私は認知症について疑問が1つありました。
それは、軽度認知障害は男性の方が多いのに認知症は女性の方が多いことです。
この疑問を解決しそうな内容が「Neurology」で記載されていました。
その内容は、、、
女性が軽度認知障害や初期の認知症の段階では言語性記憶障害の症状がでにくいということです。
言語性記憶障害は軽度認知障害や初期認知症の特徴として診断基準にも使われます。
なので、言語性記憶障害がない女性は軽度認知障害の診断がでないのです。
そして、認知症になってから言語性記憶障害が現れます。
つまり、女性は軽度認知障害であることに気づきにくいので、軽度認知障害で数が少なくても、認知症になると数が多くなる。
と考えられます。
近いうちに、男性と女性で軽度認知障害の診断基準が変わるかもです。
※軽度認知障害とは、
簡単にいうと正常と認知症の間の状態の事です。
認知症専門塾LAPRE