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JR京都駅に連絡する二本の鉄道、近鉄(右側)と京都市営地下鉄(左側)は途中まで並行して走っているので、写真のような風景に出会えます。
珍しいと言うほどのものではありませんが、同じ移動距離で料金が違うのはちと考え物ですね。
もちろん高いのは市営地下鉄の方です。
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日本が車社会の夜明けを告げるきっかけとなった車と言えばこの車、
スバル360 テントウムシを挙げる人は多いだろうと思います。

1950年代、まだ高度経済成長を迎える前の日本は、戦時中の傷も十分に癒えてなく、社会のインフラも立ち後れてました。
立ち直ろうにも経済力や工業力、そして技術力すら欧米諸国に大きく水を開けられていたのが実状でした。
もちろん自動車産業もです。

そのような中、富士重工から事実上の大衆車第一号としてスバル360が発売されました。
(開発の経緯はNHKのプロジェクトXでも放映されましたので、省略。)

特徴は2スト360㏄、19馬力の非力なエンジンでありながら、定員いっぱい載せて当時の整備されていない箱根を越えられ、
軽量コンパクトな車体に大人4人が乗れる室内空間を実現出来たという
実用性と低価格を両立したことにあります。
元々富士重工は世界に名を馳せた航空機メーカーの中島飛行機の流れを汲む会社です。
スバル360の開発プロセスは単に軽量化や低価格化を追い求めるのではなく、技術的な裏付けや生産性も考えられており、今でもお手本となりうる面が多々あります。

もっとも、当時の意識レベルとか技術水準で致し方が無い面もありますが、海外技術の借用も散見され、VWのビートルやシトロエンの2CVの影響が随所に見られますね。

私にとってスバル360はやはりあれです。

ブロラン号!

・・・・覚えている人はどれくらいいるかな?
(ちなみに原作のブロラン号はスバル360でしたが、アニメのブロラン号はスバルじゃなかったような気がします。)
素人が乗り物について語ってみよう


東京から仙台を抜け盛岡から秋田へ向かうミニ新幹線といえば、こまち。
東京から盛岡まで「はやて」と接続して最高時速270kmで走行し、
盛岡で切り離して、盛岡ー秋田間の従来線を最高時速130kmで走ります。

来年、E3系こまちに代わってE6系車両がデビューする予定です。
色はなまはげカラー、スタイルはE5系はやぶさの車両とそっくりです。
「E6系」と「新幹線」でググッて、画像検索すれば山ほど出ます。
それに今週末、E6系車両の見学会があるようです。
JR駅にポスターが貼られておりました。

話を元に戻して、E3系こまちは私にとってもお気に入りの車両です。
もし東京から仙台や盛岡へ向かうなら、私は「はやて」ではなく「こまち」の車両で予約を取ります。
理由は簡単で、E3系の方が車両が新しくコンセントもついております。
ケータイの充電をしたい時やパソコンを使いたい時には大助かりです。

従来線を走行するため車幅が狭く、シートも4列しかありませんが、窮屈さは感じません。
むしろ「はやて」の2列+3列の方が狭く感じることが多いくらいです。