ブログ、、、


遅くなりました。。。

一足早いですけど、メリークリスマス🎄^_^

さて、、、

今回のブログは前回に続き、認知症に関して、私が関わった方の実体験を書きます。

認知症を放っておいた女性

好子さんは夫の富男さんと2人暮らし。
  72歳を過ぎた時に富男さんが好子さんの異変に気付きました。夫婦で参加していた地域の清掃ボランティアに好子さんが休みがちになったのです。理由を聴くと、「疲れている」と言い、富男さんは年齢からくる疲労と思い、気にしませんでした。しばらくすると、同じことを何度も聴いてくるなどの物忘れが目立ち始めました。富男さんは娘と相談し、病院へ連れて行く事にしました。検査結果と診察を受けて、医師の診断は「認知症ではないけど、認知症の手前まで来ている」でした。
   認知症ではないと診断を受けて、特に予防などをすることなく1年が過ぎた頃、好子さんの物忘れがさらに悪化し、昨日の出来事を忘れたり、お漏らしをしたり、夜中に料理を作るなどの奇行が見られるようになりました。富男さんは認知症になってしまったと思い、病院を勧めましたが、好子さんは「歳のせいだから、大丈夫。」と言って病院へ行きませんでした。それ以降、症状はさらに悪化しました。その後、好子さんは認知症の診断を受けました。その頃の好子さんは、家族以外の人の事を忘れていました。また、着替えやお風呂も富男さんの介護が必要な状態でした。富男さんだけでは負担が大きいので娘さんも手伝う様になりました。
   現在、妙子さんは昼夜逆転もあり24時間体制で介護が必要な状態です。施設にはあと1年程待てば入れます。それまでは在宅での介護生活が続きます。富男さんは介護疲労で腰痛になり、腰の治療をしながら好子さんの介護を続けています。

認知症の一歩手前と分かっておきながら、放っておいたせいで取り返しのつかない事になってしまいました。
世の中にはそんな人がたくさんいます。
認知症の一歩手前(軽度認知障害)は2016年現在で400万人です。

認知症専門塾LAPREはそんな人たちが取り返しのつかない事にならないように活動しています。
先日、皆さんも知っている著名人と認知症について対談させて頂きました。
ぜひ私たちの事をさらに知ってください。
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認知症専門塾LAPRE

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