( ノ゚Д゚)こんにちは 金沢文庫店です。

今日の横浜は雨。

ちょっとひんやりとして過ごしやすい気温です。

金沢文庫店は比較的海に近いところなので

風の向きによっては海の香りがする事があります。


お盆の精霊棚にお供えしたものは昔は船に乗せて

川や海に流したものでした。

今も地方では真似事として残っているところもありますが、

「来年もご先祖様が帰ってきますように。」と祈りを込めて

見送る姿は、昔も今も変わらない日本人の優しさだと思います。


なぎさ行き 素足濡れつつ送る灯は 儚き人の御霊(みたま)船かな

 

今日ご紹介するお提灯は 最高峰のものです。

絵の描かれて火袋は一般的に正絹や和紙を10枚ぐらいに分けて

つなぎ合わせて張られていますが、今日ご紹介する提灯は

長い時間をかけて蚕に直接、火袋を張らせていますので繋ぎ目が

まったくありません。

天然の生糸の持つ光沢と所々朧にかすむ張り地の美しさ。

明かりを灯すと、空を流れゆく雲から透かしてみる日輪のごとく、

柔らかで、暖かい光が広がります。

この風情は和紙や正絹の織地ではなかなか表現できるものでは

ありません。

絵柄は、初秋の蔦の葉。緑から紅葉に変わる一瞬の美が手書きで

描かれています。

木の部分は艶やかな黒塗りで堂々たる風格です。

大きさは高さ約93cm、火袋直径約35cm。

お値段は 75000円、本当に良いものを次の世代に残したい方に、、、。

(数に限りがございます)

ご来店 お待ちしております。


      スタッフ   小松


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