってました(笑)
近藤勇役のしょうちゃんは変わらずほのぼの隊長でしたが、それがまた新たな新撰組を作り上げたのかもしれません。
まさかテニミュに続いて、しかも同じ新撰組とは思ってなかったから最初はお互いにびっくりでしたが、また一つの山を一緒に乗り越えられた気がします。
永倉新八役のこっさんは同じ大阪出身やからか、めっさ馴染みやすかったし、たくさん笑いあった印象があります。
暴れ牛の新八くんらしく、こっさんは稽古から色んなことに挑戦していて僕も感化されましたし、何より一緒にやっていてめっさ楽しかったです。
谷兄弟・兄 万太郎役のれんぺーくんはゆきまるちゃんとペアで新撰組のお笑い担当的なポジションでいつも笑いを誘ってくれていましたが、中でも顔芸がお得意なかな(笑)
ひでぴょんと呼んでくる普段も役柄でも愛くるしく、時々真剣な表情を見せるれんぺーくんがいてこそ、新撰組が成り立っていたんだと思っています。
谷兄弟・弟 三十郎役のゆきまるちゃんはモノマネが上手く、稽古場で色んな役の真似をして笑いを誘っていたのを覚えています。
そんなユーモア溢れる一面だけでなく、冷静に一歩引いた目線で意見をくれたりして頼れる新撰組同志でした。
同じ劇団のれんぺーくんとの谷兄弟コンビネーションはバッチリでした。
勝父役の宮川さんは本当に父って感じで普段は落ち着いているのに、さすがの演技力で稽古場で初めて勝父を見た時のインパクトがすごくて驚いたのを今でも覚えていますし、あの存在感と迫力は尊敬です。
※終演後、時間が無くて個々に写真撮るタイミング逃したのはほんまに悔ヤマレル…(T ^ T)
でもほんまこんなに素敵な共演者の方々に支えられ、また支え合って作り上げた舞台に参加できて幸せやったなと思っています。
自分と向き合って、土方歳三と向き合って、とても良い経験になりましたし、今後の課題を含め、たくさんの発見もありました。
幕末という名に相応しく本当に怒涛のような日々でした。
そんな日々を無事駆け抜けられたのは、何より皆さんからのたくさんの応援のお蔭です。
年始の忙しい中、毎公演たくさんのお客様が席を埋めてくださり、当たり前には得られない幸せな環境の中演じることができました。
きっと僕の初めてのストレートプレイを楽しみに来てくださる方も多いんやろなって思ったら、しっかり責任を持って今の僕が持つ全てを舞台でぶつけなあかんなと気を引き締めて取り組むことができました。
千秋楽、カーテンコールでの皆さんの笑顔が、涙が、僕の胸に突き刺さりました。
これからも自分らしくもっともっと頑張っていこうと強く思った瞬間でした。
2015年、ここから更に飛躍していけるように。
皆さんにも楽しんでいただき、まだ始まったばかりの2015年、今を強く生きようと思っていただけるような、そんな作品になっていたら幸いです。
本当にありがとうございました。
~新・幕末純情伝 tsc~
千秋楽に誕生日を迎えた…
風香ちゃんと!!
お客様と共にみんなでサプライズしましたよ~♪
裕太兄ちゃんの生写真が際立ってますね(笑)
続いては、近藤勇が開いた?(笑)小料理屋"いさみ"の前で…
西平総司、武田龍馬、多和田歳三じゃ~!!
そういえば、劇場にて必須だった濡れマスクを三人で日替わり当番制にしたり…(笑)
風香ちゃんのマネージャーさんが撮っているところを撮る僕のマネージャーさんの一枚(笑)
航平くんのマネージャーさんに後光がさしてるのもポイント!( ̄ー ̄)
ほんま仲良くなれてよかった^^
最後は…
"新・幕末純情伝"
みんなで一枚!
また違う現場でみんなと会えたらいいな♪
それでは、今日はこの辺で!!