日本政府、50年債の発行を検討=関係筋
【東京】日本政府は戦後最長の年限となる50年物の国債発行を検討している。日本銀行の金融緩和で生まれた低金利環境に乗じる。事情に詳しい関係者が明らかにした。←これだれや?
日銀がデフレ脱却対策の一環としていずれこの国債を購入するようであれば、政府の経済対策は「ヘリコプターマネー」に類似したものになるとの観測が強まる恐れがある。
関係者によると、政府が50年債の発行を決断した場合、その詳細は安倍政権が近く発表する経済対策の一環として公表される可能性がある。50年債は早ければ本年度中に発行される可能性もあるという。
関係者はまた、政府が50年債発行の余地を作るため、本年度予定しているより年限の短い国債の一部について発行の減額を検討していると述べた。さらに、40年債の発行を増やすことも考えていると関係者の一人は語った。
財務省は事実否定