もう思いつくままに好きなエビ中の曲の感想を書いてこうと思います。
作詞作曲のTAKUYA曰く「王道的ヘンテコアゲアゲな曲」で、まさにその通りの、この間の大学芸会のコンセプトを絡めて例えるなら
「ヘンテコおもしろなおもちゃを箱に詰め込んでから、あ~して~こ~して~からのーーー
「バーン!!!!!」
ヽ(`Д´)ノ⌒□
みたいな感じです。(←?)
フィーチャーされている「第9」の仰々しい明るいさと相まって展開されてくるバカバカしさ加減。そして縦横無尽に遊びまくるTAKUYAのギター!出し惜しみのない潔さを感じる痛快なパンクソングだと思います。
とは言え、いわゆる「バカ曲」ではないスマートさと言うか、アカデミック的な難解さも備えていて、一筋縄ではいかない手ごわい曲でもあると思います。
公式に言われているように「虫歯と恋」それぞれの「痛み」を掛けて表現しています。どちらかというとストーリー性はあまり感じられない分、相対する単語の「対比」や語感的な「言葉遊び」が小気味良く散りばめられていて、その雰囲気を作り上げています。
「対比」の部分で言うと、
「二次元相手のワイファイ熱狂団(※具体的にはTAKUYAが大好きらしいモンハンをWifi通信でやって盛り上がってる場面?)」
「三日座禅」
「心理のチェック」
「花占い」
↑以上が自分側 ”ホーム”
↓以下が外側 ”アウェイ”
「仮想より現実ファイト」
「診察台へとライド」
「本当の想いをあいつに伝えてみる」
「自分磨き人生ランウェイ」
”ホーム”としたところは、歯の痛みの治療や恋に対して、自分の内面や仲間内で悶々としてたり現実逃避してる静的な描写
”アウェイ”は外へ出て、実際に行動に向かう動的な描写になっています。
こうして見ると、この曲も「誘惑したいや」のように、恋に悩める女の子が、自分の殻を破って勇気を出して前に進んでいく、感動的な物語。のような感じがします。
が、どうでしょう?
「誘惑したい女の子」はきっとあの次の日、勇気を振り絞って好きな男の子に話しかけたと思います。大人しくて控えめな、きっと工藤ちゃんみたいな子なイメージですね。
一方、
「歯が痛い女の子(みんなでわいわいWifiで夜更カッションでゲームやってそうな子)」は「ファイト!」「ライド!」と思いながらも結局最後まで「イタイのがコワイコワイコワイ」と言っています。少なくともこの時点では、前向きな考えとちょっとした決意はありつつも、なんだか言い訳をして、行動を先延ばしにして当面ズルズルしちゃいそうな雰囲気です。…とここまで書いてたらこっちは芹澤ちゃんみたいに思えてきましたw
痛みを取り除く解決の方法に気がつきつつ、それに伴う痛みが怖くて踏み出せない。これも恋愛の一つの形なんですねー。(遠い目)
僕はこういう、いろいろ考えたしやってみたけど、結局はダメ・・・言葉を借りるなら、「がんばったがダメ」という無常の世界観を持った作品って大好きです。悲しいのに、可笑しい。こんな感覚がグっときます。
いろいろやったのに結局、
「バーン!」
みたいな。まな板の上じゃなく診察台の上にね!みたいな。←
作詞がTAKUYAとMEG.MEさんという人の共作ですが、「モンハンを思わせる部分」「ホーム・アウェイというサッカーを思わせる部分」にTAKUYAの趣味がさりげなく入ってる気がして、いいなと思います。
この曲は、サビの体操みたいな振り付けが最高。あと間奏のバイオリン。「未確認」ばりに振りコピ欲をそそります。
MVでは、中盤のフリーな騒ぎっぷりが「サンタさん」や「WTWT」みたいな、ひたすら元気で可愛いメンバーが見れてとてもいいです。
フィギュアのケースの”内側”からガラスを破って、みんな思い思いのポーズで外へ飛び出していくシーンがあります。(真山とぁぃぁぃがかっこいい。破壊方法はメンバー自身で考えたんじゃないかなあ?)これも「ホームからアウェーへ」を象徴するシーンですね。
面白いのが、これはネットで見つけた意見ですが、
「人見知りのメンバーみんなが殻を破って飛び出していく一方、人見知りでない歌穂ちゃんだけが破れてない」
というものです。ファミリーだからこそニヤリとできるグッドな演出ですね。
さらに、飛び出したメンバーが「歯(フルの入れ歯)」をぶっ壊していくシーンへ続きます。これも「入れ歯」=「殻」を象徴して表現していると思います。絶体絶命のりったんを、颯爽と助けに来るりななん、逆にお菓子のおうちを壊すように、軽々と入れ歯を崩していく美怜ちゃんのところが気に入っています。
また、ラップパート後の美怜ちゃんの「歯医者が~」のところからのソロパート、アップで可愛く撮れてて歌声もちょっとセクシーで、この曲のMVの見所だと思います。
世間では何といってもやっぱり、りったんの「惚れた?」が見せ場と思ってるでしょうが、僕的には美怜ちゃんのところだと思ってます。
いや、言いますけどね、
「惚れたーーーーー!!!」
。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。 ゚
全力で。