子供の頃……大人になったら、大学に進学して、
適当な会社に就職して、そして25くらいで結婚してと・・・・そんな未来の展望を想像していた。
だが今の俺は………………
海崎新太(中川大志)27歳無職、人生どん詰まりの真っ只中だ。とりあえずのコンビニのアルバイトで糊口をしのいでいた。面接をしても新卒で入った会社を五ヶ月で辞めたのが裏目に出てどこの会社でも面接で不合格になってしまう。
今日も友達から呑みに誘われ普通に勤め人のふりをして友達の飲み会に参加していた。
帰り道の途中、見知らぬ男から「こんばんわ🎵海崎新太さん。はじめまして」と呼び止められる。怪訝そうな顔をして見ると…その男は名前を夜明了(千葉雄大)と言い「おめでとうございます。今回あなたは見事リライフの対象に選考されました。人生をやり直してみませんか?」とずけずけと落ち込んでいる海崎新太に入り込んで来る。夜明了はすかさず「協力してもらえないでしょうか?被験の期間中は生活費や食費などの面倒は一切見ます。悪い話ではないでしょう?」と囁く。
で?どうやって簡単にやり直しなんて出来るもんじゃないっしょ?と訊ねると夜明了は「簡単ですよ。この春から高校に通ってもらいます。我が社リライフ研究所が開発した新薬!若返りの薬を飲んでいただければ十才くらいは若くなりますから…」
「怖ェェェェ❗そんなん怪しい薬飲めるわけないっしょ?バッカじゃね~の」と全否定する新太に夜明は「とにかくまずはお試しください」とカプセルを新太に無理矢理渡す。
海崎は翌朝少々二日酔いぎみで目を覚ますと・・・・・・・・
眼鏡をかけると何か?やたらぼやける??裸眼の方がしっかり見える。ひげもそんなに伸びていない??鏡を見て自分の若返った姿に仰天する。
どうやら自分で意識もしてない内にカプセルを飲んでしまったようなのである❗❗
夜明からの説明があった通りに、都内のある高校に編入という形で通うことになる。リライフ実験 くんのスタートである。
久々の高校登校にビビりつつも、海崎は感慨深くも感じていた。「一年間おとなしく…影のように空気のように過ごしていこう。誰とも関わることなく……」と頭の中で考えを巡らせていた。教室の一番後ろの真ん中の席が空いていたのでとりあえず座る。
「あのう~そこ私の席なんですけどww」と真面目そうな女子日代千鶴さん(アモーレ平愛梨の妹平祐奈)が座る席だったのだ。丁寧に席次表なら黒板に貼ってあると教えてくれる。
教えられた席に着席してると担任教師が教室に入ってくる。若い‼俺と歳変わんないくらいじゃないかと思っていると、HR開始早々に小テストを配布する。海崎は筆箱を忘れてあたふたリュックを漁っているとタバコを落としてしまう❗
「海崎君!そのそれ何!!」と咎められるが喫煙者で大人の感覚のままでいた海崎は「いつもの癖で……」と言ってしまう。海崎の前の席に座っている大神和臣(高杉真宙)がテストの時間推してますと機転を利かせて遮ってくれる。
筆記用具が無くて困っていた海崎に隣の席のマスク美女の狩生玲奈(池田エライザ)が黙って貸してくれたのでどうにかテストは受けられる。
廊下側の端の席には若返ってもそのままでもあまり違和感のない夜明了の姿もあった。
テストが終わって昼休憩になって、色々と問い詰めたいことがありすぎる海崎は夜明に訊ねる。夜明は追加的に説明を付け加える。
リライフのことは当然ながら一切他言無用❗もし何らかの形でバレたら実験は即終了。海崎さんは記憶を抹消された上におっぽり出されます。一番学業も難しい高三でコミュニケーションをとるのも大変ですが頑張ってクリクリ。リライフ実験終了後は関わった皆の記憶は抹消されますが海崎さんの記憶はそのまま残り続けます。そうしなければこのプロジェクトの意味がないですから✨と言われる。
