犬神の悪霊(たたり)(1977) | とし104の気ままに映画プログ2

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悪霊と書いてたたりと読ませる♪洒落たタイトルになっております。「エクソシスト」みたいに悪魔が取り憑いて何か?悪さでもする話なのかと思いきや…もっと土着的なドロドロしたトンデモなストーリーとなっています。

監督さんは梶芽衣子主演の「女囚さそり」シリーズを手がけた伊藤俊也で、主演するのは大和田漠のお兄さんの大和田伸也で、大和田の役の加納竜二と結婚した後に嫉妬と情念で狂っていく剣持麗子役に、以前にブログにてアップした「天使のはらわた・赤い淫画」の主役であった泉じゅんが異様にハイテンションで鬼気迫る演技でこなしております。



山道をジープで進むガテン系の浅黒い男たち3人。加納(大和田伸也)、安井、西岡は一攫千金を夢見て、ウランの採掘に、とある山奥の険しい獣道を鉱脈を目指して進めていた。
ガイガーカウンターみたいな計器の針が激しく揺れる!!それに対して男たちは色めき立つ。調子に乗って車を飛ばしていた3人は小さな祠に気がつかずにぶつけてぶっ壊してしまう!!
加納らのジープに猛然と柴犬が突進してジープの前に現れ行く手を遮るが…これまた気がつかずに撥ね飛ばされてポチ(仮名)は宙高く跳ね上がり、即死する(TT)

そのワンコ君の亡骸を抱きしめるポチ(仮名)の飼い主とおぼしき少年がいる!
少年は恨めしそうにこちらをガンつけている。さすがに気まずくなった3人ではあるが…そんなん構ってらんね~と走り去ってしまう。
草木をかき分けて歩く3人は崖っぷちから下の湖みたいなとこでマッパで水浴びをしている女子2人を見つける。そして当然ながら、男の性で覗き見をする。

女子2人、剣持麗子(泉じゅん)と垂水かおり(山内美恵子)は幼い頃からの親友同士であり、何でも相談しあえるマブダチなのである。2人の水浴シーンはまるでグラビアアイドルのイメージビデオのように美しく、加納たちでなくとも男子なら誰しも見とれてしまうこと必至である。
滝の上から覗いていた加納は木の枝が折れて彼女たちの目の前に落下してしまう。慌てて身体を手で覆い隠す2人にテヘペロして(^^ゞおどける加納であった。





次の場面ではもういきなり、加納竜二と剣持麗子の結婚の儀を行うところにまで進んでいる。ちょっとはしょりすぎだろ~?と思ってしまいます。出会いのきっかけは覗きなのかもしんないけど…途中の一切のラブストーリーもなく、そこまで進むと何がなんだか?わかんなくて面食らってしまいます。
そのめでたい席で、愛犬を殺された怨みをずっと引きずっていたのか?垂水勇がパチンコで狙撃して邪魔します。

姉のかおりが勇を叱りますが…勇は愛犬ポチ(仮名)を殺された仕返しじゃ~と憤ります。麗子と親友同士でもあるため、複雑な気持ちのかおりですが「もう死んでしまったポチは帰って来ないから、そんなことしても浮かばれないのよ」と勇をたしなめます。


元々、垂水家は犬神憑きの家系として、村民から忌み嫌われているらしく?村八分状態にされているのであった。そして勇の起こした騒動によってかおりは麗子の親友なのに、結婚式には出させてもらえないことになってしまうのであった。
親友の結婚披露宴に向かう車を見送りしようとするかおりと勇だが、麗子の父の剛造(鈴木瑞穂)はかおりたちをシカトして車を走り去らせる。


東京での披露宴の席で、スピーチをする予定の西岡が突如?!発狂して暴れ狂う。西岡は自分の身体にまとわりつこうとする何か?を振り払うかのように懸命にもがいているかのようである。

披露宴が終わったあと、麗子は西岡の症状を…遠い記憶で見たお祓いの儀式と、その時の霊媒の人が悶え苦しむ姿を思い返して、急に怖くなってシャワー中の竜二にしがみつく。慰める加納はそのまま麗子を抱きすくめてメイクラブになる(^^;
オツパイをさらけ出しちってます泉じゅんさん。



西岡は新宿の高層ビルの屋上のへりを鳶職人のように歩いています。夢遊病のようにフラフラとそんなとこを歩いている内に…やっぱり転落してしまい、死んでしまいます!!!


