渋沢龍彦著「世界の悪女」を読んだYOSHIKIが
エリザベート・バートリーをモチーフにして作った組曲。
バッハのフーガが時折現れるのもポイントです。

ツインギターのハモりが美しく、緻密に作られた旋律ゆえ
PATAもHIDEもかなり苦労して覚えたそうな(笑)
そもそもが譜面14枚の大作だった。
レコーディングでは念願だったフルオーケストラとの共演も果たしている。



今回は「Rose of Pain」を構成している要素、
プログレッシブメタル+クラシック+ゴス(ブラック)という括りでの
オススメの3バンドを紹介します。


まずはこの曲のテーマ、エリザベート・バートリーの物語を
コンセプトにしたアルバム『Cruelty And The Beast』を製作した
UKのブラックデスメタルバンド[Cradle Of Filth]
Beneath the Howling Stars

Xの方向性をよりデスに、スラッシュに持っていったとしたら
クレフィルの楽曲に近くなると思います。
パカパカ叩くドラムとヴォーカルのダニやんの金切り声が
YOSHIKIやTOSHIと比較に出されていた時期もありました。
勿論、あんまり良い意味では無く(汗)

とは言うモノの、このバンドの楽曲センスは相当高く。
デスが平気でゴシック系が好きな人はかなり気に入る筈です。
このアルバムは特に疾走曲が多いので初期Xが好きな方にはおススメ。
ブラストビート多用も聴いてて気持ち良いね♪
(このアルバムのドラムは正直言って下手糞なんだけどw)

2000年を超えた辺りからヘヴィロックを取り入れたり、
バンドとしての楽曲やサウンドプロダクションの質も向上し
バンドとしての知名度や地位も不動の物になっている。
Cradle Of Filth/Nymphetamine

自分はこの頃↑がバランスが良くて1番好きかな?
現在は原点回帰をし、硬派でゴスな楽曲がメインとなっています。


さて、2番手はノルウェーの
シンフォニック・ブラックメタルバンド[DIMMU BORGIR]
クレフィルとディムボガーが世界的に見てもこのジャンルのTOP2である。

自分はココに在籍していたナガシュと言うベーシストが好きで
彼のサイドプロジェクトであるインダストリアルバンドから入ったのだが、
気が付けば本体の方が好きになってしまっていた(笑)
97年の3rdは特に演出過多な感じがツボに入ってしまいました。
ジャケ写のメンバー、グニュウツールみたいだったし(笑)
dimmu borgir/MOURNING PALACE

楽曲は基本的にはクレフィルに近い感じでしょうか?
どちらかと言うと、コチラの方が大仰で演劇ちっくな感じかな?

因みに彼等はアメリカでの活動も成功させています。
オズフェストでの出演を期に米国で注目され、
2007年発売の『In Sorte Diaboli』は
何と米国のビルボード43位にチャートインするという奇跡(笑)を起しています。
彼等の大成功やドラゴンフォースの成功(好きじゃないですがw)を目の当たりにしてると
X-JAPANの米国での成功もあながち有り得ない話では無いんじゃないかなぁ?とも思います。

今年、新譜『Abrahadabra』が発売されましたが、
概ね好評で世界的な売り上げもかなり伸びていますね。
DIMMU BORGIR/Gateways

来年の来日公演も決まりましたので、
気に入った方は音源購入と共に足を運んでは如何でしょうか?
でも、箱が小さいのが気に食わないなぁ‥(怒)


最後はドイツの鬼才、ラルフ・ヒューベルト率いる
プログレとメタル・クラシックの融合バンド[MEKONG DELTA]
当時はテクニカルスラッシュとも称され、
インテクチュアルスラッシュメタル期のMEGADETHが好きな人は
一緒に聴いている比率が高かったですね。

バレエの使用楽曲としても有名な「剣の舞い」のメタルアレンジなど、
ある意味で「Rose of Pain」の音楽性の行き着く先は
彼等の様な楽曲だったのかもしれません。
Mekong Delta/Sabre Dance

復活前のアルバムは全編こんな感じなので
初期X好きの人は気に入る人が多いかもしれません。
自分は、元々中学生の頃はジャーマンメタルやスラッシュメタル大好きだったので
ドンピシャでかなり大好きなバンドでした。
本当にクラシックそのものなアルバム出したりして時は困ったけど‥

一度、活動休止するものの2007年に復活。
メンバーは全然違う面子でしたが、まぁ、ラルフ・ヒューベルトがいれば成立するので
その辺は皆、余り気にはしていなかったりします(笑)
Mekong Delta/The Apocalypt - World in shards

ただ、個人的にはテクニカルスラッシュと言うよりは
クラシック色のあるハードプログレになってしまった印象もあり
昔の様に好んで聴くバンドでは無くなってしまいました。
何か‥クィーンズライチみたい‥ちょい、残念。


今回紹介した3バンド、気に入って下さった方はいるかな?
見た目とか濃過ぎて駄目だったらすいません(汗)

さて、話をRose of Painに戻します。
この楽曲は実は長年、地味にセトリに組み込まれてるんですよね。
ただ、正規の形では無くアコギでだったりする事が多いのですが。
YOSHIKIがドラム叩けないのかなぁ?と勘繰ったりしますが、
今年、フランスはパリで披露したこのヴァージョン、結構好みです♪
RoseofpainI.V-JapanExpo

パワーバラードとして収録し直すのも手じゃないかなぁ?とか思ったり。

本当はこの形で演ってくれると最高なのですが‥
withオーケストラ@NHK-Hallver

楽曲として完璧な完成形ですね。
この日のライヴは海賊盤で持っていますが、
やっぱりちゃんとした商品として発売して欲しいモノです。
ソレだけの価値はあるライヴだったと思います。

「Rose of Pain」はとても質が高く、ヨーロッパ向けの楽曲であるので
ライヴのセットリストに組み込んだ方が良いと思うんですよね‥

一言で言うと‥勿体無い!(笑)
BLUE BLOOD/X

¥3,066
Amazon.co.jp

Cruelty & Beast/Cradle of Filth

¥1,410
Amazon.co.jp

Abrahadabra/Dimmu Borgir

¥1,459
Amazon.co.jp

Kaleidoscope/Mekong Delta

¥2,556
Amazon.co.jp