日本では、耳にタコができるほど、原爆は駄目、戦争は駄目と、小学校、中学校で叩き込まれる。学芸会で、戦争の犠牲者を演じたり、修学旅行で原爆ドームに行ったりと。一般市民レベルでは、戦争したって百害あって一利なしなので、すんなりとその教育が入ってくるし、特別批判する人もいない。日本国憲法の上でも、戦争に参加することは、第九条で禁じられているので、義務教育としてそのようなスタンスを取ることは、一貫している。
では、その一方で、イラク、アフガニスタンを武力で制圧し、未だ治安維持のために軍をそれぞれの国に置いているアメリカはどうだろう。実際に、自分はアメリカの公立高校でアメリカ史の授業を取っていたが、戦争は駄目、という内容は全く出てこない。授業では、戦争は歴史上の事実として、客観的に紹介される。日本で、桶狭間の戦いは、織田信長が今川義元の大軍を破った、といったような形で紹介されるように、第二次世界大戦も紹介される。広島、長崎の原爆投下も、ただの事実として、サラリと触れるだけ。何度も繰り返し取り上げられ、毎年8月15日には、スポットライトを浴びる行事がある日本で育った自分としては、非常に違和感を感じた。
そして、原爆のことよりも、テストに出る内容として、昭和天皇の名前(裕仁)を覚えるように言われる。中高で基本的に真面目に勉強しなかったからかもしれないが、明治天皇の名前なんて、その時、初めて知りました。アメリカ人としては、アメリカが第二次世界大戦で始めて攻撃を受けた真珠湾攻撃を命じた昭和天皇の方が、原爆よりも大事なのは、自国のプロパガンダとしては、当たり前なのかもしれない。
では、アメリカはまた戦争を始めるのか。イラクやアフガニスタンを武力制圧したものの、自爆テロが増え、アメリカ政府はそれらの国の作戦は公式に失敗であったと認めている。そして、サブプライムローンの焦げ付き以前から、莫大な軍事費用がアメリカ経済を圧迫していたし、足元の国内の経済状況では、とても新たな戦争に出る余裕はない。
アメリカに限らず一般的にも、今日の各国の経済は複雑に絡み合っている。グルジアへ侵略し、メドベージェフ大統領が孤立を示唆するような発言をしたロシア市場から海外投資家が一斉に身を引き、株価が暴落したのがいい例。ゆえに、戦争が、他国の経済状況の悪化を招けば、戦争を始めた国にも悪影響を与えかねない。しかし、現在のアメリカのサブプライムローンの焦げ付きに始まり、行き過ぎた金融工学を是正する動きが、外国からの直接投資を規制し、自国経済の保護、デカップリングを促進するのであれば、ある意味戦争をしやすい環境へなっていくのかもしれない。
では、その一方で、イラク、アフガニスタンを武力で制圧し、未だ治安維持のために軍をそれぞれの国に置いているアメリカはどうだろう。実際に、自分はアメリカの公立高校でアメリカ史の授業を取っていたが、戦争は駄目、という内容は全く出てこない。授業では、戦争は歴史上の事実として、客観的に紹介される。日本で、桶狭間の戦いは、織田信長が今川義元の大軍を破った、といったような形で紹介されるように、第二次世界大戦も紹介される。広島、長崎の原爆投下も、ただの事実として、サラリと触れるだけ。何度も繰り返し取り上げられ、毎年8月15日には、スポットライトを浴びる行事がある日本で育った自分としては、非常に違和感を感じた。
そして、原爆のことよりも、テストに出る内容として、昭和天皇の名前(裕仁)を覚えるように言われる。中高で基本的に真面目に勉強しなかったからかもしれないが、明治天皇の名前なんて、その時、初めて知りました。アメリカ人としては、アメリカが第二次世界大戦で始めて攻撃を受けた真珠湾攻撃を命じた昭和天皇の方が、原爆よりも大事なのは、自国のプロパガンダとしては、当たり前なのかもしれない。
では、アメリカはまた戦争を始めるのか。イラクやアフガニスタンを武力制圧したものの、自爆テロが増え、アメリカ政府はそれらの国の作戦は公式に失敗であったと認めている。そして、サブプライムローンの焦げ付き以前から、莫大な軍事費用がアメリカ経済を圧迫していたし、足元の国内の経済状況では、とても新たな戦争に出る余裕はない。
アメリカに限らず一般的にも、今日の各国の経済は複雑に絡み合っている。グルジアへ侵略し、メドベージェフ大統領が孤立を示唆するような発言をしたロシア市場から海外投資家が一斉に身を引き、株価が暴落したのがいい例。ゆえに、戦争が、他国の経済状況の悪化を招けば、戦争を始めた国にも悪影響を与えかねない。しかし、現在のアメリカのサブプライムローンの焦げ付きに始まり、行き過ぎた金融工学を是正する動きが、外国からの直接投資を規制し、自国経済の保護、デカップリングを促進するのであれば、ある意味戦争をしやすい環境へなっていくのかもしれない。