◆世界で最も盛り上がるスポーツの大会はサッカー?
和久井です。
今回は、世界の様々なスポーツの大会で最も平均観客動員数が多い大会(サッカーに限定しない)を見ていきたいと思います。
今回も、UEFAが報告したベンチマーキングレポートを参考に考えていきたいと思います。
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上記は、平均観客動員数の最も多い20大会(2015-2016年、2012年)をランキングしたものです。
一位は、シックス・ネイションズカップと呼ばれるヨーロッパの強豪6カ国が参加する国際ラグビー大会。参加チームが少ないので、15試合しか行われないので総合観客動員数は48位ですが、平均は唯一70,000人を超える平均観客動員数。
日本では横浜国際総合競技場が唯一収容できる人数でしょうか?
二位は、NFLのアメリカンフットボール。総合試合数は256試合で、総合観客動員数も6位。
三位にサッカー。ブラジルで行われたワールドカップで平均53,592人。
五位に、UEFAユーロで平均46,481人。
七位にドイツブンデスリーガが入り、306試合で平均43,300人。
九位にUCL(UEFAチャンピオンズリーグ)が入っています。
UEFA CL予備予選3回戦2013/2014、チェコのクラブと対戦し敗戦(写真)
世界で最も総合観客動員数が多い大会は、野球のMLBで総数73,760,000人。1試合平均は30,517人で13位ですが、1シーズン2,417試合(サッカーの試合の約8倍)もありながら、すごい数です。
アジアのサッカーリーグでは、インドのスーパーリーグで平均26,376人で17位でで、日本は2015年シーズンは17,802人でした。
UEFA CL予備予選3回戦2013/2014、チェコのクラブと対戦し敗戦(写真)
トップ50の大会の内、スポーツ毎にカウントすると、
一位は、29大会でサッカーの大会
二位は、ラグビーの7大会
三位は、野球の4大会
そしてクリケット、アメリカンフットボール3大会と続きます。
大陸に分けると、
21大会でヨーロッパが一位、
北・中央アメリカが10大会で二位、
そしてアジアが7大会で7位。
単純な人口数、大会の開催地、スタジアムなど、これらの大会を平均動員数だけで優劣を比較できませんが、上記の大会から学ぶことはたくさんありそうですね。そして今後はさらに、スタジアム以外のクラウドにどれだけの観客を集められるかも、今後のクラブやリーグ運営に大きな影響を及ぼすことだと思います。