メタルヘッド(2010年 アメリカ)
監督:スペンサー・サッサー
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ナタリー・ポートマン

母親を交通事故で亡くし、心に深い傷を負った少年TJと、父親の二人。いつまでも立ち直れず、すっかり生気を失った生活のなかでTJはひょんなことから長髪に上半身裸の粗暴な男ヘッシャーと知り合う。予想不可能な行動をとり続けるヘッシャーは何故かTJの家に住みついてしまう。目的もなく破壊行為を繰り返すヘッシャーだが、少しずつ家のなかに活力が取り戻されていくのだった・・・

荒くれ者のヘッシャーに、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。500日のサマー等、神経質そうな線の細い印象が強い俳優さんですが、今回はヘビメタ野郎でした。一筋縄ではいかないヘッシャーをしっかり演じきっていました。ジョン・キューザックの位置に居れる俳優さんですかね。そしてスペンサー・サッサーの荒々しい演出、登場人物たちを荒治療で立ち直らせるヘッシャーと被るところがありますね。何故か好感が持てます。ナタリー・ポートマンが制作に名を連ね、暗いスーパーの店員の役で登場してました。とても楽しそうでしたね。

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こんなんが勝手に住みついたら困るなぁ
ハート・ロッカー(2008年 アメリカ)
監督:キャスリン・ビクロー
出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー

イラクでのアメリカ陸軍爆発物処理班の任務を描き、2008年のアカデミー賞作品賞を受賞した作品。

イラクで任務遂行中のアメリカ陸軍爆発物処理班に殉職者が出たため、新しくジェームズ二等軍曹が迎え入れられた。初日から型破りな方法で爆弾処理を淡々とこなしいくジェームズに戸惑いを隠せない処理チームの二人だが、衝突しながらも次第に結束を深めていく3人。しかし次第にエスカレートしていくジェームズの行動により、任務が混乱していく・・・

アカデミー賞作品賞なんですね。一つ一つのエピソードは面白いものの、トータルで素晴らしい映画かというと、そう印象に残りませんでした。これは戦争を肯定しているのか、反戦映画なのかよくわかりませんでした。プラトーンなんかは無情さを伝えていたと思うのですが、正直、何を伝えたかったのかよくわかりませんでした。戦争に行った者の気持ちを代弁し共感を得たのでしょうか。この年の賞レースは元夫婦対決だったようですね。アバターも観ていませんが、個人的にはマイレージ、マイライフの方が断然好きですね。ただアカデミー賞作品賞かというと、それも難しいですね。


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ロマンシング・ストーン (1984年 アメリカ)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:キャスリン・ターナー、マイケル・ダグラス、ダニー・デーヴィット

人気ロマンス作家のジョーン・ワイルダー。トラブルに巻き込まれた姉を助けるためコロンビアに向かったが、秘宝をめぐっての争奪戦に巻き込まれてしまう。

久しぶりに観ました。当時のアドベンチャーブームにうまく乗っかって作った楽しい作品です。この映画はマイケル・ダグラスの優柔不断さがいいですね。ちょっと大人向けですが、子供たちも十分楽しめたようです。ロバート・ゼメキスも、「ユーズド・カー」後の、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」前で、いい感じですね。皆が楽しそうです。
無理なく、派手過ぎず、でも流れるように展開するストーリー、好感持てますね。今、こういう映画を撮ると多分ありえないくらい派手なアクションになるんでしょうね。落としどころが難しいですね。

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デビット・リンチ監督の「イレイザーヘッド」、観てませんが、何故かサントラを持っています。当然、ジャケ買いなので殆ど聴いてません。今日、ユニクロに行ったら、昨年の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」Tシャツに続いて、まさかの「イレイザーヘッド」Tシャツが登場! なんの躊躇も無く買いましたが、これを着て寝ると悪夢を見そうで、着るのは躊躇してます・・・

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バタフライ・エフェクト(2004年 アメリカ)
監督:エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバー
出演:アシュトン・カッチャー

アシュトン・カッチャー主演のタイムスリップサスペンス。
バタフライ・エフェクトとは、一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きる、というカオス理論。過去の選択が、将来の出来事に大きな影響を与える、ということで、過去の書き換えを試みた男の話。

エヴァンは少年時代に何度も記憶を喪失していることから、その治療の一環で精神科の医師より日記をつけるよう勧められる。一方、記憶をなくす都度、何か事件が起こり、その結果、幼馴染のガールフレンドや、友人との仲が引き裂かれてしまっていたことに胸を傷めていた。大学生になり、ふと手にした幼い頃の日記を読んでいると、過去の記憶を失くした地点に戻ることを体験してしまう。そしてそこでとった行動により、現在の世界が全く違ったものになることに気づいてしまったエヴァンは失ったものを取り戻そうと過去の書き換えを試みるのだが・・・

一つのタイムスリップの考え方ですね。
過去の記憶の空白地点に未来から戻り、そこでとった行動により未来が変わってしまう。あっちを立てれば、こっちが立たず、というのは面白かったですね。飽きずに最後まで観れました。ただ、後になって映画自体の世界観が小さ過ぎてどうでもいいや、と思ってしまうところと、設定がちょっと甘すぎる点がもったいない気がしました。若者向けかなぁ・・・
とは言え理論が面白いので続編が何本か出ておりますね、面白いのでしょうか、・・・あまり気にならないところが残念ですね


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