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閉じない為に心掛けている幾つかのこと

GWに20年ぶりに大学の恩師宅を訪問した。

在学中もかなりの高齢だっただけに果たして元気でおられるだろうかとチャイムを鳴らしてみると懐かしいお顔がそこにある。

御年92歳、奥方様は85歳。
うむ、まだまだ逝かぬほどに元気であられる。
喜ばしいことだ。

恩師のもとを尋ねたのは他ならぬ我が母の気まぐれ。
年賀状の付合いがあったがここしばらく頼りがなく、何気に電話をしてみたらしっかりと愚息を覚えていてくれたとのこと、一緒に出かけようということになった。

凡何に対しても執着というものを持たぬ性格ゆえ、大学の恩師に敢えて会いに出かけるタイプでもない。
しかし「死んでも嫌だ」と思うこと以外はとりあえず「他人の(と言っても母親だが)理屈や行動に乗っかってみるのも良し」とするのを信条としていることもあり、今回の再会に恵まれた。

訪問にあたって用意したのはブロムシュテットのベートーヴェン交響曲全集。
恩師が戦争中に盲腸を患い、病室で慰問に来たオーケストラの第九を聴き、感動のあまり病気が治った、という話を覚えていたからである。
そういった理由で贈り物を用意したと伝えたところ恩師は、

「あぁそうですか」

てアンタ覚えてないんかい!ともちろん突っ込みを入れるわけもなく、1時間ほどお話をさせてもらった。
仕事の話、今の日本のこと、そして話は戦時中に。。。
恩師は戦時中、参謀本部の中核に。
ロシア語が達者だったためソ連軍の暗号解読が恩師の仕事。
ソ連軍の参戦を日本で最初に知ったのは自分だと豪語されておりました。

さてその話の延長線にアレンスキーという作曲家が登場。
懇意にしていた野村胡堂なる人物(「銭形平次」の生みの親)が文学にも音楽にも明るく、一度ギャフンと言わせてみたいとの思いで(おそらく知らぬだろうと思い)アレンスキーをご存知かと問うたところアッサリとレコードを2、3枚聴かされたらしい。

そんなこんなで帰宅の後、アレンスキーを調べてみた。
リムスキー・コルサコフに師事し、チャイコフスキーの影響を受け、モスクワ音楽院教授時代にラフマニノフを輩出したらしい。

というわけでアレンスキーのCDを取り寄せ贈呈することにした。
中にピアノ協奏曲があったので試聴すると、カップリングのボルトエキヴィッチに心を奪われる。
1877~1952というストライクゾーンから大きく外れる時代の作曲家ではあるが、何気に良い。
ソナタや小曲が特にイイ感じだ。
ZEROのマスターが好みそうな曲だナと思いながらCDを5枚ほど注文。
現在2枚が手元にあるが、思いもよらないところで世界が広がった。

死んでも嫌だ、ということは人生それほど多くはなく、自分の世界観を狭めるのは専ら「メンドクサイ」と思ってしまうこと因しているのではないだろうか(と個人的には思っている)。
たかがメンドクサイということだけで世界観を狭めるのはあまりにバカである。
現にこうして他人の理屈や行動に乗っかって世界が広がった。

ありがたい話である。

ボルトキエヴィッチをご存知の方はクリッククリック

吉祥寺ライフ【その2】

さてさて、出張時の航空会社に何かと話題のJALを利用しているわけですが、月に3~4回も東京に行ってますとマイレージが湯水のごとくたまっていきます。
今までそれほど関心なかったのだけどちょっと調べてみました。
今の時点で分かっている今年の出張計画で言うと年末までにあと56回飛行機に乗ります。
2010年間で計算するとTOTAL72回!
むむむ、あと8回乗ればプレミア会員じゃん

プレミアになるとマイルの失効期限がなくなる。
一度プレミア会員になってしまえば資格を失うことがない。
ボーナスマイルが今の倍もらえる。
空港ラウンジに入れる。

ふっふっふっ

なんとかしてあと4回の出張をねじ込めばプレミアだなと。

来年も今年と同じように出張があるとも限らないしな。

ここはいっちょ頑張って仕事しますか。。。

という訳で毎度の吉祥寺ライフなわけですが、先週は喫茶バロックでコーヒー2杯/3時間を過ごして参りました。
新書を1冊読了して手帳2ページに要点をまとめ、次の仕事に生かす計画です。

それからホテルにチェックインし、N○Kの「竜馬伝」観て21:00近くに居酒屋へGo!

どいちゃんの「ホルモンと葱の鉄板焼き」なまらうまし。
今どき珍しいハートランドの中瓶飲んだ後店を出てコンビニで赤ワインとピスタチオ買うてホテルで寝酒。

次回は月末。

次の狙いはハモニカ横丁の「酒処はんなり」。
ハツ元とかいう串焼きをいただいて参ります。


ボクの代わりに出張に行ってくれる人はクリッククリック

ショパン ピアノ協奏曲第一番

中学生の頃なぜか分かりませんがショパンがブームになったことがありました。
普段はクラシックなど聴かないクラスメイトが口々にショパンを語る様を斜に眺めながら、それでも協奏曲にうっとりしていたのを思い出します。

それから30年。お気に入りのBarのマスターが好んで聴くショパンの協奏曲に再度ハまり、ツィメルマン、ソコロフ、ピリス、アルゲリッチと4枚続けて購入し、聴き比べをしております。

雑感。

《ツィメルマン》
超甘くネットリしたこの演奏に心を揺さぶられながらも、時折やりすぎじゃネ?と思う部分も感じ、
☆☆☆☆。
《ソコロフ》
日本ではあまり知られていないロシアのピアニストですが、一部ではものすごく評価の高いソコロフ。
期待が高かっただけにあまりに普通ぽくて☆☆☆。日本人向けの演奏スタイルじゃないのかもしれない。
《ピリス》
この演奏が今回購入したCDの中では最も心にグッときますな。超絶技巧というほど激しくなく、甘すぎず、かと言ってアッサリもしすぎていないので☆☆☆☆☆。
《アルゲリッチ》
名盤の誉れ高い演奏ですが、昔からアルゲリッチのピアノはどこかしら殺伐として荒々しく、ロマンティシズムに欠けるキライがあるように思えます。でもこの曲をこんなふうに演奏するのか、という驚きもあり☆☆☆☆。

詳しく書かないけどフランソワも☆☆☆☆☆にしよっかな。

音楽は「味」と同じで好み(主観)によって評価が分かれます。
好きな曲、嫌いな曲。好きな演奏、そうでない演奏。それは個人の評価で異なります。
だからクラシックの世界は奥が深い。


本年4月に映画版「のだめカンタービレ」の最終版が上映され、中で"のだめ"がショパンの協奏曲を演奏するストーリーになっています。
30年前同様にクラシックに馴染みのない人達がこぞってショパンの協奏曲を語りだすのでしょうな。



ショパン好きな方とzeroのマスターはクリックをお願います 笑