海外ファンの国内スポーツへの反応 ~1~ | 和久井秀俊オフィシャルブログ「海外サッカー選手のホンネ」Powered by Ameba

海外ファンの国内スポーツへの反応 ~1~

 

 

 

国外から見る国内スポーツ

 

 

 

どの国のどのスポーツも、どのように国外のファンを獲得するかを考えています。それはインターネットを介して様々な映像や情報を掴めるようになったことが大きく、リスクもありますが、よりマーケットとファンを増やすツールになっています。

 

そんな各国のスポーツの視点を国外に向けて、見ていきたいと思います。

 

 

 

サッカー大国ブラジル

 

 

サッカー大国ブラジルと思っていたのは、僕だけでしょうか?

FOXとESPNは週に8試合のアメリカ野球・メジャーリーグを放送し、2012年以降の視聴率は倍増しているそうです。
 


Beira Rioで行われたAmerican Football Gigante Bowlに、フットボール12,000人のファンが集まったようです。伝えられるところによると、この国には330万人のNFLファンがいるそうです。

 

 

 

スポーツエンタメのアメリカ

 

 

 

アメリカには人気スポーツは多々あります、その一つでもあるゴルフ。そのゴルファーの数は、2002年のピークから24%も減少したそうです。

それに伴って、テレビの視聴率、プレーラウンド、ゴルフ用品の売上げ、ゴルフ場建設も落ち込みを示していました。


MMA(総合格闘技) は、再びニューヨーク州によって合法化されて、人気を集めているようです。クリケットのT20ワールドカップ決勝をESPN2で放送し、240万人の視聴者を惹きつけました。


国内が盛り上がってきたサッカーですが、NBCは英国プレミアリーグの権利として10億ドルを支払ったにもかかわらず、アメリカではLiga MX(メキシコリーグ)の視聴者がいまだ多いようです。メキシコリーグ18クラブの内、13チームの独占的な放送権を持ち、年間200回以上の試合を行っているユニビジョン。最近は、Facebookがこのストリーミング中継に参入したようです。

 

 

健全性の高い日本

 

 

ラグビーワールドカップでの南アフリカ戦勝利後、日本では視聴者が日本人の全人口の1/5にあたる64%の日本人全体の5分の1が、日本対サモア戦を視聴したようです。

野球では、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本のテレビ視聴者は、オリンピックやワールドカップよりもテレビの視聴者が多かったようです。

個人スポーツとしてテニスの錦織選手は、日本人アスリートとして世界での知名度が非常に高いです。

 

 

 

どうしても内にいると、国外の実際の反応や国内の事実としての動きを公平な目線で感じることが難しくなります。

スポーツの価値をどのように伝えて、どのように守るかを考えて、発展させていきたいですね。次回、欧州各国も見ていきたいと思います。