ふと見ると食堂の行列の先頭で困っている女子がいる。よく見れば先程新太に席の間違いを指摘してくれた日代さんだ。彼女を放っとけずなけなしの1000円を渡してあげる。日代さんは「こんな大金、躊躇いなく渡せるなんて大人てすね。ありがたくお借りします」と率直に礼を言い新太のお金を受け取る。
日代さんが言うには、学期最初のテストで成績一位をとった人は学級委員を任されかつ、シルバーピンを交付され、学食などが無料になる特典が得られるので日代さんはそれを当て込んでお金を持ってこなかったのだ。
放課後、残されて説教された帰りの海崎とべん日代さんから友達になってほしいと頼まれる。普通なら女子からそんなこと言われたらドキドキ💓もんだが、10も歳の離れた海崎は大人の余裕な感覚で日代さんの相談にのってあげる。高校三年にもなってボッチでとっつきにくく親しい友人と呼べる人が誰もいない!そんな自分を変えたい‼と切に訴える日代さんに「笑ってみたらいつもにこにこしていたらどう?」とアドバイスする。
「こうですか?」とからくり人形のような悪魔じみた笑い顔をうかべるので海崎はドン引きする。
海崎と日代は携帯の電話番号とLINEを交換する。
夜明了は会社で海崎新太のリライフ被験者002である彼のデータを打ち込んでいた。「困っている人を放っとけない。気遣いや優しさがあり、対人スキルもとても高いのを感じさせられた。ナンバー001との失敗サンプルと違い…………
被験者ナンバー002海崎新太はきっと充実したリライフ生活を送れるだろう…」
翌日、学級委員は大神和臣と日代千鶴が任命される。大神がチャラそうなのに意外に頭がいいのに驚く新太。そんな彼は現役から遥か遠ざかってしまっていたせいか赤点補習の再テストになってしまった。
狩生玲奈は二位に甘んじてしまう。ダチの小野屋杏(岡崎紗絵)が励ますがストイックな玲奈は悔しがる素振りもちっとも見せない。玲奈は日代をキッと見据えると日代は海崎からのアドバイス通りにあの悪魔スマイルで微笑み返す。玲奈は悔しさのあまり唇を噛み締め下を向いてしまう。
下校時、大神と狩生が言い争いをしているのを見て海崎は「ははあぁぁ~ん(* ̄ー ̄)どうやら狩生は大神のことを好きなんだな?
てことは日代さんは狩生から大神の隣のポジションとシルバーピンの両方を奪ってしまったのか・・・」と察知する。
後日、海崎の住まいに大神と狩生と小野屋が勉強を教えるからとサプライズ訪問しにやって来る。両親は?訊ねられるが海外出張だと誤魔化す。その間に日代さんからLINEメールが入る。最近狩生さんとよく目が合うのです。お友達になれそうかも✨と勘違いをモロにしているLINEをくれる。
海崎の持ってるMDコンボとMDのウォークマンを小野屋と狩生はめずらしがる。音楽をスマホなんかで聴く現代っ子からしたらMDやカセットテープなど知る由もないのである。そしてBUMP OF CHICKENの『天体観測』をいい曲だね🎵と気に入ってしまう。
学級委員の委員会に一緒に出席する大神と日代に狩生は出くわす。大神は「大神さんじゃ堅苦しいからカズくんって呼んでよ」と頼む。日代さんは躊躇いもなく「じゃあカズくん」と呼ぶ。そして鉢合わせた玲奈にあのスマイルをする。玲奈は憮然と立ち去ってしまう。
部活帰り鍵を職員室に返しに立ち寄る狩生は、まだ残って先生と話をしている日代を見かける。鍵置き場の横には日代の黒猫ストラップの付いた学生カバンを見つける。衝動的に日代を困らせてやろうと思いついた狩生は日代のカバンを持ち去る!!
そそくさと学校を下校しようとする狩生は階段のところで居残りの海崎とバッタリ会ってしまう。
海崎に「なぜ?!日代さんのカバンを持っているのか?」訊かれ慌てて逃げようとして二人とも階段から転げ落ちてしまう!!
