韓国映画を初めて観たのは2000年。
韓国ドラマも好きだし K-POPも好き。
韓国のエンターテイメントを
好きになってかれこれ20年経過。
文才はないですが
素直なレビューを書いてます。
興味があるかたはのぞいていってください。
※当ブログで使用している画像は
個人で楽しむことを目的とし
権利を侵害する使用ではありません。
著作権・肖像権は
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(画像加工・画像転載禁止)
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『破墓(パミョ)』(韓国:2024)。
チャン・ジェヒョン監督作品。
(『サバハ』など)
あらすじ
【巫堂ファリム(キム・ゴウン)と弟子ボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、桁違いの報酬で依頼を受ける。すぐに、先祖の墓が原因だと気づき、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)も合流する。やがて、4人はお祓いと改葬を同時に行なうが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていた・・・。】
字幕翻訳 根本理恵。
こちら↑の画像
4人の隙間から見えるグレーの空には
朝鮮半島の形が浮き上がっています。
映画公開後に投稿された あるファンアートを
配給会社のShowboxが投稿者からの
許可を得て完成させたポスターらしいです。
このポスター画像を"X"で目にした瞬間
絶対観る!って思ってて
公開を楽しみにしておりました。
観賞後に改めてこのポスターを見てみると
ストーリーを物語ってることが感じられます。
韓国には巫堂(ムーダン)という
霊とか神などと対話することができ
楽器で音を奏でるなかで踊りながら
彼らの言葉をお告げをしたり
彼らが憑依したりと
この世とあの世を
繋ぐことができる人?がいるそうです。
そんな巫堂ファリムをゴウンさんが演じており
その弟子ボンギルをドヒョンさん。
改葬のため
お墓に良い土地を選ぶ仕事をしてる
風水師サンドクをミンシクさん。
その改葬を手伝う葬儀師ヨングンを
ヘジンさんが演じておられます。
この4人が1つのチームとなり
高額依頼の改葬を行うのですが
まあまあ大変なことになっちゃったってお話。
最初は報酬額を聞いて喜んでいたサンドク。
しかし いざ改葬前の墓地に足を運ぶと
とても嫌な予感がするわけです。
"触らない方がいい"と皆に提案するも
報酬のことを思うと引き受けたくもあり
葛藤はしますが結局は墓を掘り返します...。
案の定 サンドクの予感は的中。
ただならぬ墓を掘り返してしまったようで
次々に恐ろしいことが起こり始める。
しかし 放棄することもできず
依頼者の許可を得て
焼却することを決めたんだけど...。
長らく風水師をしてきたサンドク
そして 巫堂のファリムたちの
常識を越えることの連続で
謎は深まるばかり。
この墓に秘められたものはいったいなんなのか
無事に改葬を済ませることができるのか...。
日本は火葬文化なので
お墓であっても納骨堂であっても
遺骨を預ける感じではありますが
韓国は土葬もあるんですよね?
でも しかし お墓を掘り返す
改葬というものは
一般的なことなのかしら?
本編での改葬は
お墓に良くない土地から先祖を救い
現世にいる子孫をも救うという感覚で
棺を掘り返し さらに棺を開け
骨を綺麗に並べ直してから供養し
風水的に良いとされる場所へ移動させ
再び埋めるって感じでした。
わが家のご先祖様たちも
以前 以前の場所を墓じまいして
お引っ越しをしましたが
韓国は土葬もあるので改葬といっても
棺を開けるところまでするとは思わず
ちょっと衝撃的でした。
映画のストーリーとはあまり関係ないところで
衝撃受けてごめんなさいw
個人的には楽しく観られたと感じています。
霊とか呪いとか祟りとかを連想させる
オカルト的な要素があるので
「怖くて夜寝られないかも」と思いましたが
みなさん安心してください 快眠でしたww
ミンシクさんも素敵だったし
ゴウンさんはやっぱりよかったし
ヘジンさんのユニークさは相変わらず健在で
場の雰囲気を少し軽くしてくれてて助かりました。
パート2があっても面白いなぁって思いましたが
どうでしょうかねぇー。
『ソウルの春』(韓国:2023)。
キム・ソンス監督作品。
(『アシュラ』など)
あらすじ
【1979年10月26日、独裁者とも言われた大韓民国大統領が、自らの側近に暗殺された。国中に衝撃が走るとともに、民主化を期待する国民の声は日に日に高まってゆく。しかし、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)は、陸軍内の秘密組織"ハナ会"の将校たちを率い、新たな独裁者として君臨すべく、同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシン(チョン・ウソン)は、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況の中、自らの軍人としての信念に基づき"反逆者"チョン・ドゥグァンの暴走を食い止めるべく立ち上がる。】
字幕監修:秋月望
ソウルの春とは
パク・チョンヒ大統領暗殺に端を発し
国民の民主化ムードが隆盛した政治的過渡期を
チェコスロバキアの「プラハの春」に
なぞらえ呼称したもの。
(公式サイトより)
事実に基づいたフィクション。
結末がどうなるか分かってはいるけれど
それでも逆の展開にならないのだろうかと
手に汗握りながら観てしまいました。
ファン・ジョンミンさん演じる
チョン・ドゥグァンは
チョン・ドゥファン(第11.12代大統領)。
パク・ヘジュンさん演じる
ノ・テゴンはノ・テウ(第13代大統領)。
彼らは陸軍士官学校の同期で"ハナ会"を結成。
2人を中心に今回のクーデターを決行。
圧倒的な人員の差で
この戦いを納めたのはドゥグァン。
それでも 負けが見えてても
国と国民のために真正面から挑む
イ・テシンの姿に胸が熱くなりました。
当時を生きてきて事実を知ってる人から
当時を知らない若者まで
あらゆる世代が劇場に足を運び
コロナ禍にも関わらず
韓国では4人に1人が観た作品なんだとか。
事実に基づくフィクションとありましたが
かなり忠実だったのでは?と思えるほど
ハナ会とテシン側の攻防戦は
臨場感あり鳥肌が立つほど没入。
出演者は非常に多くて
あの人もこの人も出てますw
(え?誰??)
その中でも
やはりファン・ジョンミン最高だし
チョン・ウソン素敵でした。
そして チョン・ヘイン全力で好きww
李舜臣像の前に
大層なバリケードと
じゃんじゃん戦車登場して
国民 ビビらんのかいって思ったけど
あぁこんなことがあったんだなぁと
漠然と感じられる作品なのでおすすめです。