西岡の葬儀の帰り、安井は泥酔しながら加納を乗せ車を蛇行運転で突っ走ります!
「西岡のバカヤロー!」と絶叫する安井。
ションベンがしたくなった安井は車を停めて立ちションをしていると・・・・・・

な、何と?!今度は大量の野犬の群れが安井めがけてワンワンワンワン吠えたくりながら襲いかかってきます(゜д゜)
安井は逃げますが車にたどり着けず、何十匹もの野犬にガジガジ噛みつかれ喰い殺されてしまいます!!
窓越しに気づく加納ですが、車にもいっぱい犬にたかられてどうすることも出来ません。


相次いでの葬式になってしまった加納の夫婦。雨が降りしきる安井の葬儀に、麗子は竜二に訊ねます。
「久賀村で一体?何があったと?どんなことでもいいから思い出して!」
竜二は記憶を思い返し「大したことじゃないと思ったんだけど…ジープを運転してて小さな祠を壊してしまったのと…あと男の子の飼い犬を撥ね飛ばして死なせてしまったことぐらいか?そう言えばあの男の子はかおりさんの弟…………」

麗子はガックリと首をうなだれて膝をついて嘆く。
「やっぱりそうだったのね?犬神よ!!犬神の祟りだわ!!!」



家に帰った麗子は、ドアポストにたまっていた郵便の一つに親友のかおりからの郵便を見つける。文面を読んで行く…「親愛なる麗子へ。ワタスも本当は加納さんのことが好きだったんだよ~でもね親友だからあきらめたのよ。近々ワタスも嫁に行くことが決まったのでご報告します。加納さんほど素敵な人ではないけどね♪」と綴られている文面を読んでワナワナする麗子。

一方の竜二は、西岡が歩いた高層ビルの屋上のへりを、何故だか?自分もフラフラと歩いていて…やがて目眩とともに落下しそうになり!(゜O゜;?!
ハッとして目を覚ます!!

どうやら悪夢だったらしいが…それ以来竜二はふさぎこんでしまう。麗子は旦那さんを看病して、一緒に添い寝してあげる。

どれくらい寝たのか?竜二は回復して目を覚ます。麗子のことが気になり麗子がいる部屋に行くと・・・・・・

「かおりが憎い!かおりのバカヤロ~が!犬神使って2人も殺させやがって…竜二さんまで手ェェ出したら承知せ~へんからな!」
と怒りに身を任せてかおりからの手紙の便箋めがけてナイフをグッサグッサ突き立てていた!!
その異様なまでの殺気だった麗子の姿に戦慄する竜二であった。


その日を境に麗子は段々と…情緒不安定を通り越しておかしくなってくる!!

そんな折りに麗子は竜二に妊娠を告げる。素直に喜ぶ竜二だったが一抹の不安は隠せない。くたびれた顔で編み物をする麗子はおくるみが出来たわ♪と四つ足の獣のような?気持ち悪い動物のようなおくるみを竜二に差し出し「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ~」と気狂いじみた笑い声をあげるのであった!!!




麗子は竜二に連れられて、病院を訪れている。麗子の母佐和(小山明子)も見舞いに来ていたが…「犬神の祟りに違いない!犬神憑きだわ~」と嘆いていたが、竜二は「お母さん。そんな迷信はこの現代には存在しませんよ。最新の治療によって麗子はゼッタイに治して見せますよ」と強気に言っていた。
だが…やはり麗子は治ることなく、精神病院に入院させられる。
「あなた~ここから出して!お願い!」と格子越しに手を伸ばす麗子にどうすることも出来ずに、竜二は院長先生みたいなオッサンに「先生!麗子は治る見込みはあるんですか?」と訊ねるが、院長先生は困惑した顔をするだけで…どうにもこうにもと言った感じな顔をされて、ムカついて飛びかかるが取り抑えられてしまう。


