もうこの映画もかれこれ40年も経つンだな(;´Д`)
かの有名なルチオ・フルチの「サンゲリア」が公開された1979年に作られた🎵同じくイタリアンなねちっこさ全開のゴテゴテなアブノーマルホラーな作品でございます。
監督はもうこういったエログロ部門に関しては巨匠のジョー・ダマトさんです。彼の作品は当ブログでも「猟奇❕喰人鬼の島」をアップしております。
イタリアのどっかの郊外の閑静な森の中にある豪邸でフランクは嫁さんのアンナと家政婦さんの(推定三、四十代)のアイリスと三人で暮らしていた。
アイリスには腹にイチモツがあり、フランクを自分のものにせんがためにアンナに呪いをかけていた❗❕占いババみたいな婆さんに頼んでブードゥの呪いをアンナに地道にかけていた❗
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その甲斐あってか?アンナは段々と衰弱しきってきて、病院で床にふせっていた。
そして治療の甲斐もなくアンナは病死してしまうのであった😢💦悲嘆にくれるフランクであったが、葬式の最中に彼は真っ白に死化粧を施されたアンナの遺体に怪しげな薬品を注射💉する。フランクは剥製作りが趣味なのか?仕事なのか?わからないが特技であったので、アンナの遺体に防腐処理を施すために薬品を注射していたのであった。
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そして埋葬されたアンナの遺体を、葬式が終わった後に一人で掘り返し自宅へテイクアウトする。お家へ急いで帰ろうとすると途中でヒッチハイクをする女子がいるが、構っていられないのでシカトぶっこいて走り去る。
が、その過ぎた先あたりで車がパンクしてしまい、やれやれとタイヤ交換をする。その間に先程のヒッチハイク女子が勝手に乗り込んでいる。しょうがないので彼女を連れていってあげる。
どうにかお家に帰りヒッチハイク女子にばれないようアンナの死体を作業部屋に運び込む。メスで腹を裂き内臓を取り出す。そしてアンナの心臓を取り出すと………
愛おしそうにアンナの心臓にかぶりつく‼️
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「君の膵臓を食べたい」じゃないよ☺️
ヒッチハイク女子は助手席で眠りこけていた。その隙にフランクは黙々と作業を進める。お次は血管から血抜きを行う。
ヒッチハイク女子が目を覚まし、辺りをふらふら歩き回る。そして秘密の作業をしているフランクを見つけてしまう❗慌てて彼女は逃げ出す🏃♂️フランクは逃げ場を失った彼女を取っ捕まえるとナゼか?直ぐには殺さずに傍らに置いてあったペンチで彼女の生爪を剥がす拷問を行い、その後に絞殺する❕
とりあえず彼女の死体は車の荷台に押し込めておくが、その現場をアイリスに見られてしまう!
だが彼女は慌てることも臆することもなく、無言でフランクの作業を手伝う。
アンナの遺体をベッドに安置し、白いドレスを着せて化粧を施し、マニキュアを塗ってあげる。
ヒッチハイク女子の死体はバスルームに運び込み、アイリスが鉈で死体をバラし、フランクが濃硫酸を浴槽に注ぎ、その中にポイポイ(゚Д゚)ノ⌒・放り込んでドロドロに溶かしていく。しゃれこうべがプカッと片目を覗かせながら浮かんでくる!!
ドロドロの死体汁はアイリスがおそらくフランクが掘ったであろう大穴にせっせと運んで捨てていく。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191223/19/hidetitarnzmac/99/41/j/o1080081014683704545.jpg?caw=800)
その後は仲良くカレー煮込みみたいな料理を喰らう。アイリスの食い方がニチャニチャとガキんちョがわざと口の中の食べ物を見せつけるようなキチャナイ食い方をするのでさっき処理した死体汁を連想して思わずリバース🤮してしまう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191223/19/hidetitarnzmac/d1/32/j/o1080081014683704560.jpg?caw=800)
「どないしたん?暑さにやられたんちゃうか?」と囁くアイリスに「放っといてくで」と言いアンナの遺体を見に行く。そして悦に浸る。
アイリスがフランクの下半身に手を突っ込み「アテシがついてるから大丈夫よ~ん❤️」とスッキリさせてあげる。
フランクの家の近所の山道をジョギング🏃♀️するグラマラスなイタリアン女子がいる。フランクも何気に体力をも手余していたのかジョギングをしてると、途中で彼女はつまずいてコケて足を捻挫してしまう。そんな彼女に優しく声をかける。
「大丈夫かえ?町まで行くのはその足じゃムリめっぽいからボキのお家で手当てしてやんよ」と介抱してあげる。わりかし男前な優男フランクに抱えられマラソン女子は彼のご好意に甘えることにする。
かいがいしくタイガーバームみたいな軟膏を塗りテーピングを巻いてあげる。その彼女の美脚に見とれているフランクにまんざらでもないマラソン女子も自然とフランクと口づけを交わす。
寝室のベッドで抱き合う二人。マラソン女子はダブルベッドの隣のシーツがこんもり盛り上がっているのを何気に捲って仰天❕(*゜Q゜*)
