今だから言えるヤバかった話 | 時々、TDRの風景観察

時々、TDRの風景観察

TDRの風景観察から始めたブログですが、
年パス更新を停止中の為、ブログタイトルを「時々・・・」に変更しました。

ありがちなタイトルですが、

本当にヤバかった というか、運が良かった

という話です。

 

トレイル・デビューだったGW最終日

絶景を堪能し、ひとしきり走って、

別尾根の、次なるトレイルへ進もうとした時の事でした。

 

そこは国道脇からの、石がごろごろした細い道でした。

ゴロゴロの不安定な細い道をMTBで上ります。

 

この真ん中の細い道です。

 

実はこの道、

今ではこうなってます。

石垣の上に、落下防止が目的の

柵というか、パネルというか、鉄板が立てられています。

 

ガードレールの支柱くらいの丸パイプを支柱として

鉄のパネルが括り付けられているという

かなり無骨なフェンスです。

 

この時、もうひとっ走りしてからお昼ごはんという事で、

このあたりに詳しい男性陣は先に行き、

かのあさんとYuuさんと私だけとなり、

ちょうど女性陣に挟まれる形で私が上り始めました。

 

ちょうど斜面の中間くらいに来た時でしょうか、

ふらっとバランスを崩してしまい、

なすすべも無く、MTBごと右側に倒れてしまったのです。

 

進行方向は下から上へ、

右側へ倒れたという事は道路側に倒れたのです。

詳しく覚えてはいませんが、

上の写真でいうところの真ん中あたりだったでしょうか。

 

無骨なフェンスが目線の高さくらいだったらよかったのですが、

タイヤの接地面より下だった事は覚えています。

そうなると、倒れたというよりも

落ちた! に近い状態です。

 

なすすべも無い状態の あっという間だったので

ハンドルは握ったままの状態で、そのまま落下です。

 

あっと思った時に、

一瞬、無骨なフェンスが間近に見えたのは覚えてます。

しかも、支柱のポールも見えました。

 

見事にフェンスに激突しました。

横ではなく、上から・・・。

 

 

 

 

 

ここからが奇跡です。

 

 

まず、フェンスが無かったら国道まで落ちていたでしょう。

直接的に落下していなくても、バウンドして落ちたと思います。

 

フェンスがあったおかげで落ちずに済みました。

落ちたところに車が通っていたら、間違いなく・・・。

。(;°皿°)

 

 

 

落ちはしなかったのですが、フェンスにはぶつかりました。

自力で立ち直れて、体と自転車をチェックしたところ、

自転車はほぼ無傷でした。

 

自分は首というか顎を打っており、

顎に違和感があるものの、噛めるし、口は動くしで、

特にリタイアするようなダメージは感じなかったので

そのままMTB遊びを続行しました。

首に丸い痕は付きましたが、出血もなく、
当然その後のご飯も食べられました。

自分の食料は車の中に忘れていたけどね!

食料を恵んでくださったみなさま、ありがとうございました。

 

まぁ、強く噛むと痛かったんですが、

食べられないという訳ではありませんでしたから。

 

 

 

で、この時の奇跡!

 

いきなり骨格図

首に付いたアザと痛みからすると、

この黒丸の部分がぶつかってます。

 

丸い形がくっきりと浮かびあがっていたので、

支柱に首と顎がぶつかったようです。

瞬間的にポールは見えたので間違いありません。

 

この丸い部分で、自転車を含めた落ちた自分の質量を支えたのです。

荷物を含めて80kgくらいの重量に加速度が加わってます。

計算は苦手!

 

ちょっと位置がズレていたら・・・

首が折れても、頭を打っていても、目を打ちつけていても

おかしくありませんね。

( ̄Д ̄;;

 

 

フェンスは鉄製の板だったので、

マリーアントワネットのように

スパッ! といってもおかしくはありませんでした。

(゚_゚i)

 

 

今度は筋肉付き画像です

 

さすがに打ちつけているので、肉は腫れました。

一週間くらい 小太り爺さん あ、まちがえた こぶとり爺さん 状態でした。

 

ですが、口は開けられたし、話は出来たし、物は食べられたので

機能性は落ちたものの壊れはしませんでした。

 

あたり所が良かったとしか言えません。

 

骨が折れてもおかしくないような場所でしたが、

骨に影響は出ませんでした。

固い部分だし、可動部が近かったので

うまく力が逃げたのかなと思います。

 

 

 

また、円の中央にあたる顎の角の部分は

少しですが出っ張っています。

激突したのが ガードレールの支柱のように、

パイプの上が蓋されている支柱だったとしたら・・・

おそらく顎は砕けていたでしょう。

(((( ;°Д°))))

 

なんと、支柱に蓋は無く、中空き状態だったので

顎が砕かれるのは免れたのでした。

 

 

 

兎にも角にも、

不幸中の幸い、九死に一生を得た としか言いようがない、

実はヤバかった状態だったのでした。

 

 

とにかく、一緒に行ったみなさんに迷惑をかけずに済んだので

良かったのでした。

 

 

 

 

で、最後に も一つ奇跡が、

 

奇跡が起きた場所は国道脇なので

グーグルマップのストリートビューでも見れました。

最初の2枚の写真はストビューから拝借してます。

 

しかも、私の下手な説明では判らないだろうという事を見切ったかのように、

進む方向によって、フェンスのある、無しのストリートビューになっていたのでした。

ストリートビュー・カーが通った2つの時期が交差する場所で、

上り、下りで使用前、使用後的なストリートビューが見れるのでした。

これも十分 奇跡のような気がします。

 

 

もしかして、俺、神ってる!!?

もはや死語・・・?