結局、麗子の病?!は治ることなく、すべを失った竜二は久賀村に麗子を連れて、剣持家へと帰ることになる。魂の脱け殻のような麗子を母佐和は抱きしめる。妹の磨子(長谷川眞砂美)は「お姉ちゃんを土蔵に閉じ込めるなんて反対よ!」と父剛造に言う。

広間で麗子に取り憑いた犬神を祓うために怪しげな祈祷師とイタコみたいな霊媒のオバハン(白石加代子)が呼ばれ、村人も集まり、竜二と剣持剛造、佐和も揃ってエクソシストみたいな徐霊の儀式が行われる。
「何故ゆえに…この娘に取り憑いたのだ!理由を言うてみい!!」
「この者共は犬神の祠を壊した!!しかも犬を轢き殺した!!だからこやつらに取り憑いてやったのさ~」
と霊媒の口から語られる。一瞬ギョッ(;゜∇゜)とする竜二だが、祈祷師のオッサンはさも仰々しく、徐霊を続ける。
「ここはおまいのような異界の者が来るとこではない!去れ!去れ!この娘から出ていけ!!!」
と錫杖をかざす祈祷師に霊媒は「あか飯?をくれたら出ていってやってもエエぞwww」と言い放つ。

その場に寝せられる麗子はあか飯?て言うか?おにぎりをなすりつけられる。祈祷師が始めに行い、それに伴い竜二や他の人たちも一斉にあか飯をなすりつけております。麗子は苦しそうに身を悶えます。何か色っぽいス。どさくさにまぎれて胸まですりつけてシャツがはだけてオツパイが剥き出しになってしまいます。
麗子はそのまま気絶してしまう。一通り終わったあと祈祷師を先頭に一団は、垂水家に向かう。
垂水家に着いた一同は一斉に垂水家に投石攻撃をする?!竜二もつられる形で参加して無我夢中で投石をする。垂水家の家族は中で黙々と耐えている。犬神筋の家庭を攻撃することに何の意味があるか定かにはされませんが…垂水家は昔からこの仕打ちに耐えて来ていたのであろうか?

お祓いの儀式を終えて、麗子は寝ていて、竜二や村人たちは酒を飲んで一服している。
雪がしんしんと降る…寒い夜、徐霊が終わって平穏を取り戻したはずの麗子は突如?!夜中に、直立不動でムックリと起き上がる。
悪魔のような高笑いとともに…「そう簡単に離れてたまるものか!!ワシャ~おまいが羨ましい!ワシもおまいの夫が好きだったんじゃ~何で?おまいが白でワシが黒、そげんこつ誰が勝手に決めたんじゃ~ワシャ~おまいをたった一人のマブダチだと思っとったのに…心の底じゃワシのことを笑っとったんじゃろ!!悔しい悔しい悔しいヮヮ~」と慟哭の叫びをあげる。

どうやら犬神だけでなく、かおりの邪念が生霊として取り憑いているかのようでもある。顔が青ざめる竜二は麗子を抱き寄せると麗子はキスを求めてくる!ブチュ~とすると……「ハハハハハハ~」と笑い「盗ってしもうた~親友の好きな男を盗ってしもうたハハハハハハハハハハハハ~」と悪魔じみた笑いを浮かべる麗子をハッ(゜ロ゜)と我に帰った竜二は麗子を突き放す!

祈祷師が「おのれ~まだ憑いて離れなかったのか?」と錫杖をかざして迫ると…野良猫のように「シャ~」と威嚇する。ピョンピョン飛び跳ねながら逃げ回る麗子はつんのめって障子窓をぶち破り庭に転げ落ちてしまう。村人たちは手に棒を取り、全員で「犬神出ていけ!!!」と棒でシバきまくる!!竜二も加わりバシバシ叩きまくる!

