スズキ、鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表

3月にスズキから、「環境性能技術の開発を目的として鈴鹿8耐に参戦する」というニュースリリースがありました。

クラスは「エクスペリメンタルクラス」で、燃料、タイヤ、オイル、一部のパーツにサステナブル・アイテムを使用し、環境性能に配慮した新技術の開発を目的としたクラスです。

スズキのワークスとしては、レース活動から完全撤退していたので、とても驚きましたが、嬉しかったです。

この時はライダーは未定でしたが、プロジェクトリーダーはMotoGPのスズキワークスチームのリーダーだった佐原さんが務めることが発表され、それも嬉しかった!

そして、今回、ついにライダーが発表されました!

なんと、かつてヨシムラに在籍し、桜井ホンダでJSB1000クラスに参戦した2021年に年間ランキング3位、2022年には2位まで登りつめた濱原颯道(そうどう)選手が参戦! やった!

ソードー選手と言えば、桶川スポーツランドの新コースで、モタードで40秒台で走る人です! 速い! 速すぎる!(笑)

Moto2の小椋選手や、JSB1000の野佐根選手とは旧知の仲で、全日本ロードレース選手権のYouTubeの中継でも、素晴らしい解説をしてくれています。
ZX-4Rのインプレも良かった。

全日本ライダーがガチ走行】カワサキ ZX-4R / 4RR 試乗インプレ

そしてもう一人が、長年、エスパルス・ドリーム・レーシングからスズキ車で参戦していた生形秀之選手!

昨年から今年は怪我で、ライダーとしてのレース活動からは遠ざかっていましたが、2022年には8耐で4位に入っているので、こちらも期待大です!

あとは、世界耐久選手権に参戦中のヨシムラの現ライダー、エティエンヌ・マッソン選手。

なんだか、通常のEWCクラスやSSTクラスに出ても勝てそうな布陣じゃないですか(笑)。

鈴鹿のレースは、加藤大治郎が事故で亡くなったMotoGPのレースを見に行って以来、行ってませんが(シケイン手前のストレートのスタンド席で観戦していました)、今年の鈴鹿8耐はチームカガヤマからドゥカティのSBKワークスマシンも出るし、久し振りに鈴鹿に行きたいなぁと思いました。