幸いにして二人とも大したケガはしなかったが、海崎は狩生を見つめながら考える………………
海崎新太が会社員時代、自分の直属の上司で仕事も有能な佐伯先輩(市川実日子)が仕事が出来すぎるが故に他の男性社員からチクチクと嫌がらせを受けていた。海崎はそんな健気に耐える佐伯先輩を見過ごせず上司に告発するが、上層部は大して取り合ってもくれず逆に会社に居づらくなった佐伯先輩は会社を去ることになってしまう・・・・・・・・・・・・
「俺が余計なことをしたから…俺のせいで先輩は……もう余計なことはしないって決めたんだ。影薄くさら~っと一年過ぎればそれでいい……」
しかし海崎は立ち止まり、狩生に問いかける。
「逃げるな❗狩生❗答えろ❗
人を貶める行為は結局自分に跳ね返ってくるんだ‼勉強頑張ってたじゃないかよ。自分の努力を踏みにじるなよ❗」
「あたしだって頑張ったよ❗それなのに全然勝てなくて❗しかもバカにされて…」と泣き出してしまう狩生に諭すように海崎は語る。
「そんなことはない。人と比べた順位だけが全てじゃない。頑張った分はちゃんと狩生の成長になる。だから頑張ることをあきらめるな❗❗」
頑張ることをあきらめるな❗か自分が先輩に言われたことだけどな……と考えながら先に下校すると日代さんが待っていた。なぜ狩生さんが私のカバンを持っていたのか?不思議がる日代に海崎は「狩生に理由を直接訊いてみれば」と言う。
日代と狩生は対峙する。なぜカバンを持ち去ったのか理由を訊ねる日代に狩生は正直に「嫌いだから!いつもバカにしたような顔で勝ち誇っているから!」と言うと日代は首を横に振ってバカになんてしてませんと言う。
日代に笑ってみてと注文すると日代は悪魔スマイルを見せる。それでようやく海崎の言ったことを納得する。この笑顔は天然なんだ‼と海崎さんから常に笑っていた方がいいとアドバイスを受けて狩生さんと友達になりたい一心で笑っていたんですと答える。
こうして日代と狩生はようやく和解する。そして仲直りの握手を交わす。青臭いけどとっても青春映画なノリを感じてしまう。
風の便りで海崎は佐伯先輩が自殺したと聞く。そのショックで会社を辞めてしまったのであった。
先輩に言われた「頑張ることをあきらめるな❗」を自分の中で反芻する。
もう少しで夏休み。小野屋の誘いで花火大会に行こう🎵ということになる。小野屋が日代を誘う。
図書館で大神に狩生への気持ちを問いただす。頭はいいけど、恋愛へのことがからっきし不器用な大神に「今を大切にしろ❗❗」とアドバイスする海崎におまいってオッサン臭いなと言われてしまう。
海崎は花火大会に行く前に所用があるので後から行くのでみんなに合流するのはチト遅れると言っていた。心配する日代はLINEで「私は海崎さんのお陰で一歩踏み出すことが出来ました。一緒に花火が見たいです…日代」とメッセージを送る。
海崎は急いで駆けつけてみんなに合流する。後は花火を待つだけのとこで土砂降りの大雨が急に降りだす❗
神社の境内で雨宿りをする五人。大神は高校三年の夏休みは一度きり!ここで告白しなければ(^-^)/と決意して雨の降りしきるところに立って「狩生❗❗お前が好きだ❗❗❗」と告白する。
それを皮切りに五人は一斉に雨の中を走り出す(⌒‐⌒)何か絵になりそうな美しい光景で爽やかな
嫌みを感じさせない素敵な青春の一ページになる。
夏休みが終わって、風邪を引いた新太のもとを日代さんは心配してお見舞いに行く。そして看病してお粥までこさえてあげる。進路を訊ねる海崎に日代はボソッと「私は留学するかもしれません…」と答える。
クラスでは二学期最大のイベントである学園祭の支度に取りかかっていた。軽音楽部の小野屋たちのバンド『コッペパンズ』が新太の部屋で教えてもらった「天体観測」をカバーしたのをやる予定であった。大神や狩生たちがそれに合わしたダンスを披露することにもなる。
カフェで勉強する海崎に大神が「なあ新太。日代さんのこと好きだろ❔告白しちゃえ😌💕夏も一度きりだけど高校三年の秋だって一度きりだぞ☀」と逆にふられる。海崎は頭の中で思い巡らす。「出来るんだったら俺だってそうしたい・・・・・」夜明了から「リライフの実験期間が終了したら海崎さんに関わる記憶は関わった人すべてが海崎さんの記憶を抹消されます」と言われていたのを思い返していた。
学園祭の日、ライブは最高潮に盛り上がりダンス組も踊っているところにDQNが乱入して日代さんのパンチラを撮影しようとするので海崎は無我夢中で止めに入り暴力沙汰に発展してしまう!!!