麗子は柱に逃げられないように縛りつけられる。集団リンチをくらったみたいに、もうすっかり虫の息である。

翌朝、目覚めた竜二は柱に縛られているはずの麗子がいないのに気づく。血相を変えて麗子を探すと・・・麗子は瀕死の身体を引きずって庭先まで脱走していた!!
しかも外にはうっすら雪が積もっている。
竜二は雪に埋もり倒れている麗子を抱き抱える。息も絶え絶えの麗子は「東京に帰りたい!」と一言、蚊の泣くような細い声を絞り出すと力尽きて死んでしまったのであった(´・ω・`)
麗子を抱きしめ号泣する竜二であったが…すべては後の祭りであった。





フラフラとさまよい出た竜二はあの忌まわしい祠がキレイに作り直されているのを発見して、ムカついてボコボコ長渕キックでぶっ壊す。勇が「ヤメロ~ゴラア~」と飛んで来る。勇と仲がいいのか?剣持磨子まで「お兄ちゃんのバカバカバカバカ~」とポカポカ叩いて止める。やっと我に帰った竜二は走り去る勇を追っかける。
勇を追って垂水家に来るとかおりや垂水家の親父垂水隆作(室田日出男)がいた。
竜二は「何故?犬神は罪もない人に呪いをかけるんだ!!」と隆作に訊ねますが…隆作も冷静に淡々と「今回の件ではウチらだって被害者なんだ!かおりは嫁ぎ先からこの騒動のために離縁されて出戻るはめになっちまったんだからな~。あんたみたいな都会のモンでも犬神を信じなさるのかね?」と皮肉っぽく言う。
剣持家に泊まっている竜二は夜に磨子から「光る石は原爆の材料になるんでしょ?だったら取らないで土の中に置いといた方がいいんじゃないの?」と言われ、竜二は思わず苦笑いをします。

すっかりやる気をなくしてやさぐれていた竜二であったが、彼のライフワークであるウランの採掘は続いていた。ウランに紫外線の光線をあてて黄緑色のエメラルドっぽい怪しげな光を発していた。一同はその禍々しい光に目先のお宝ゲットだぜ~に酔いしれていた。
そんな最中、土方のオッチャンが勝手に動き出した砕岩に使うのかな?ドリルみたいな器具がポルターガイストのように勝手に動いて身体を刺し貫かれて殺される事件が起こるが…大して問題にもならず(-_-;)に、ウランの鉱脈に硫酸を流し込んで、それをろ過すれば採掘の手間も省けて危険もなくウランをポケモンゲットだぜ~出来るヮヮヮ~と計画していた。竜二はただ、硫酸を流し込んで村の飲料水である地下水の水脈に混入しないかを危惧するが、責任者っぽい上司がお気楽に「それなら心配ないっしょ♪こんな山奥だし…無問題っしょ~」と簡単に決めつけて、作業が開始される。



剣持剛造は村の有力者であって、このウラン採掘のために自分の所有する山を竜二たちの業者に提供してもいたので、ウラン発掘成功のお祝いもかねて村祭りを催す。
祭りのどさくさにまぎれて、村の青年団らしきバイク乗りの若者の一団は美人なかおりをてごめにしようと集団で変なお面をつけて襲おうとするが、かおりは滝に飛び込み、下で黄昏ていた竜二に助け出される。

竜二は今度は垂水家に来ていて、いつの間にか勇とも仲直りしていて、風呂につかり、まったりして過ごしている。
バイク乗り軍団のアンチャンの1人が剣持剛造に耳打ちをしている。「加納竜二が出戻りの垂水家に取られて入り浸っている」と吹聴して伝える。

夜になり、祭りの興奮も冷めやらぬ村人やバイク乗り軍団のアンチャンらが垂水家に押しかけ、犬神筋の悪霊祓いのお封じじゃ~と一斉に先程の投石のように…今度は垂水家にこやしをびしゃびしゃ投げかけている!!中で晩飯を食っている垂水家と竜二には臭くてたまったもんじゃない。



翌朝、早朝に垂水家を出発して行く竜二をかおりが見送る。かおりは「ウチは貴方のことが好きじゃった…」とやにわにキスをしてくる!?
竜二は込み上げる思いと麗子がかおりの生霊に取り憑かれたときを思い出して、思わずかおりを突き飛ばして「サヨナラ」と言い立ち去ってしまう。林の中で「麗子ォォォォ~」と絶叫する。

