こんにちは。この指とまれの中井です。
いよいよ始まりました。
40周年企画のピザ窯づくり。
この単なるのっぱらが、一月後にはピザ窯に代わり、
みんなで、うまいうまい言いながらピザを食べるのです。
楽しみですね。
今回のピザ窯を作るにあたり、一つコンセプトを考えました。
それは、素人でも楽しみながら、簡単に作れることです。
個人差もあると思うので、どこまでを簡単というかは、ま、置いといて…
このコンセプトに出来るだけ沿ってやっていきます。
ということで、今日は午前中、田んぼの手取り除草と田車を押してもらい、
(この時点で参加者の皆さんも少し疲れが見えた。かな?)
お昼を挟んで、さあ始めます。
今日の、お題は「土台作り」です。
ピザ窯は、煉瓦やコンクリート、土とかなり重い素材ばかりを使います。
ですので、それを支える土台は、頑丈でなければなりません。
また、地面から直接ピザ窯にしてもいいのですが、
一々かがまなければならないし、作業性も悪いので、
丁度、台所の様に、腰の高さまで土台を作り、
その上に窯を組んでいくことにしました。
しかしもかかし、ここからが、一般的なピザ窯との違うところ。
うちのピザ窯の土台はなんでしょう?
答えは「土嚢」
中に土を入れた袋を使います。
これは「アースバック工法」と言って、
今回のコンセプトの様に、
誰でも特別な知識や経験がなくても、家を作る。
という方法です。
このやり方を今回は土台に応用します。
ま、いずれ僕の別荘でもこのやり方で作りたいと考えていますが。
置いといて。
↑まず地面をある程度水平に削ります。
そこに砂利を敷き、付き固めます。
その後、そこら辺の土を土嚢に詰めて、土台の大きさに並べて行きます。
今回は、一段6袋の8段でした。
並べた土嚢を、ゴムハンマーや、木槌で叩いて、
しっかりと硬さを出していきます。
一段並べたら、そこに有刺鉄線を置きます。
そしてまた次の段を積んでいきます。
これを繰り返して8段。最後に何本か上から地面の中まで
鉄筋を通しました。(補強の為)
今日は会員Mさんの息子さんも頑張ってくれました。
最後まで頼むで~。たか~!!
最後にコンクリートの平版と、ちょっとデカくなり過ぎたので、
隙間に煉瓦を敷き、モルタルでくっ付けて完成!!
人数もいたので、1時間半くらいで終了しました。
めでたしめでたし。
このままでは土嚢袋がむき出しなので、次回ピザ窯の本体作りと並行して、
以前、エコトイレにも率いた、「ストローベイル工法」で
土嚢の周りを覆っていきます。
これは、なんのことはない、土とわらと水で団子にしたものを壁にするのです。
これも誰でも簡単に(しかし根気はいるけどね)出来る方法です。
さあ、次回は6月25日。
もちろん午前中は田んぼ除草ですが、
また昼からはピザ窯づくりです。
6月に入り、咲いた花から実がなってと、
後半は子供とお母さんたちは、イチゴにブルーベリー、桑の実にグミと、
フルーツ狩りで楽しんでいましたよん。
それでは本日はお疲れ様でした。
次回も是非来てくださいね!
待ってるぜよ。