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そろソロ一歩

ブログタイトルの“そろソロ一歩”とは、遅ればせながら人生の再スタートで一歩を踏み出そうという気持ちを込めました。
そして、日頃単独行動が多いため「単独=ソロ」という意味合いもあります。

見てきたよ、九重山のミヤマキリシマflower1

昨年は時間切れと悪天で断念したけど、リベンジ達成(^-^)/

期待通り見事な咲きっぷりに大満足。


昨年の失敗した教訓を生かし、登山口を長者原に変更。

出発時間を2時間早めて、まだ夜の明けない4時半とかなりの早立ちとした。

ヘッデンを灯しながらスタート。


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ほとんど水のない雨ヶ池 この辺りで夜が明ける


雨ヶ池越から坊ガツルまで一気に下ると、空が若干ガスってきた。

昨年に続いてまたか‥、と気落ちするが、予報通り晴れることを願って大戸越へと向かう。

坊ガツルのキャンプサイトには多くのテントがあり、学生さんらしい団体もいた。


大戸越へ登り着くと、登山者の数がグッと増えた。

私が昨年たどった男池からのコースを登ってきた登山者たちのようだ。

しかし、この辺りのミヤマキリシマはほとんど枯れていた。

一体、なぜ?


地元の登山者の話では、キシタエダシャクという蛾の幼虫(いわゆるシャクトリムシ)が大量発生したため、その食害にやられてしまったらしい。

かなり落胆したが、山頂付近は見頃だということで、気を取り直して平治岳山頂へ向かった。


花の時期には混雑するためか、山頂へは登りと下りそれぞれ専用の道が付けられている。

登るにつれてちらほらと花が見られ、山頂手前の小ピークから山頂にかけて期待通りミヤマキリシマのピンクに覆われて目を見張った。

1年待って待望の花たちにようやく会えた感激はひとしおだ。

空も晴れてきて、大船山に黒岳、そして眼下の坊ガツルと三俣山や九重の山々が見えて気分は上々♪


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平治岳山頂から北に延びる尾根辺りが見事だった


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ミヤマキリシマのピンク色に染まった平治岳山頂部


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平治岳山頂にて バックは三俣山や九重の山並み


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平治岳から望む大船山


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平治岳から三俣山


平治岳山頂部は期待通り、ミヤマキリシマが咲き乱れていた。

しかし、周りの登山者の話を聞いていると、花の付き具合はこれでも昨年の半分ほどだと言う。

ちょっと時期が早かったのか、それとも例の食害の影響か‥。

この倍ほども花が開いたらどれほど見事なのだろうか見てみたいものだ。

虫食いといい今年はちょっとハズレの年なのが少し残念だが、まあ、それでもこれだけ咲いていれば良しとしよう。


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山頂北側尾根の群落 ここが一番のビュースポットか


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それにしても見事な群落♪


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大戸越への下り途中から坊ガツルを囲む九重の山々


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大戸越から平治岳山腹にかけてのミヤマキリシマは食害で壊滅状態