村では早速と言うか?やっぱり硫酸を流し込むなんて乱暴なやり方で垂れ流しをしたせいで足尾銅山の鉱毒みたく、地下水が汚染されてバタバタと死んでいく人が出る悲惨な有り様となっていた!!!
剣持剛造らは、これを全て垂水家が、犬神筋が起こした!!と疑っていて井戸水に毒を盛りやがったと広めてしまっている。こうして垂水家は村人たちからの憎悪と怒りを一身に受けることになってしまう(゜O゜;

磨子からの報告を受けた竜二は、急いで垂水家へと向かいます。途中から出かけていた隆作も戻って来ます。玄関先にはドデカイ藁人形がたくさんぶら下がっています。

しかし…暴徒と化した村人たちの手によって、妻の君代(岸田今日子)を始め、かおりも勇も虐殺されていた(°Д°)



慟哭する隆作は村人たちを呪い、犬神を呼び寄せる儀式を行う決心をします。
まずは愛犬のクロ(仮名)を土の中に顔だけ出してすっぽり埋めます。もうこれだけでも立派に動物虐待ですが…さらにそのクロ(仮名)の前に生肉を鼻先の目の前に置いて丸一日放置プレイをします。空腹と土に埋められ、犬の神経がおそらく参って狂ってきている頃合いです。再びやって来た隆作は手に日本刀を携えています。学校から下校してきた磨子は木陰からその様子をじっくりと伺っています。

嵐のような突風が吹き荒れ、犬が飢えのあまり苦しそうにワヲンワヲン吠えています。隆作は刀を構えて…
「我に犬神よ憑け~村人全てを祟れ~末代まで祟れ~!!!!!」
と呪詛のように呪いの言葉を唱えながらクロ(仮名)の首を一刀両断に跳ね飛ばす!
すると…犬の首は宙を舞い隆作の首にかじりつきます。隆作は絶命しますが、磨子の目がキラーン(@_@)と光ります。そして意識を失い倒れてしまいます!!果たして犬神が磨子に降臨したのであろうか??



犬神の降臨とともに、ウラン採掘の現場で落盤事故が突如?!発生して!建物は大爆発クラッシュして工員たちは次々と犠牲になる。

桜がキレイにライトアップされた道を走るバイク乗り軍団の前に、隆作の日本刀を持った竜二がフラりと立ちはだかり「よくも罪のない垂水家の人たちに手をかけたな!許さん!!」と襲いかかり、バイク乗り軍団の1人を人質として剣持家へ連れて行きます。

全ての罪を洗いざらい白状しようと駐在さんに電話をかけさせようとするが、電話線は切られている。剣持剛造が村人たちを逮捕されてはなるまいとしてやったことであったのだ!!バイク乗りの人質の父親ら、村人たちがやって来る。竜二は人質を土蔵に閉じ込めようと、佐和から土蔵の鍵を奪い連れて行きます。

「ど、土蔵だけはいかん!!」と懸命に止める剛造と佐和を振り切り、土蔵へ入る。
上の方から佐和の首をムンズと捕まえる白い白っちゃけた手!その正体は土蔵警備員(ニート?)ならぬ、犬神が取り憑いたとして土蔵に幽閉されている、麗子や磨子の兄である修一であったのだ!!
修一にネックハンギングされ、絞殺された佐和は床に落ちる。竜二は刀を修一に投げつけるがハズレてしまう。その刀を不思議そうに手にとって眺める修一をパケモノと勘違いした村人がライフルで撃ってしまう!落下する修一を受け止めようとする剛造は刀に身体を刺し貫かれて死んでしまう!!!
剛造は一人まだ生き残っている磨子のことを竜二に託して死んでしまうのであった。

一人取り残された竜二は酒をらっぱ飲みして、囲炉裏に酒瓶を投げつける。酔いつぶれて寝てしまう。
剣持家から逃亡したバイク乗り軍団は、突如道路に現れるクロ(仮名)の生首にビビり、総ズッコケして全滅する!!