日代さんと海崎は後片付けをしながら話していた。なぜ?暴力を海崎さんらしくありません。と言う日代に海崎は「好きだから❗好きな人が困っているのに放っとけないから」と告白をする。
一瞬驚いた顔をする日代だが…………いつものようなクールキャラに戻り「それは…私と恋人になりたい?と言うことでしょうか❓出来ません❗お断りします」とキッパリ断られる。
学校で日代さんと顔を合わせても声をかけづらくなる海崎。夜明了に「リライフって途中で止められないのか…」と相談してしまう。葛藤する海崎に夜明了は週末に佐伯先輩の墓参りに誘う。墓前で線香を手向けていた海崎に佐伯先輩の妹も墓参りに訪れていた。
佐伯先輩の妹から姉は事故で死んだことを教えてもらう。再就職先も決まって張り切っていた矢先に不幸な事故に遭ってしまてさぞかし無念であったと思うと教えてもらう。そして以前勤めていた会社にとても暑苦しい後輩がいて鬱陶しかったが彼のお陰で救われたのも事実だと語っていましたとも言われ海崎はちょっぴり気分が晴れやかになる。先輩の「頑張ることをあきらめるな❗」が心に響く。と同時にリライフのリタイアを思いとどまる。
期末テストが終わったら俺たちだけの修学旅行に行かないか?と海崎はみんなに提案する。今まで気まずくて話せなかった日代さんにも修学旅行への誘いをかける。修学旅行の企画プロデュースや栞作成に俄然張り切る海崎に一点の迷いも曇りも感じられなくなっていた。
海崎は教室で夜明も一緒に旅行に行かないか?と誘う。えっ(・A・)な顔をする夜明もムリクリにメンバーにされる。
放課後、今度は日代と夜明が落ち合っていた。
「私は初めて自分以外の人にこんなにも興味を持ちました」
「2年目のリライフで変われましたか?」
日代は思い返す。「私はせっかく機会を与えられたのに何も変われませんでした。お願いです❗変わりたいんです❗リライフを延長させてもらえませんか❔」と異例の延長をさせてもらって海崎新太との運命の出会いを果たすのであった。
「何なんですか?これ?勉強しているときもご飯食べてるときもいつもいつもあの人のことばかりが気になって…辛くて切なくて……でも彼のことをもっともっと知りたくて❕これが恋だなんて❗❗」
「知らない方が良かったですか?」
「いいえ‼知って良かった…私海崎さんと出会えて良かった‼でも春になったらお別れなんですよね❔海崎さんの中から私の記憶は消えてしまうのですよね⁉」と嘆く。
夜明了は会社で思いもよらない成り行きに一人悩んでいた。「もしどちらかが本当の高校生だったら思い出を胸に生きていけるが被験者同士では思い出すことも記憶を頼りに探し出すことは出来ない……」
さらに日代から「海崎さんの隣には被験者ではない普通の十七歳の女子がふさわしい……」と彼女の苦しい胸の胸中が悩んだ末の決意が告げられていた。
プチ修学旅行の日がやって来た。
海崎はメンツに「全員大学合格おめでとう❗」と挨拶をして今日1日の日帰り行程表である栞を配布する。えっ?!σ( ̄∇ ̄;)こんなに?!なみんな眉をしかめる。
よく見れば千葉駅の都市モノレールが見える。千葉の房総半島の方を行く修学旅行に一同は出発する。マザー牧場?かなとか遊園地、小高い丘の一本木のところで海崎お手製の重箱に入ったランチを分単位の短い間でイベント詰め込みすぎ旅行は強行される。
ローカルバスを乗り継いで海崎のプラニングから絶対にはずせない黄金崎のような海岸で暮れ行く夕日を眺める。あまりの美しさと神々しさに全員押し黙って棒立ちで立ち尽くしていた。
陽がとっぷり暮れて、また海崎たちは逃したら次は一時間来ないバス停へダッシュする。狩生はハンカチを忘れたと言い、夜明はボールペンを忘れたと言い日代と海崎がバス停の待合室付近を探す。その間にバスは発車してしまう。
みんなの粋な計らいにより、わざと取り残したのだ。
二人っきりになり海崎は積極的に日代に語りかける。
「この一年凄く⤴⤴意味があった。学園祭のことゴメンね…でも後悔はしてない。俺は今でも日代さんのことが好きだ‼」
「私は…………」
