◆欧州リーグで最も観客数が伸びているリーグは？

和久井です。

今回は最も観客数が伸びている欧州リーグについて見ていきたいと思います。

今回も、UEFAが報告したベンチマーキングレポートを参考に考えていきたいと思います。下記、欧州リーグ（2014/2015と2015/2016シーズン比較）の観客の増加数をランキングで示したものです。

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順位　/　リーグ　/　増加率　/　増加数

1. スウェーデン　４０％　678,960人

2. スペイン　６％　658,464人

3. イスラエル　４１％　467,696人　

4. アゼルバイジャン　９９％　231,463人

5. ポーランド　９％　230,367人

6. スコットランド　１２％　227,048人

7. ポルトガル　７％　214,727人

8. オランダ　３％　188,683人

9. ロシア　８％　186,990人

10. トルコ　５％　134,045人

11. セルビア　２１％　133,761人

12. イングランド　１％　107,198人　

13. フィンランド　２６％　104,544人

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32. ウクライナ　－１８％　－200,410人

33. ルーマニア　－１９％　－214,371人

34. フランス　－６％　−514,729人

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欧州リーグの34リーグの観客数が増加し、17リーグが減少しました。その中でも、アゼルバイジャンやイスラエル、アルメニア、ギリシャ、モルドバ、スロベニア、スロバキア、スウェーデン、フィンランド、エストニア、ラトビアが２０％以上の増加率を示しました。

アゼルバイジャンのクラブとUEFAヨーロッパリーグで戦った試合の様子（写真）

ルーマニアリーグのように、リーグの制度が変更して試合自体の減少したり、ウクライナは情勢不安によって経済、政治、セキャリティ上で影響を受ました。さらにフランスのように、クラブの昇格や降格によってリーグ全体の観客の増減によって影響が出た国もあります。

欧州全体で、2,611,549人増加していました。また、エストニアやラトビアを含む北欧全体の観客数の増加が見えました。エストニアで感じることは、エンタテインメントのコンテンツの一つとして整備がされてきたことが理由の一つに挙げられると思います。

一つの出来事で、サッカー界では様々な影響を及ぼします。ドイツでテロも発生しましたが、本当に許せない行為です。こうした行為を未然に、そして最小限に抑えられる管理をサッカー界一丸となって取り組めることを心から願っています。