僕はさまよえる魂、帰り着く家がない。 最高の歌詞だと思う。
ミック・ジャガー版の“ライク・ア・ローリング・ストーン”とも言うべきか。ミックのピーターパン・コンプレックスが解消され、ストーンズとしても新たな成功を手にした自信からか実にミック・ジャガーらしい黒っぽいアルバムになっている。 特にポップ・スターを目指した前作から比べても違和感が少ない。
プロデューサーをリック・ルービンにした事が功を奏したのだろう。シンプルでありながら力強いサウンドに向かうミックのボーカルが実に気持良い。 ミックがミックである事を肯定している。このアルバム以降のストーンズ・サウンドにはミックのブルージィなボーカルが完全に復活している様に思うのは気のせいか。ブログを書くにあたってはタイトルが大事だと思っているのでこのアルバムのタイトルからアレンジもせずに使う事にした。“ワンダーリング・スピリット”スガシカオは“僕のいやしき魂よ、ヒット・チャートを駆け抜けろ”と歌った。僕のさまよえる魂がキャッチしたことはどこにも駆け抜けないかもしれないが書いてみることから始めよう。書いてみないことには始まらないから。