と言おうとする日代を「大丈夫w」と遮る。日代さんの気持ちはわかってるから…でももうすぐ離ればなれだし今の率直な気持ちを伝えたかったんだ。俺ェ日代さんのことを忘れない❗❗❗と付け加える。
「私も忘れません❗私も海崎さんのことが好きです‼‼‼」
海崎はそっと日代と口づけをキスを接吻を交わす(*´-`)
卒業式の日になる。
「この一年。本当に楽しかった‼みんなに良かったって思ってもらったこと。俺がいてそうなったこと。記憶が消えてしまってもその一瞬一瞬は確かにそこにあって。それはずっと続いていって。全部何もかもがなかったことになる訳じゃない。残せるものもあるんだ❗❗」
海崎はみんなに語る。
「本当にマジにおまいら最高だ❗一年間ありがとう🎵これから成人して就職してつまずくこともあると思うけんどみんな元気で❗❗」と感極まって泣き出してしまう(*´;ェ;`*)(*´;ェ;`*)(*´;ェ;`*)(*´;ェ;`*)(*´;ェ;`*)(*´;ェ;`*)
海崎につられて日代もボロボロ泣き出すとみんながもらい泣きをしてしまう(;ω;`*)
「ありがとう……そしてさようなら👋」
海崎は夜明から「リライフお疲れさまでした。新しい人生でやりたいことは決まりましたか?それではワタクシどもの方で就職先の斡旋を…」と言われ元に戻るカプセルを手渡される。だが、海崎は敢えてそれを頼らずに自分の力で道を切り開いて行く覚悟を決めていた。
夜明はオフィスで被験者ナンバー001日代千鶴、被験者ナンバー002海崎新太のデータをまとめていた。「リライフは滞りなく終了。再開される人生は二人にとって適正から考えて実りのあるものになるだろう。願わくば二人に最高の未来が訪れますように…」と報告書をまとめる。
海崎新太は引っ越しのアルバイトをしながら教員試験に合格して、元リライフ経験をした青葉学園の教師として赴任することになったのである。
学期開始早々のテストでは生徒たちに「まさか筆箱を忘れたやつはいないだろうな~」と生徒たちを戒める。
「リライフを終えて気づいたことがある。世の中には放っとけないやつが多すぎる。これからは教師として生徒たちに嫌ってほどお節介を焼いてやる❗」
職員室へ戻ると海崎の席に座っている女性教師いる?!
「あの~うそこ僕の席なんですけどww」
女性教師は「はじめまして。臨時教師として採用された日代と言います。よろしくお願いします」
と挨拶をする。
海崎は彼女が担任になる一年六組の教室を案内する。
階段を降りて二人に同時に「あのwwww」と同時に訊ねてしまうのであった………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
原作はラノベなのかな?ワタクシはテレビアニメの方から先に「Re-Life」に知って、映画も何となくに近くのシネコンにて観てきました。二時間弱に主役の海崎のリライフ一年間を主眼に置いているので、他の登場人物のサブストーリーやふれあい的なのは極力カットされております。狩生の部活や夜明たちの会社のことやもろもろなどでまあそれは仕方ないと思います。小野屋杏もアニメでは夜明了と共にリライフサポート課の一員で海崎新太を翻弄する小悪魔的なキャラクターだったのてすが若干変更されていたりします。平祐奈の無機質なぬぼーっとした感じは日代千鶴にわりかし合致したキャラクターで雰囲気がとっても良く出ておりました。冴えない彼女が海崎との出会いによってキラキラ美しく可愛らしく輝いて見えてくるのは不思議です。海崎役の中川大志も老け顔かと思いきや平祐奈と一緒でこのキャストの中で一番若い十八歳ながらも大人のサラリーマン役もこなして困ってる人を見過ごせない海崎らしさがにじみ出ていました。売れっ子役者の千葉雄大が一番年上なのに高校生役がモロにはまっていて笑えます。
ここ連続で「ココニイルコト」「聲の形」「Re-Life」と青春映画ばかりが続いてあれっ?と思わないでください。次辺りからはまたエゲツナイホラーな奴でもアップしていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします(*^^*)