オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~(2013年アメリカ)

<all is lost>

監督:J・C・チャンダー

出演:ロバート・レッドフォード

大海原で単独遭難した男の極限のサバイバルをロバート・レッドフォードが演じきった。
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自家用ヨットでインド洋を一人で航海している男。ある日、運悪く漂流しているコンテナにぶつかり、船体に穴が開いてしまう。それにより通信機器が浸水し壊れてしまい、一切の通信手段を失ってしまう。船と通信機器の修理を試みるも、遠くから嵐が近づいてくるのが見えるだった・・・
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久しぶりのレッドフォード。何歳になっても素敵な男性で、羨ましい限りです。映画は一切の説明を排し、航海する男を淡々と映しておりますが、そういう潔い演出にとても好感を持ちました。1人でいる孤独感を共有できたし、ずっと一人でいるとうまく声が出なくなる感じも良くわかりますね。僕なんかはずっと独り言や歌なんかを唄っていると思いますが・・・
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ここ数本観た中で良かった「ゼロ・グラヴィティ」と「キャプテンフィリップス」の合わせ技なれど、最後までじっくりと楽しめました。しかし旅は好きですが、船旅はあんまり好きになれないのは、嫌になっても急にやめれないところですかね。この時代になっても大海原に放り出された時の孤独感や、自然に対する無力感を知らしめられる恐怖があるんでしょうね。

丁度休暇でロンボック島に行ってましたが、シュノーケリングしてても上手く身を操れない自分が嫌になりますね。ついでにロンボック島の写真です。バリ島よりいいですね。photo:04

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とてものんびりできました。



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ゴースト・ドッグ(1999年 アメリカ/フランス/ドイツ/日本)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:フォレスト・ウィテカー、ヘンリー・シルバ

「葉隠」をバイブルに孤独な殺し屋ゴースト・ドッグと、年老いたイタリアン・マフィアとの闘いを描いた超異色作。
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ゴーストドッグと呼ばれる一人の殺し屋。「葉隠」をバイブルにし、唯一の通信手段は伝書鳩を使用し、ストイックに孤独な生活を送っている。
彼は過去に命を助けてくれたイタリアンマフィアの一人に恩義を感じているが、ある事件をきっかけに、その一派から逆に命を狙われる羽目になるが・・・

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恐ろしくオフビート。フォレスト・ウォティカー演じる武士道かぶれのポチャ系殺し屋と、高齢化の問題を克服できずにお爺さんだらけのイタリアマフィア。これで客は呼べたのだろうか。この企画が通ったのもすごいし、この企画を立ち上げたのもすごいです。ジャームッシュしか撮れない、というか撮らない。

ただ、嫌いじゃないんですよね、こういう映画。監督が自己鍛錬のために撮ったような映画。音楽もなんか恰好いいですし、以前、どこかの映画ポスター屋さんでこの映画のポスターを見て、欲しくなりました。すごく高かったので手が出ませんでしたが・・・

これがそのポスターです。なかなか格好よろしい。
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しかし、ポチャ系殺し屋と高齢化マフィアの闘い・・・すごいね、ジャームッシュ。

鬼のように忙しくてなかなかブログ更新ができませんね。

映画はできるだけ観ていますが・・・・


最近のリストです。


赤ちゃん泥棒:MYベスト9位。やはりスピード感がすばらしい。


ゴースト・ドッグ:おそろしくオフビートなジャームッシュしか撮れない、いや撮らない映画。


ホリディ:私的に久しぶりにNG


イノセント・ガーデン:やはりバイオレンス映画は置いてかれるなぁ


恋はデジャヴ:何度観てもすばらしいですね。本当に素晴らしい。


トリコロール 青の愛:久しぶりのキシェロフスキの演出に触れる。

トリコロール 白の愛:滑稽な愛の形

トリコロール 赤の愛:生きていく、人生への愛を感じる。

ブレードランナー:やはり世界観がいいですね。いろんなバージョンがありますが、ラストがサッと終わるすっきりした後味でした。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬:意外と楽しかったです。