竜二が目を覚ました、その時?!何故か?手を縛られて動けなくなっていた!!そこに現れる犬神が憑依してすっかりあどけなさが無くなった鬼女のように変貌してしまった磨子が、本来は麗子が着るはずだった花嫁衣装の赤襦袢を身にまとい、囲炉裏の上から、竜二を見下ろすように現れる。

「おまいは、この家の全てをダメにする!この村から全てを奪い尽くす!全ての厄災をもたらす!さっさとこの村から立ち去れ!さもなきゃ死あるのみだ!」

磨子に取り憑いた犬神の背後には死にきれず成仏出来ずにいる麗子の姿までが見えた!!





ガックリと膝をつく竜二だったが・・・「磨子には罪はない…おまいが磨子から離れるまでは、俺はこの家を出てはいかんぞ~」と叫ぶ!!

犬神に憑かれた磨子は、シルク・ド・ソレイユの舞台役者か?アクションスターのようなこの世の者とは思えない身のこなしで飛んだり跳ねたりしながら竜二に襲いかかる!!!
素早い動きに翻弄される竜二だったが…どうにか手斧を手に迫りくる磨子を捕まえ、無我夢中で首を力いっぱい絞める!
真っ赤に血走った獣のような目から、段々と元の可憐な少女の目に戻ってはくるのだが…勢い余って絞殺してしまう!!
悲しんだ竜二だが…さすがに死んだ人を蘇生させることは出来ない。竜二は井戸の水汲みのロープを首に巻きつけ、井戸に身を投げて自殺してしまいます(/´△`)
勢いよく上がる水しぶきが磨子にビシャッとかかると・・・・・・何故ゆえか??磨子はドラゴンクエストの如く生き返り目を覚まします。


葬儀が行われ、復活した磨子もその参列に加わっている。
一体?何人の人が犠牲になったのだろうか?多すぎて想像もつきません。

その葬儀とは別に火葬にふされている棺がある。磨子は「お兄~ちゃん!」とそこに向かって走り出す。すると…棺がパカッと開いてそこから死んだはずだよおとみさんならぬ加納竜二はゾンビの如くムクッと起き上がる。ま、まさか?!竜二までも生き返ってしまうのであろうか??

と思ったら竜二は轟々と燃え盛る炎に包まれて、焼け落ちていく!!


そして唐突に『完』と出てエンディングとなります。



んんんんんん(  -_・)?んσ(^_^;)?何なんでしょ??この展開は??

タイトルと見た目からはどう考えても「エクソシスト」や「デアボリカ」なんかのような悪魔祓いのストーリーをメインに据えた物語になるもんなのかと思っていたら、最後はマトリックスばりのアクション映画みたくなってみたり、ホドロフスキーの映画の終わり方のようになってみたりと正当の日本の怪談映画を連想すると…とんでもなく意表を突いた物語に愕然とすると思います。

室田日出男が犬神を誕生させるべく、決死の儀式を行うところまではいい感じに怪談っぽく雰囲気を盛り上げてくれていたのに……磨子に取り憑いて化け猫か猿のようにピョンピョン飛び回ってアクション映画のように変わったり、急ピッチで主要登場人物がどんどん死んでいったりするのけ反りもんな展開は着いていけなくなっちまうかも知れません。むしろ、中盤の麗子が犬神の伝説と、親友の夫竜二への横恋慕への嫉妬と疑念でどんどん精神に異常をきたしておかしくなっていく展開の方が怪談っぽくもあり、サスペンスと情念の映画っぽくもあり、面白いのかも知れません。
同時期にやっていた「八つ墓村」とかに比較するとマイナーで知っている人もあまり少ない、どちらかと言えばカルトな映画なのかもしれませんが…ストーリーの破綻と狂いっぷりと異様なハイテンションは1度は観てみる価値はありますよ(*´-`)


追伸、すっかり仕事に忙殺されていまして、アメーバをすっかし半月くらい放置していました。みなさまいかがお過ごしですか?
段々と冬の訪れを感じる今日この頃、風邪やインフルエンザなんかに気をつけて、元気にお過ごしください。これからもよろしくお願いします(*^^*)