横にはアンナの剥製遺体が静かに横たわっていたからである‼️
ギャーギャー\(>_<)/悲鳴をあげる彼女の口を塞ぐとフランクは彼女の喉笛を喰いちぎる❗❕
呆然と恍惚と浸っているフランクにアイリスがにやけた顔で肩に手をやる。放っといてくでと突き放すが、またもや結局マラソン女子の死体をよっこらせと二人で運び焼却炉に放り込んで直焼き火葬にする。
アイリスは冷徹に「おまいはあの人形があるとダメ(*_*)なんだがや。あれは一刻も早く処分しねぇとなんねぇ」と言い放つが、フランクは愛するアンナの剥製ラブドールを処分するなんてあり得な~い(プリキュア)な訳で・・・
「アイリスよおまいの望むものは何でもくれてやる。金もこの土地も家も……だから結婚しよう!」とアイリスにプロポーズを急遽する。アイリスはしてやったりな
顔をして快く受け入れる。
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
警察がマラソン女子が行方不明になったので急で悪いがあなたの家を家宅捜査させてもらいやすと来たときもドキマキ(O.O;)(oo;)オロオロするフランクに代わってアイリスがどうぞご自由にワテシは彼の嫁ですから
みたく毅然と振る舞う。
![ニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/065.png)
警察の人に剥製の動物をお土産に手渡して中を調べさせた後に帰らさせる。幸いにしてアンナの剥製ラブドールは見つからずに済んだ。
アイリスは親戚や縁者を呼び寄せ結婚披露宴を執り行う。一応形の上では結婚はしたのだがフランクの心はアンナのことしか眼中になかった。
アンナの死んだ頃からフランクを疑う新聞記者がフランクが恒例のジョギングに出かけた隙を見計らって勝手にフランク宅にお邪魔して中を内部調査する。途中で披露宴の二日酔いでふらふらしたアイリスが起きてくるが隠れてやり過ごす。あちこちを探って記者はとうとうクローゼットに隠されているアンナの剥製ラブドールを見つけて写真に納める。
相変わらず寝ても覚めてもアンナ、アンナなフランクにほとほと嫌気がさしたアイリスは「そんな人形とっと処分せいや❗」と罵るが頑として拒否するフランクは「このパープリン‼️変態‼️」とアイリスの頬をひっぱたき家から追い出す。
気分転換か?何かでディスコに繰り出したフランクは少々小柄だがグラマラスなディスコクイーンなエキゾチックな女子をナンパしてお持ち帰りをしている。車に乗せようとしていると序盤でアンナに呪いをかけていた婆さんが意味ありげに横切るがスルーされる。
その頃フランクのお屋敷に一人の来客が現れる。フランクとアイリスも驚く( 。゚Д゚。)
アッと驚くタメゴローなその女子は双子⁉️なのか?アンナと全くクリソツの妹エレノアが挨拶に来たのであった❗❕
フランクはディスコクイーン女子をとっとと追い出す。家の照明がブレーカーが落ちたみたいに消えて真っ暗闇になってしまう。ビビるエレノアに囁く声がする⁉️⁉️⁉️
「エレノア…ここは呪われた屋敷。来てはいけない…エレノア……」
エレノアはライターの明かりで辺りをさまようと椅子に腰かけたアンナの剥製ラブドールを発見して気絶してしまう‼️
そこへ出刃包丁を持ったアイリスがフランクを渡してなるものか!とエレノアを抹殺するべく迫っていた❗
「よせ!」と阻止するべくアイリスを抑えつけようと揉み合いになるフランクだが包丁でザックリと切りつけられる❗
フランクも反撃してストⅡのブランカのような必殺噛みつき攻撃でアイリスの頬を喰い破る❗❕
アイリスもヤラレッぱなしではなくフランクの顔をひっ掴むと目玉を抉り出す。格ゲーでも思いつかないような反撃をする!!
ひるんだアイリスから包丁を奪うと喉元にグサッ=(;゚;Д;゚;;)⇒グサッ!!と包丁を突き刺して止めを刺す‼️‼️
修羅場を脱出しようと片眼のフランクは気絶しているエレノアを抱えほうほうの体でヨロヨロと歩き出す。その修羅場の屋敷に新聞記者がやって来るが、時すでに遅しで瀕死のフランクはゴウゴウと燃え盛る焼却炉にエレノア?を放り込んだのか?メラメラ🔥🔥と人が燃えていた‼️
そしてフランクは記者に何かを話そうと袖を掴むが力尽きてバッタリと倒れてしまうのであった……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
ジョー・ダマト監督の報われない愛の❔物語だとワタクシは思っております。(スンゴイ拡大解釈w)
ゴブリンのサウンドもしんみりした旋律から煽るような攻撃的なサウンドと、この異形の歪んだラブストーリーと見事にシンクロしております。フルチの「サンゲリア」にも似ております。(ゴブリンじゃないけど)
でもこういったサイコパス+歪んだいびつな三角関係にエゲツナいスプラッター描写は現代的にリメイクしてくれても結構受けそうな題材かなとも思ってます。「処刑軍団ザップ」でも思ったけど誰か?リメイクしてくれないかなと勝手に思っております。
すっかりと記事の更新に間が開いてしまって申し訳ありません。年明けからもマイペースで更新していきますのでよろしくお願いします。
それでは皆さま良いお年を(*^^*)