2021年06月26日 08時19分44秒
『君が描く光』(韓国:2016)。
テーマ:韓国映画チャン監督作品。
(『ポイントブランク』など)
あらすじ
【済州島の町で伝説の海女として知られるケチュン(ユン・ヨジョン)と孫娘のヘジは、互いを見守りながら平和に暮らしていた。そんなある日、ひょんなことから最愛の孫娘が失踪してしまう。ヘジを探すために全力を尽くしたケチュンは、12年の歳月をかけてヘジ(キム・ゴウン)を探し出す。ようやくヘジと再会したケチュン。二人は再び一緒に暮らし始めるが、ヘジはその失踪していた間に何があったのかを話そうとしない。果たして、ケチュンとヘジの生活は12年前と同じように元通りになるのだろうか?】
U-NEXT視聴。(ポイント使用)
原題は
『계춘할망(ケチュンハルマン)』
=ケチュンおばあさん。
韓国語でおばあさんは할머니(ハルモニ)ですが
할망(ハルマン)は済州島の方言なんだそうです。
そして
日本のタイトルは『君が描く光』ですって。
え? なんで?
ってのは置いといて...。
ヨジョンさんが主演の作品は
はじめての鑑賞かもなぁ~。
個人的になんですが わたくし
口が開きっぱなしの人が苦手なんです。
先日鑑賞した『バーニング』の
ユ・アインくんもでしたが
本作のヨジョンさんもずっと口が開いてて
そこが気になって気になって...
気も散るし若干ストレスでした。
バラエティに出てるときでも
割りと開いてらっしゃいますもんね...。
まぁ そんなストレスはありましたが
作品はとてもよかったんですよ。え?
(じゃ なんで愚痴った?
って突っ込むのはナシねw)
ケチュンは孫のヘジと2人暮らし。
ケチュンの息子でヘジの父親は
他界しています。
ヘジの母親は たぶん
離婚して出ていったのかな?
ケチュンは海女をしながら
ヘジと幸せに暮らしていた。
しかし ある日 2人で街に出掛けたとき
ヘジがいなくなってしまう。
必死に探したけどヘジは見つからず。
そのまま12年が経過...。
そして 突然ヘジと名乗る少女が現れる。
大喜びでヘジを迎え入れる
ケチュンと島の人々。
ぎこちなさはあるものの
ヘジは徐々に心を開き
ケチュンとの生活も安定してきていた。
しかし いなくなってた12年間
荒れた生活をしていたヘジは
島の生活に馴染めず浮いた存在に。
そんな中でも子供の頃から好きだった
絵を描くことで変化が出てくる。
果たして ケチュンとヘジは
幸せに暮らしていけるのでしょうか?
あらすじを読まずに鑑賞したので
驚かされることもありましたし
済州島の人たちの暖かさに
ジーンとされられて
やっぱり 後半は涙・涙でした。
ヨジョンさんは
12年以上の時間を演じておられます。
ヘジがまだ幼かった頃のケチュンは
おばあさんではあるけど
まだ はつらつとしてた。
12年が経過し ヘジが戻ってきてから
その後の時間の経過の演技は
とても素晴らしかったです。
それはたぶん彼女だけじゃなく
メイクさんなど周りのスタッフさんとの
努力の賜物なんだろうと思います。
ゴウンちゃんって美しい方ですよね~。
醸し出す雰囲気で美人をまとってる
っていうか制服着てるけど色気があるし
やっぱり演技は上手だし
素敵な女優さんです。
彼女出てると満足度高くなるんだよね。
そして ヤン・イクチュンさん。
ヘジの美術教師として出演されてましたが
すっごくよかったですw
いや もう まじで好き。
こんな先生になら何でも相談できるなぁ
って思えちゃう素敵な先生でした。
雑なんだけど ちゃんと向き合ってくれる
先生でした。
他にも
キム・ヒウォンさん
SHINeeのミノ
リュ・ジュニョルくん など
魅力的な方がたくさん登場します。
涙なしでは観られない
心暖まる素敵な作品です。