泥棒成金:面白かったですが、ドキドキ感が足らないかな。

コンティジョン:シュミレートはいいんですが、好きな映画かといわれるとそうでもないですね。

マッドマックス2:これも世界観がすばらしいですね。英語で観れるのですが、やはりなまりがすごいね。

紳士協定:ヒッチコックと勘違いしてました。エリア・サガン監督でした。これはいい映画でしたね。テーマに対する真摯な演出がすばらしいですね。

180°SOUTH:トラベルドキュメンタリー。小さなところでぐつぐつ煮えながら仕事をしている僕にとっては、開放感のあるいい時間でした。

ザ・ファイター:飛ぶ鳥を落とす勢いのデヴィッド・O・ラッセルに興味を持って観ました。すばらしいスピード感と、生活臭でしたね。続く2本もすごく観たくなりました。

ブログ無理せずゆっくりアップしていきます。

キャプテン・フィリップス(2013年 アメリカ)
監督:ポール・グリーングラス
出演:トム・ハンクス、バーカッド・アブディ

2009年に実際にソマリア沖で海賊に襲撃された貨物船マースク・アラバマ号。その船長、リチャード・フィリップスと海賊たちのやりとりを緊張感溢れる演出で描く。
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2009年4月、ケニアへ援助物資を運ぶアメリカの貨物船マースク・アラバマ号は船長のリチャード・フィリップスの下、順調に航海していた。しかし、ソマリア沖を越えるとき危惧していた海賊が現れる。小さなボートに乗ったたった4人の海賊に意図も容易く乗っ取られるアラバマ号だったが・・・
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ソマリア沖の海賊の話は知ってますし、今住んでいる国の海域にも海賊が出没しますが、それでも船に乗らないので身近な出来事には感じません。しかしその恐怖、破れかぶれの者を相手に交渉する難易度や、海上での孤立感、ヒシヒシと感じました。武器らしきものも何も持たず航海しているのは意外でしたが、たった4人の海賊にあれよあれよと言う間に乗っ取られてしまう現実。正に実話ベースだけに、起こりうるわけですね。いやぁ、どっと疲れました。最近ではGRAVITYも疲れましたが、この映画も引けを取らず疲れますね。
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演出もとことんリアルさを追求していて、描写や、舞台も素晴らしいと思います。映画全編を通して、リアルさを追求したリサーチ、演出は確かなものだと思いました。海賊たちの環境、航海中の船の様子、軍の対応等、作り物の感じは全くせず久し振りに観入った感があり、大変満足した一本でした。
アカデミー賞が全てなわけじゃないのでどっちでもいいですが。作品賞をいれて監督賞は選出されなかったのですね。昨年度もそうでしたが、去年よりも残念に感じますね。
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殺される恐怖というか、銃が暴発しそうで怖いです・・・



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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年 アメリカ)
監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド

人間を擬態するエイリアンとの戦いを描く。82年のジョン・カーペンター監督版の前日譚。
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南極大陸の太古の氷層から未知の生命体が発見された。古生物学者のケイトは調査依頼により、ノルウェー基地に送り込まれるが、その謎の生命体が蘇り、隊員を襲い始める。その生命体は人間に取り憑き、擬態するため、周りの人間は誰に取り憑いたのかわからず疑心暗鬼になるばかりだった。
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特に観る気はなかったのですが、ライブラリーの整理で確認していたら娘が主人公の女の子が可愛いから観るとのことで急遽鑑賞。もちろん覚悟して観るようには注意済。でも特にギブアップもなく最後まで鑑賞されてました。多分、バイオレンスの方がダメなんでしょうね。SFは大丈夫のよう。
82年のカーペンター版はとてもグロくて大好きでした。サスペンス感とSFがうまくまとまっていたし、なにしろ特撮の迫力が凄かったですね。絵面が凄かった。今回はCGで表現力を増すわけですが、特撮派としてはまぁ、そう感動もしませんが、サスペンス感をある程度大事にしているところは意外に良かったかな。各クリーチャーが正体を明かすのが結構早いかな、もう少しもったいぶってもいいと思いましたが、今はせっかちなんでしょうかね。でも前作へのリスペクトは十分に感じられる作品にはなっていたのではないでしょうか。

82年度版の話をする時にいつも思い出すのが、当時同時期に上映していた南極物語。映画館の予告編で南極を犬が走っているシーンが登場し、南極物語の予告が始まったと思ったら、犬がビュンビュンいい出してえらい事になるのを唖然として観てたのを思い出します。
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この娘が可愛いと娘が仰ってました。