大戸越へ戻り、このまま大船山に向かうか迷った。

大船山には過去に山頂まで登ったことはあるが、ミヤマキリシマの時期ではなかった。

平治岳と並んで見応えがある山だが、ただ、満開時にはちょっと早いのではないかという声も聞こえる。

予定では未踏の三俣山には登るが、大船山には寄らないつもりだった。

日帰りで両山に登るとなると、かなり厳しいだろう。

飛び込みで法華院温泉に泊まれたとしても、天気予報では明日は雨になるらしいし‥。


悩んだ末、大船山はパスして、三俣山を登ることにした。

大戸越から坊ガツルへの下りでは、登る人とひっきりなしに行き違った。

坊ガツルはひと気が少なく、ひっそりとしていた。

ほとんどの登山者はミヤマキリシマ観賞のため山上を逍遥しているのだろう。


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坊ガツルから三俣山


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坊ガツルより平治岳を振り返る


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坊ガツルからの大船山 この山にも登りたかったのだが‥


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九州最高所にある温泉「法華院温泉山荘」


法華院温泉で休憩する。

初めて九重山を訪れた4月上旬、雪の舞う中を歩いてきてここに泊まったことがあるが、宿泊者は私1人だけの貸切状態だった。

その翌日に大船山を登り、中岳から久住山を周遊して長者原に戻ったんだっけ‥。

山荘前のベンチに座りながら、懐かしい過去の記憶に浸った。


山荘裏手からすがもり越へと登るが、過去に訪れた時にはなかった真新しい砂防堤に違和感を覚えた。

疲労と暑さでバテ気味になりつつ、荒涼とした北千里浜を通過。

さらにひと登りしてすがもり越に登り着く。

見ると三俣山の登山道を下る人、これから登る人が何人かいた。

石造りの休憩所で休んでから、最後の頑張りと気合を入れ、三俣山への登りに取り付いた。


この三俣山は名の通りピークが3つに割れているかと思いきや、実際には5つほどピークがある。

しかも実際に登ってみるとそれぞれのピークは結構離れていて、おまけにアップダウンもきつい。

ここまで10時間ほど行動した後だからそう感じるのかもしれないが、結構登り甲斐のある山だ。


西峰から本峰へ登り返した分岐に植生保護の看板はあるが、道標がないので初めは本峰がどこかわからず、奥に見える南峰を本峰と勘違いしてしまった。

分岐を直進して鞍部に下ったところでもしや、と思って引き返して分岐を右に進むと本峰山頂があった。

分岐に道標があれば余計な労力と時間を使わずに済んだのに(w_-;


そして、この山も平治岳ほどではないものの、本峰の西峰側山腹にミヤマキリシマの群落があった。

しかし、本峰から南峰周辺は件の食害で無残に枯れていた。

そして、平治岳ではほとんど見なかったのだが、ここにはその食害の張本人である、おびただしいシャクトリムシがうごめいていた(一応画像を載せておいたが、グロ注意!)。

足元の岩にビッシリ張り付いていたり、樹林帯では頭上の枝からミノムシみたいに何匹も垂れ下がってたり‥。

気が付くと帽子やザック、衣服に2、3匹ほど付いてたりするので、この手の虫に弱い方は卒倒モノである(((゜д゜;)))


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北千里浜から硫黄山と星生山を望む


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最初に登り着いた三俣山・西峰


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コイツがミヤマキリシマを食い荒らした犯人(グロ注意!)


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ちょっと迷いながらも三俣山・本峰に無事登頂


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ついでに南峰にも登っておいた 本峰よりわずかに低い


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三俣山のミヤマキリシマ 平治岳ほどではないがそこそこイイ感じ


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西峰からの下りで眼下に北千里浜,九重最高峰の中岳と奥に久住山


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噴煙を上げる硫黄山と星生山


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三俣山を登り終えてすがもり越へ戻る


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鉱山道路から見る三俣山


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長者原に無事戻って長い長い山歩きを終えた


すがもり越か三俣山をピストンし、あとは長者原へ下るだけだが、途中からの鉱山道路が結構長く感じた。

しかも、コンクリートの舗装路は長時間山を歩いてきた足にはかなりこたえる。

過去にもこの道を長者原まで歩いたが、こんなに歩いたという感覚はなかった。

疲労のせいか、それともトシなのか(T_T)

足がパンパンになりながら、ようやく出発点の長者原に帰ってきた。


出発したのが4時半で、帰着したのは18時ちょうどなので、何と行動時間は13時間半!

休憩を除いても10時間は歩いただろうか(;^_^A

久々の燃焼しきった山旅だった。


[山行日:2015年6日1日]


[コースタイム]

長者原4:30→雨ヶ池越5:45→坊ガツル6:20→キャンプ場6:30~6:40→大戸越7:35~7:40→平治岳8:30~9:15→大戸越10:00~10:10→坊ガツル10:55→法華院温泉11:10~11:35→北千里浜12:30→すがもり越12:40~12:55→三俣山・西峰13:25~13:40→三俣山・本峰14:35~14:45→三俣山・南峰15:05~15:25→すがもり越16:30~16:45→長者原18:00