こんにちは。

3月2日、青学vs四天宝寺公演 大千秋楽を迎え、無事に幕を閉じました。

報告が遅くなりすみません。

いつもの如く、大事な公演の締めくくりとなるブログなので、書いては消しての繰り返しであっという間に時間が経ってしまいました。

長くはなりますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。


去年の12月19日、東京から始まり、大阪、名古屋、仙台、福岡、そして東京凱旋と全66公演。

この公演の中で、青学として200回公演突破することもできました。

ついこないだ、もう100回か~って言ってた気がするから不思議な感じです。

期間は長かったけど、僕はあっという間に感じていて、今思い返すとすごく充実していた2ヶ月半やったんやなと思います。


これは一昨日の大千秋楽挨拶でも言ったんですけど、今回の公演では前までわからなかった色々なことを感じ、考え、そして得るものがありました。


初めて先輩チームとして挑んだことで、いかに今まで先輩達に自然と甘えて、引っ張ってもらっていたかを身を持って感じました。

今回は、これまでの経験を経て、出来て当然な僕らが四天のみんなを引っ張っていかなければならない。
そんな中で、いかに自分達に厳しくいられるか…自分自身との戦いを意識するようになった気がします。

でもそうすることで、自然に個からチーム、チームからカンパニーとして物事を捉えられるようになり、
『青学としてのプライドを持つ=この公演の責任を持つ』ということなんだなという自覚が生まれました。


そういえば、全国氷帝公演の時にマネージャーさんにこう言われたんです。

「テニミュカンパニーの柱は越前リョーマである小越君だけど、この公演の柱は青学の部長を担うあなたじゃないの?」って。

その時はっとして気持ちを引き締めつつも、実はちょっと大袈裟やなって思ってた部分もありました。

でも四天の稽古が始まって、その言葉の本当の意味がわかった気がしました。

今まではちょっとでも早よ先輩に追いつかなとか、お客さんに僕らの青学をもっと好きになってもらいたいとか、自分達のことで精一杯やったけど、
四天のみんなを引っ張って、四天ならではのお笑い要素が引き立つ楽しい公演にするには僕ら青学が主役校として、公演の柱としてどっしり構えとかなあかん。
そうなるには僕がまず部長である手塚としてチームの気持ちをひとつにまとめられる自分にならなあかんって思ったんです。

公演中も今の自分に何が出来るのか、どうしたら12人みんなが同じ方向を向けるのか、正直迷いに迷って停滞した時もあったし、このままでいいのかと焦り、千秋楽に向けて先がちょっと怖くなった時もありました。

でもそんな経験全てが己の糧となり、最終的にみんなで挑んだ一昨日の大千秋楽では自分が想像してたのとははるかに違う形で終えることができました。

もちろんいい意味でです。


ここだけの話、「This is my best」歌ってる時、ちょっと泣きそうになりました。
大阪公演の年末挨拶の時にも言った、僕の大好きなフレーズでもある
『皆のエールで明日への活力、湧いてくるのさ』
感謝の気持ちを込めて全力で噛み締めながら歌い踊りました。

そして、「俺たちの合言葉」の歌詞にあった
『ふたたび見直そう、チームの絆』
まさにこれが求められる時やったんやなって終わって感じました。

恥ずかしながら公演が終わった直後、初めて抜け殻のようになり、ホッとした自分がいました。



と、ここまで大量の文字ばかりで頭がおかしくなりそうなので写真を!


まずは、夏の準々決勝を共に戦ったひろくん、じぇじぇと。

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前回の対戦相手でもあるひろくんには、楽しかったし、また違った手塚が観れてよかったと言ってもらえて心から嬉しくなり、パワーをもらって千秋楽に挑めました。


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大千秋楽終演後、一番はじめに会った人がじぇじぇでした。
楽屋に戻るまでふらふらと手塚と多和田の境目を行き来してた状態やったから笑顔で迎えてくれてホッとした多和田でした。



そして、この冬のパートナーとも言える特別な存在の3人。

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財前の流司。

一昨日、初めて写真撮ったのが秀弥くんでした!
そう言われて、去年の10月に取材で初めて4人で会った時のことを思い出しました。

財前としていい意味で四天の空気感を変えたい、そう言ってた流司。

十二分に果たせてたと思う。
立派な財前でした。

そして、僕のツボでもありました(笑)
いつも笑かしてくれて、元気もろてたで!

ほんまにありがとう。




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千歳のけいちゃん。

僕自身、初めての年下との試合でした。
それこそ手塚とは?を感じさせてくれた瞬間もありました。

初舞台できっとめっちゃ不安やプレッシャーもあったやろうに彼の堂々たるパフォーマンス、そして成長っぷりには、はっとさせられるものがありました。

色々大変なこともあったし、これでもか!ってくらいいっぱいハモりの練習したな!
全部いい思い出や(笑)

けいちゃんと一騎討ちできて良かった。
立派な千歳でした。

そして、いつもお兄ちゃんお兄ちゃん言うて寄ってきてくれて、ほんま弟のようでした。
いや、もう弟や。

ほんまにありがとう。




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乾の成弥。 

手塚にとって最初で最後のダブルスパートナー。
やけど…変則シングルスマッチとなった手塚vs千歳というピリッとした試合の中に流司と共に素敵な味を出してくれてました。

そして、今回の公演でキャラの中で一番今までと違った一面が出てたと思う。(笑)
成弥の新たな乾が見れて楽しかった!

成弥が悩みながらもこだわりを持ってやってたのちゃんと見てたで。
成弥とダブルス組めて良かった。

ほんまにありがとう。



このメンバーでD1出来たこと、幸せに思います。



もちろん、他のキャストそれぞれからもたくさん学ばせてもらって、感謝でいっぱいです。

青学メンバーに対しては、この12人とここまでこれて、この準決勝を走り抜けれて良かった、先が楽しみっていう気持ちをこんなに心から抱けたのは、もしかしたら今回が初めてかもしれません。

ほんまにありがとう。


でも何よりこんな風に思えたのは、寒い日も雪の日も仕事や勉強で大変な日も変わらず僕らを温かく支えて、エールをくださったお客様のお蔭です。

皆さんがいてくれたから、こうして最後まで走り抜けることができました。

本当に、心からありがとうございました!


僕らのパフォーマンスを通して、何か皆さんの明日への活力になる公演となっていたなら幸いです。


今でもまだ個人的に納得いってない部分はたくさんあるし、まだまだやらなあかんことも山ほどある。

けど…

とりあえず早よDVDが見たい。

これが僕の今の本音です。

どんな風に見えてたのか早よ見返したいんです。

終わった直後に早よ見たいって思ったのも初めてやな~

でも見たら見たできっと悔しいというか、もどかしい気持ちにもなるんやろな。

ま、発売日を楽しみに待ちつつも、新たな自分を見つけるため、次なる自分に巡り合うため、しっかり自分磨きしていきます。

そして、まだまだ発展途上の僕ら青学ですが、より多くの皆さんに愛される最強チームになるためには何が必要なのかを探し続けていきたいと思います。

これからも青学、テニミュの応援よろしくお願いします。

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改めて全66公演、心から感謝の気持ちを込めて…ありがとうございました。

※自分でも想像してなかったぐらい長いブログになってしまいました…我ながらほんま末恐ろしく長い(笑)過去最長やな。(´-ω-`;)ゞ

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

それでは、今日はこの辺で!!