12月19日の天気予報は関東北部は風も無く良さそう。

何回も行く景色のきれいなところはそれなりに楽しい。

初めて行く山は終始緊張感を持ち続ける違う楽しみがある。

今回は初めて行く日光の高山にした。

 

花の綺麗な時期は混雑しそうだが12月の雪の季節はトレースはあるだろうか。

奥日光のライブカメラを見てスパイクアイゼンで挑戦。

行きは東武特急、帰りは池袋までのJR特急を予約した。

トレースがなければ諦めるのも選択肢ウインク

 

2025.12.19

小竹向原(0651)電車新幹線後ろ-池袋・日暮里・北千住経由東武日光(0825-42)-バス龍頭の滝上1350m(0946-59)-高山1667m(1135-50)-熊窪分岐1570m(1215)-幕張峠出合(1249-58)-石楠花橋-赤沼バス停1391m(1320-49)-バス湯元温泉(1410-50)-バス東武日光(1610-39)-新幹線後ろ池袋(1829)電車-小竹向原(1930)

 

ワカンを持って行くか迷ったが軽さ優先で持たず。

カメラの電池暖房用にホッカイロ持参。

谷川岳山頂付近より気温が高くカイロは使用せず。

スパッツは前回夏用でチャック部分が凍ったので今回は冬用を持参。

 

龍頭ノ滝上のバス停を降りたらPに1台停車。

道路の雪が凍っていて滑らないように歩く。

スパッツとストックで歩き始めるが、登山道に入り直ぐにスパイクアイゼン着用。

 

鹿避けゲートをくぐりトレースのある登山道を進む。

最初大きく北斜面をトラバース気味に進む。

雪で登山道は隠されていてトレースがあり、おかげでRF時間を節約。

 

案内板

このような案内板や方向表示板が登山道沿いに複数ある。

登山道がはっきりしないときこれを探すと登山道がわかる。

気温は氷点下だが風がないので寒さは感じない。

 

登山道の雪

尾根に出ると少し見晴らしが効く。

日陰の雪は氷点下でサラサラ。

トレースがあっても雪の下に根があったりで夏より時間がかかる。

 

中禅寺湖

南側に中禅寺湖が見えた。

 

太郎山

暫く尾根沿いに登ると戦場ヶ原の向こうに太郎山が見えた。

冬の青空が眩しい。

 

高山山頂

山頂展望は木に囲まれていて今一。

滝上バス停から90分ぐらいで到着。

コースタイムは70分だが積雪でこのくらいかな。

(と自分の体力減退をごまかすショボーン

 

白根山方面

木が邪魔をしていて山座同定が難しい。

 

山頂から直ぐに西当面に下る。

一人分のトレースでルートがわかる。

途中で明らかにトレースはショートカット気味に行ったので

私も登山道ではなくトレースを信じた。

 

トレースは熊窪分岐付近で中禅寺湖方面に行き、熊窪分岐から小田代原方面はトレースなし。

50㎝程の積雪で道形はよく見るとそれらしきがわかる。

計画当初は湯滝まで歩こうかとも考えていたが、トレースなしだと時間もかかり疲れる。

温泉に入るためにはバス停に出てバス利用が賢明。

 

熊窪分岐付近

トレースが無くなりヤマップの地図で方向を確認。

トレース無しだとRFが大変で時間がかかり体力も使う。

変なところに行くと腰まで雪に埋まる。

体力消耗しないように沈まない所を狙って歩く。

 

道形

地図で道形を探すと見つかった。

鹿避けゲートを通り抜け、道形らしいところを進む。

 

振り返る高山と自分の足跡

天気が良くて見晴らしが効いてよかった。

左の鞍部からトラバース気味に登り山頂から右方面に下った。

 

幕張峠への道

目印がなく何度もヤマップ地図で確認。

 

白樺林

積雪は30-50㎝程度だろうか。

鹿避けのゲートが17か所設置とのことだが鹿の足跡は沢山ある。

ゲートのドアが雪で動かなくなり開いたままになっている所もある。

 

低公害バスの走る道路に出てやっと雪の道脱出。

道路は最近走ったと思われるタイヤ跡があり雪は付いてない。

アイゼンを脱いで足が軽くなった。

低公害バスは積雪期も走っているのかな。

積雪期にも走っていれば観光客に喜ばれるだろう。

危険管理を考えれば難しそう。

 

石楠花橋から

遊歩道が湯川の脇にあるがトレースも小さく、雪の消えた舗装道路を進む。

赤沼バス停で30ほどバスを待ち湯元温泉に。

 

赤松バス停より男体山

普段見る台形ではなくスマートな三角形。

 

赤松バス停より太郎山

戦場ヶ原越の太郎山で空が青い。

 

バスで湯元温泉に行き、乳白色の露天風呂に浸かった。

何回か利用した湯の香は既に閉鎖、他にも閉鎖の日帰り温泉が多い。

1200円と少し高いが奥日光高原ホテルでの風呂は貸し切りだった。

 

雪の温泉付きトレッキングは至極ニコニコ

帰りのスペーシアの予約があったので早めのバスに乗った。

帰りのバスから見えた湯ノ湖は半分氷っていたように見えた。

 

標高差:317m

緑濃き雪見温泉一人きり

 

終わり